増える自転車店
僕は自転車はケチらない。特別に高いのは買わないけど、
信頼できるメーカーの製品を信頼できる店で買う。
自転車には命を託すのだから、当然のことだ。
でも、その見きわめがけっこうむずかしい。
いま乗っている電チャリは、いまの家に引っ越してすぐに買った。
向かいに自転車店があったので、挨拶がてらその店で。
しかし、そこは電チャリ修理の技術がなかった。失敗だった。
小僧の最初の自転車は無印良品で買った。
店から父子で乗って帰って、
マンションの立体駐輪場に上げようとハンドルを持ったら抜けた。
青くなった。納品前整備がまるでなっていない。
子供用自転車は成長に合わせて買い換えるものだが、
もちろん無印良品の自転車は二度と買っていない。
いまは近所に信頼できる自転車屋を見つけたので
新車はそこで買い、また主治医として頼りにしている。
信頼できるかどうかは、修理の様子を見ればだいたいわかる。
メカに強くなくても、たぶんわかる。プロの技とはそういうものだ。
小僧には、自転車で困ったらそこに行けと教えてきた。
顔見知りだから、金は後で払うといっても通じる。
タダでいいと言われても、後でビール券など持参する。
うちの近所、1kmくらいの道り沿いに7件の自転車店。
ちょっと多すぎじゃないかと思うのだけど、どんどん増える。
主治医を変えるつもりはないけど、ちょいと心配になる。
みんなが儲かっているなら、それでもいいけど。
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