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2014/08/31

ハイヨー!

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<A-4スカイホークのメインギア収納部>
明るく補正してある部分の黄色くてゴツいフックは、
カタパルト射出用のブライドルを引っかけるためのもの。
ちなみにブライドルというのは、もともとは馬の手綱のことだ。
だから、このフックはさしずめ・・・と続けたかったが
乗馬しないから適当な比喩を思いつかなかった。

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2014/08/30

笑ったり泣いたり

そろそろ発売の月刊エアラインでは
ANAの787-9の小学生遊覧飛行(8月4日)も紹介している。
僕は地上からのお見送りチームとして離陸を待っていた。
「いま滑走路に向いたところです」とかいう案内があったと思う。
微妙な表現だなと思いつつ、みんなで激写した飛行機。
Nh789e_022_1_1
「間違えて出すメディアもあるね」と冗談半分で話していたが
本当にあったので大笑いした。
で、その次に離陸したのが「本モノ」の787-9だった。
Nh789c_076_1_1
・・・・(大泣き)。

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2014/08/29

古い郵便ポスト

Old_post_002
ほとんどはレトロ趣味の演出だろうけれども、
今でも丸型郵便ポストが使われているのをよく見る。
Old_post_001
一方で店舗などの飾りとして見ることもある。
こんなもの売ってるんだろうかと調べたら
けっこう簡単に検索でひっかかった。
FRPのレプリカもあるけど、鉄製の本物もある。
鉄製だと、ざっと20~30万円といったところか。
Old_post_003
しかし置き場所によっては現役なのか飾りなのかわからん。
集配予定の表があるかないかくらいで判断しているが
間違えてしまう人が、きっといるはず。

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2014/08/28

素敵なレストランで

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素晴らしい空の下、素敵なレストラン。
左の白いパラソルの席で昼食をごちそうしていただいた。
Le_cantou_002
ときどき、上をこんなのが通っていく。

ちなみにメニューには「ピジョン」があった。
鳩なんか食いたいと思ったことはなかったのだが、
せっかくなので、試してみることにした。
Pigeon_1
あまり美味いとは思えなかった(爆)。

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2014/08/27

ゴジラはでかい

今月末までというので、外出ついでに寄り道をしてきた。
東京ミッドタウンの芝生広場の半身ゴジラ
実物大ではないというので馬鹿にしていたけど、
見物人とかも皆ほのぼのと楽しそうで、いい感じだった。
Godzilla_001
<かまってあげているのか、かまわれているのか>
7分の1スケールだそうだ。
ならばと引いて撮った写真でそれっぽく拡大してみたら・・・
Godzilla_003
<やっぱり実物大で見たい>

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2014/08/26

カラーバランスを崩す

フィルム時代にもカラーフィルターを多用する人はいた。
あえて色温度の違うフィルムを使ってみる人もいた。
それなりに劇的な効果が発揮されることもあったけれども、
デジタルでは「モニター調整、狂ってない?」と言われかねない。
いや、このまえ言っちゃって機嫌を損ねた側ですけど(冷汗)。
でも、うまくいったものは「変な色」とは感じさせない。
それが成功か失敗かの判断の分かれめだと、僕は思っている。
Hot_humid
カラーバランスを崩して、蒸し暑さを表現。
暑さでフィルムが変質してしまったというイメージ(笑)。

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2014/08/25

月並みです、ご安心を

みんなはこう言うけど、こうしているけど、私は違う。
私だけ変なのだろうか、と困ったような顔を装いつつ、
実は自分は特別なのであると言いたげな人・・・・
Rose_head
ぜんぜん珍しくないから、心配しなくていいです(笑)。

