本物と触れあう
「青梅線の羽村」というと気分的にはうんと遠く感じるけど、
新宿から中央線の直通青梅特快に乗ると44分で着くから
羽田や、もちろん成田よりも近い。
そして羽村駅からはちんたら歩いても10分かからない。
羽村市生涯学習センター「ゆとろぎ」で開催中の
「子どもひこうき展」は、名前こそベタすぎるけれども、
そこいらの知ったかぶりの大人には評論できない充実ぶりだ。
<日本初のソーラープレーンとして試験中のSP-1>
オススメは上の階、後方から眺めること。
サービスでプロペラを回してくれていて、とても涼しい(笑)。
ちなみに、図面もオリンポスのWEBから格安で購入できる。
<ニューポール11レプリカを使ったフライトシミュレーター>
本当に空を飛べる機体をシミュレーターとして使っている。
たぶん大人でも乗せてくれるけど、子供たちに機会を譲った。
こういう「本物」を子どもに触れさせるのはいい企画だと思う。
最終日の24日(日)にはオリンポスの四戸哲さんの講演もある。
入場無料で、誰でも聞けるそうだ。
四戸さんの講演話が上手なはずがないとけなしつつ(笑)
講演のあとで冷汗をぬぐっている四戸さんをつかまえて
技術的な話で喧嘩をふっかけてみるのは面白いかもしれない。
自信のある人はどうぞ。
本物の飛行機設計者と触れ合う機会は、大人にとっても貴重だ。
自らの技術に人の命が託されるという覚悟を持つ人たちである。
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