身近だったはずなのに個人的に縁遠い飛行機というのがある。
たとえば最近、旅客機としては姿を消したMD-11もそうだ。
JALの導入前にシステムなどについてはみっちり取材したが
実機が就航したあとに乗ったという明確な記憶がないのだ。
海外航空会社のMD-11には何度か取材で乗ったが、
いちばんの思い出はエコノミークラス2-5-2席の真ん中で
成田からシカゴまでを飛んだ地獄のようなフライト。
これでMD-11を好きになれと言われても・・・無理(苦笑)。
だから旅客型が消えたと聞いても、特別な感慨はなかった。
※写真はシミュレーターに空の画像を合成。