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2014/08/24

30代はオッサンだ

20代の頃、30代のカメラマンがギックリ腰になったと聞き
トシを取ったら気をつけないといけないなと思った。
重い機材を担ぐカメラマンの、腰痛は職業病といわれていた。
そして30代は、今でこそ「若いなあ」と思ってしまうけれども
20代から見ると間違いなく、とてつもなくオッサンであった。
幸いにして50代になってもギックリ腰の経験はないが
オッサン連中の故障話を聞くと、人ごとじゃないよなーと思う。
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<F-15に続いてF-16複座型の構造材にも相次いで亀裂>
こちらもプロトが飛んでから今年で40年。そういう歳かね(笑)。

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2014/08/23

スズメのス

今年の夏は、我が家の前の街路樹2本が
スズメたちのねぐらになったようだ。
夕方には帰ってきたスズメたちでとてもにぎやかだ。
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※これは関係ない写真だけど。

またヒヨスケみたいなのが来ないかなあと、
むかし覚えた和文通話表など口ずさみながら。

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2014/08/22

本物と触れあう

「青梅線の羽村」というと気分的にはうんと遠く感じるけど、
新宿から中央線の直通青梅特快に乗ると44分で着くから
羽田や、もちろん成田よりも近い。
そして羽村駅からはちんたら歩いても10分かからない。
羽村市生涯学習センター「ゆとろぎ」で開催中の
「子どもひこうき展」は、名前こそベタすぎるけれども、
そこいらの知ったかぶりの大人には評論できない充実ぶりだ。
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<日本初のソーラープレーンとして試験中のSP-1>
オススメは上の階、後方から眺めること。
サービスでプロペラを回してくれていて、とても涼しい(笑)。
ちなみに、図面もオリンポスのWEBから格安で購入できる。
Hamura_001
ニューポール11レプリカを使ったフライトシミュレーター>
本当に空を飛べる機体をシミュレーターとして使っている。
たぶん大人でも乗せてくれるけど、子供たちに機会を譲った。
こういう「本物」を子どもに触れさせるのはいい企画だと思う。

最終日の24日(日)にはオリンポスの四戸哲さんの講演もある。
入場無料で、誰でも聞けるそうだ。
四戸さんの講演話が上手なはずがないとけなしつつ(笑)
講演のあとで冷汗をぬぐっている四戸さんをつかまえて
技術的な話で喧嘩をふっかけてみるのは面白いかもしれない。
自信のある人はどうぞ。
本物の飛行機設計者と触れ合う機会は、大人にとっても貴重だ。
自らの技術に人の命が託されるという覚悟を持つ人たちである。

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2014/08/21

まわりが気になる

ようやくハリウッド版のゴジラを観てきた。
前ハリウッド版がひどかったので期待していなかったのだが
予想以上に面白かったのでよかった。
賛否両論のゴジラの造形も、僕はまあ許せる。
ホッペタを赤くしたらオカメインコの仲間みたいでかわいいし
(↑これは僕にしてはけっこうなホメ言葉なのだ)。
Godzilla
ということで、とっておきのゴジラで遊んでやろうと思ったが
引っ張りだすまでに周囲を埋めるオモチャを動かすのが
とてつもなく大変そうなので断念した。

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2014/08/20

カッコはいいと思う

Darwin_2000
<ダーウィン航空の鮮やかなサーブ2000>
日本では国交省がYS-11後継機として導入したが
必要機数を揃える前にメーカーが製造中止にしてしまった。
ベースになった短胴のサーブ340も製造を中止したから、
導入した航空会社や組織はいい迷惑だったろう。
ただしキャビンが狭くてロクにカメラバッグも持ち込めないので
乗客としてはサッサと製造中止してくれたのはよかった。

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2014/08/19

人生の転機

Escargot
ミグの足元で見た特大カタツムリ。横は100円ライター>
もっとデカいのもいるそうだ。
子供の頃はカタツムリはかわいいと思っていたのだが、
一度飼って以来エスカルゴは食う気が起こらなくなったし
なんだかもう、触るのもイヤになった。

