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2014/08/18

写真に写らないもどかしさ

翼の上で細い影がミミズのようにのたうっているのが見えた。
だいたい翼弦長の半分からやや後方にかけてを移動する。
影といってもごく薄い、濃度差があるという程度のものだ。
Schlieren_001
<この写真では、ぜんぜんわからない>
なんだろうとしばらく考えて、「あー!」と思った。
衝撃波とは言わないが、そんなものが立っているのかもと。
その空気密度の差がシュリーレン現象で見えているのかと。
コンパクトカメラでセッセと撮ったけどはっきりとは写らない。
動画でも撮ったけど、人を説得できるほど明確ではない。
Schlieren_002
<無茶苦茶に明るさやコントラストをいじってこの程度>
これって窓の汚れだろとか、外板のつなぎめだろとか
何千回も飛行機に乗ってる僕に言わないでね。
そのあとしばらくして消えたから太陽の位置とかも重要だろう。 
ほぼ夏至の頃、羽田発パリ行きのAFボーイング777。
離陸してから1時間ほどたった午前9時すぎ(JST)のことだ。

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