巨大2ストエンジン
湯布院の岩下コレクションに収蔵されている
陸上自衛隊74式戦車のエンジン。
水冷式V型10気筒ディーゼル・ターボ720馬力。
排気量2万2000ccの2ストエンジンだそうです。
2ストってところに、なんとなく親近感(笑)。
その手前に転がっている穴だらけの鉄板。
厚さ5cmで、戦車砲で撃ち抜いたものと説明がある。
74式の戦車砲は口径105mm、90式なら120mm。
それに比べるとずいぶん穴が小さいのは、
戦車の徹甲弾は口径よりもずいぶん細いからなのだろう。
穴を開けるだけじゃ戦車は破壊できないと思うかもしれないが
貫通するときに溶けた装甲だのが車内に飛散する、そうだ。
それを浴びて、中の「モノ」はグチャグチャになるのだろう。
兵器のエンジニアはすげーこと考えるなあ。
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