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2014/08/18

写真に写らないもどかしさ

翼の上で細い影がミミズのようにのたうっているのが見えた。
だいたい翼弦長の半分からやや後方にかけてを移動する。
影といってもごく薄い、濃度差があるという程度のものだ。
Schlieren_001
<この写真では、ぜんぜんわからない>
なんだろうとしばらく考えて、「あー!」と思った。
衝撃波とは言わないが、そんなものが立っているのかもと。
その空気密度の差がシュリーレン現象で見えているのかと。
コンパクトカメラでセッセと撮ったけどはっきりとは写らない。
動画でも撮ったけど、人を説得できるほど明確ではない。
Schlieren_002
<無茶苦茶に明るさやコントラストをいじってこの程度>
これって窓の汚れだろとか、外板のつなぎめだろとか
何千回も飛行機に乗ってる僕に言わないでね。
そのあとしばらくして消えたから太陽の位置とかも重要だろう。 
ほぼ夏至の頃、羽田発パリ行きのAFボーイング777。
離陸してから1時間ほどたった午前9時すぎ(JST)のことだ。

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2014/08/17

公園の結婚式

街なかの公園で結婚式をしていた。
新郎新婦と神父さん、あとは立会人の夫婦らしい人だけで。
とても質素な式で、神父さんはサンダル履きだった。
ご覧の通り、周囲の人たちも無関心。
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でも、誓いのキスをしたとき、公園じゅうから拍手喝采が。
見てないようで、見てるんじゃん(笑)。
もちろん僕も、拍手をした。

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2014/08/16

わかりやすい名前にしてくれ

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<A380の主翼内側の前縁にはドループノーズがつく>
などと仰々しく言われると「なんか新メカなのか?」と思う。
個人的には前縁ドループという言葉からは
鼻先を下にタレさせた翼型(固定式)をまず思い浮かべる。
A380のはそれを可動式にしているということだが、
それって要するに「普通の前縁フラップ」じゃないんだろうか。
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<誰かこれをドループノーズって呼んでいたっけ?>
他の飛行機でもフラッペロンをドループエルロンと呼んだり、
ウイングレットをシャークレットと呼んだりするのって、
ホチキスをステープラーと呼ぶのと同じくらい混乱するんだけど。

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2014/08/15

世界の中の日本

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日本のイメージが国ごとにアレンジされていくのは
とても面白いと個人的には思っている。
それを嘲笑したり、怒ったりするような人は
もちろんナポリタンスパゲティなんか食わないのだろう。

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2014/08/14

続・シェブロン不要

6chevrons
また某社での世間話で「シェブロン」の話題になった。
「俺シェブロンは信用してないよ。だってボーイングも
新しい777Xにはシェブロンをつけてないだろ」
「いや、確かつけてたと思ったけど」と返したものの自信がない。
「そうだっけ?」
あとで調べたら、やっぱりシェブロンはついていた。
だけどエンブラエルはE2ではシェブロンを廃している。

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2014/08/13

浅はかな確信

新型カメラの発表を待ちわびているので
ときどき「噂話」まで含めた新製品情報を紹介するWEBを見る。
ほとんどは本当にアテにならない噂話のレベルなのだが、
そんなものにも一喜一憂するほど切羽詰まっているのかも。
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あとは個々の記事に寄せられたコメントもなかなか(笑)。
「いまどき動画も録れないカメラマンは仕事がない」とか、
「フルサイズが安くなってAPSは存在意義を失った」とか、
それぞれの経験からの確信があってのコメントなのだろうが、
だとしたら「確信」なんか浅はかなものだなと思う。

