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2014/10/15

わざわざ埋める理由

Saab340af_1
旅客機を貨物機に改造するときには窓を埋める。
アクリル窓をアルミ製のプラグなどと交換するのである。
景色を楽しまない貨物には窓が不要というのはわかるが、
作業の手間や費用を考えると、そのままでもいいのではと思う。
あるいは上から色を塗ってしまうだけでも。
しかしアクリルは紫外線などによって劣化するため
そのまま残しておくと整備点検の手間が増える。
また重量的にもアルミ板に替えた方が有利なようで、
あるメーカーの資料では窓1枚あたり約1.2kgも軽いらしい。
にわかには信じがたいが、牛乳パック1本分以上も軽くなる。
747-400だと1機あたり200kg以上にもなる計算だ。

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