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2014/08/12

星になったアメリカ機

米軍機の残骸はデビスモンサンあたりにゴロゴロあるが
「撃墜された残骸」の数でいえばハノイが世界で一番だろう。
同時に撃墜マークをつけた北ベトナム軍機の展示も多い。
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<MiG-21「5033」号機。撃墜マークは3個>
B-52戦勝博物館に展示されていたけれども、
撃墜したのは3機のF-4ファントムであると書かれていた。
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<MiG-21「5020」号機。マーク12個で空軍博物館の主役>
僕はベトナム戦史にくわしいわけじゃないけど、
置かれている場所からして有名なパイロットの機体なのかも。
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<MiG-21「4326」号機。なんと撃墜マークが13個>
同じ空軍博物館だが、展示場所は「5020」ほどはよくない。
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<MiG-21「5121」号機(手前)。撃墜マークは8個>
だんだん、あまりの数の多さに「本当かよ」と思えてくるが、
後ろのMiG-19など撃墜マークのない機体もけっこうある。
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<MiG-17「2047」号機。これも撃墜マークはなし>
プロパガンダなら、何でもかんでも撃墜マークを描きそうなのに。
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<同じ番号のMiG-17「2047」号機を発見。しかも7機撃墜>
世界遺産でもあるタンロン皇城遺跡の近くに展示されていた。
有名な機体だとしたら、その塗装(番号)を模すのは
欧米の博物館でも珍しくないが、これについては不明だ。
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<MiG-21「5121」号機も、もう1機。撃墜マークは5個>
やはりタンロン皇城遺跡の近くに置かれていた。
空軍博物館の「5121」号機とは撃墜マークの数が違う。
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<MiG-21「4324」号機。撃墜マークは今回最多の14個>
軍事歴史博物館の機体だが、これは全面を塗り直していた。
言いかえると、他の機体は塗り直してないようでもあるが・・・。

これら個々の機体の撃墜マークの信憑性はわからんけど、
ベトナム戦争で米軍機が多数撃墜されたのは事実だ。
ハノイ・ヒルトンにすらチェックインできなかった人もいるだろう。

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2014/08/11

なるほど低評価

実物大の大魔神を見てきたことを自慢したら
実物大パトレイバーの写真で返り討ちにされた。くやしい。
こいつは常設じゃないから、なかなか見られないのだ。
Bujinzo_2
せっかくなので実写版をTSUTAYAで借りてきて観た。
クソな評価もなるほどと思った(涙)。

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2014/08/10

いずれまたモヒカン

ANAモヒカンジェット、そろそろおしまいらしい。
個人的には胴体下面がグレーなのが残念だったけど、
いい企画だったと思う。楽しませていただいた。
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<やっぱ下面は金属肌、あるいは銀塗装がいいな>
また話題作りをしたいとき、1機種に1機くらい、どうでしょう。
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<モヒカン塗装が現役だった当時にできた施設のドアの把手>

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2014/08/09

ひと手間をかけた

「ありゃ何だ?」と、めざとくお問い合わせをいただいた。
よく空港の売店で売っている伸縮式の「孫の手」を
家に帰ってからペンチでグイグイを曲げてみたものだ。
Magonote
<カッコよくなったけど、もう孫の手としては使えまい(涙)>
プレゼンのときに、指示棒として使ってみるかな。
お、指の先をさらに曲げたら鼻くそほじれるかも(笑)。

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2014/08/08

うるさいプロペラと静かなプロペラ

Udf
<燃費の大幅改善をめざして開発されたプロップファン>
ターボファンに準じた高速性能を可能にするが、
騒音が激しすぎてモノにはならなかった。
プロペラだからジェットより静かとは限らないのである。
Yo3
<徹底的な静寂性をめざしたロッキードYO-3>
ベトナム戦争で夜間の敵情監視などに使われたという。
低高度でも地上の人に気づかれることのない静かさだった。
よく、この小ささで6枚ブレードにしたなあと感心したが
固定ピッチなんだそうだ。
後に3枚ブレードの可変ピッチに変更されたが、
個人的には、見かけ倒しだとしても6枚ブレードの方が好きだ。

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2014/08/07

ハノイにヒルトン

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本当にあったので、とても驚いた。
アメリカ人の宿泊客は、何人冗談を言ったことだろう。
日本人で言ったのは、オタクだけかな。

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2014/08/06

やっぱり消えゆく四発機

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日本ではANAの747が退役したのと同じ頃に
ロシアではもうひとつの四発旅客機イリューシンIL-96が
アエロフロートの定期便から外されていたそうだ。
定期便じゃなくともマニア向けチャーターとかは?と思うが
ロシアがウクライナに軍事介入してそれどころではなかろう。
6月には1機が整備中に全焼しちゃったし(涙)。

ところでAPU排気口の上にある突起、なんだろう。
Ra96010_002
<部分拡大してコントラストなどを調整>
後方警戒アンテナのようにも見えるが、さて。

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2014/08/05

電動タキシング装置

飛行機の車輪には動力はなく、空転するだけだ。
エンジンをつければ離陸の加速がよくなるし、
着陸時にはエンジンブレーキもきくじゃないかという人もいる。
でもあんなでかいモノを動かせるエンジンはハンパない。
それが飛んだとたんに、ただのお荷物になってしまうのだ。
そんな効率の悪いもん、つけるわけないと答えてきたのだが
最近はモーターをつけて地上滑走をしようという試みもある。
Electric_taxing
こんな小さなモーターでいいのか~と、びっくりする。
技術の進歩は、僕の想像力をはるかに越えているらしい。

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2014/08/04

Wi-Fi対応の787

787wifi
ニュージーランド航空、ANAに続く3社目となると
787-9としてのインパクトにはちょっと欠けるが
胴体の上のWi-Fi用衛星アンテナに「おおっ」と思う。
さすが新造機、というべきか。
既存機へのレトロフィットは、ずいぶんと手間取っていた。
それもカーボン飛行機のむずかしさ。

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2014/08/03

ビジネス客は外資系航空会社に

離着陸時の電子機器の使用は
アメリカでは去年の秋から解禁されている。
それにより旅客機が危険にさらされたという話は聞かない。
6月にアシアナ航空のA380に乗ったときには
やはり電子機器の使用が原則として認められていた。
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<「安全のしおり」の部分拡大。クリックでさらに拡大>
※読みやすく明るさを補正。赤いマーカーは阿施が引いた。
もちろんデジカメの使用も常時OKである。うらやましい。

しかし日本では「航空機の計器に障害をおよぼす危険がある」と
あいかわらず離着陸時の電子機器の使用が禁じられている。
そんなアナウンスをさせられるCAも、いいツラの皮だろう。
この対応の遅さは、
機内でも寸暇を惜しんで仕事をしたいというビジネス客に
外資系航空会社を使えという強いメッセージを送るもの。
そうとしか思えない。

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2014/08/02

飛行機の捨て方

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飛行機には、現役を退いたあとで
博物館で残してあげたいものと、そうでもないものがある。
そうでもないものは、なにか使い途があるならいいけど
なければいかに少ない負担で処分できるかを考える。
欲しいという引き取り手でもいればいいが、
タダでもらっても金がかかるのが飛行機というもの。
能天気に「もったいない」とか言ってはいられない。
引き取り手もなければ、あとはいかに安く捨てられるか。
要は自動車を廃車にするときと同じと思えばいい。
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ボーイング737やエアバスA320は1日に1.5機のペースで、
787やA330でも3日に1機のペースで作られている。
この数字だけでも「いかに処分するか」が重要な課題とわかる。

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2014/08/01

冗談、と断らなくてもいい

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<炭素繊維を使った翼構造サンプルの強度試験>
こうした強度試験は本物の飛行機を作るときにも行う。
もちろんもっと大規模で本格的な試験となる。
某エアバス本社を取材したときのブリーフィングでは、
「昔の飛行機は、こうした試験は砂袋を使ってやっていたんだ」
と説明されたが、「そんなの知ってる」とは言わないのがお約束。
かわりに「砂袋の方が施設も簡単で済みそうだ」と突っ込んだら
隣でメモを取っていた広報スタッフが小さな声で吹き出した。
ちゃんとジョークと受け取ってもらえる環境は居心地がよい。

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