ピカチュウジャンボ本日退役
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成田T2とサテライトを結ぶシャトルが廃止になった。
僕は、できたときからくだらないシステムだと思っていた。
最悪なのは航空機の動線を分断していること。
こんな案が作られ、それが通ってしまったのが信じがたい。
あとは自慢だった、無意味な空気浮上システム。
もともと路面は素晴らしく平坦に作られているのだから
普通のタイヤでも十分に滑らかに運行できたはず。
必要なエネルギーもずっと小さくて済んだに違いない。
要するに、ただ目新しさや話題性を狙っただけなのだろう。
バブル景気に悪ノリしていたんだね。
・・・・たいして話題にもならなかったけど(爆)。
今後はサテライトとは動く歩道で結ばれる。それは悪くない。
でもどうせなら地下道にするべきだった。
そうすれば航空機の動きをよりスムースに、効率よくできる。
千載一遇のチャンスだったのに、予算の都合・・・かな。
高い着陸料と家賃を取っている空港に言ってほしくはないが。
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初めてのパスポート写真は吉祥寺の写真館で撮った。
中学は詰め襟の学生服、高校は私服だったので
僕はネクタイというものをしたことがなかったし、
ブレザーのような上着も持っていなかった(覚えてないけど)。
だからたぶんワイシャツを着るのが精一杯の正装だったが
カメラマンが「う~む」と唸って自分のネクタイを貸してくれた。
結び方がわからないといったら、面倒臭そうに結んでもくれた。
そこで「パスポートの写真にはネクタイがいるのか」と学んだ。
もちろん、そんなことはないと、今は知っているが、
やはりパスポートの写真を撮るときにはネクタイをしている。
その方が、入国審査官の心証もよくなって、
面倒臭いことをいろいろ聞かれないのではという下心もある。
で今回もまたネクタイで写真を撮ってきた。
ただし、どうせ上半身しか写らないのだからと
下は短パンにビーサンで、ママチャリ乗って駅の自動撮影機へ。
ほとんど変質者っぽいよね(笑)。
ちなみに運転免許証の写真は、たいていTシャツのままである。
誕生日が夏だから、いつもTシャツ。
こっちは「見せろ」と言ってくる相手の心証なんか考えない。
ネクタイの写真だからってスピード違反は勘弁してくれないし。
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ボーイング777の標準モデルは200型だ。
この胴体を引き伸ばしたのが300型で、縮めたのが100型。
実際には100型は作られなかったが、フォトショップで捏造。
<う~、カッコ悪い(笑)。実際の計画はもう少し長いかな>
ちなみにこの当時、ライバルのエアバスも標準型は200型、
その胴体延長型は300型というように決めていた。
777の前作の767や757も同様である。
縮めたときに備えて100を、伸ばしたときに備えて300を確保。
さらに400以降も余裕はたっぷりで発展型ができても心配ない。
そうした意味では200型を標準とするのは無難だと思う。
しかし最近のボーイング787は標準型が8型で、
エアバスA380は800型、A350XWBは900型が標準だ。
支離滅裂なうえに伸びしろが窮屈な気がするのだが、
このへんの命名ルールが、よくわからん。
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僕は自転車はケチらない。特別に高いのは買わないけど、
信頼できるメーカーの製品を信頼できる店で買う。
自転車には命を託すのだから、当然のことだ。
でも、その見きわめがけっこうむずかしい。
いま乗っている電チャリは、いまの家に引っ越してすぐに買った。
向かいに自転車店があったので、挨拶がてらその店で。
しかし、そこは電チャリ修理の技術がなかった。失敗だった。
小僧の最初の自転車は無印良品で買った。
店から父子で乗って帰って、
マンションの立体駐輪場に上げようとハンドルを持ったら抜けた。
青くなった。納品前整備がまるでなっていない。
子供用自転車は成長に合わせて買い換えるものだが、
もちろん無印良品の自転車は二度と買っていない。
いまは近所に信頼できる自転車屋を見つけたので
新車はそこで買い、また主治医として頼りにしている。
信頼できるかどうかは、修理の様子を見ればだいたいわかる。
メカに強くなくても、たぶんわかる。プロの技とはそういうものだ。
小僧には、自転車で困ったらそこに行けと教えてきた。
顔見知りだから、金は後で払うといっても通じる。
タダでいいと言われても、後でビール券など持参する。
うちの近所、1kmくらいの道り沿いに7件の自転車店。
ちょっと多すぎじゃないかと思うのだけど、どんどん増える。
主治医を変えるつもりはないけど、ちょいと心配になる。
みんなが儲かっているなら、それでもいいけど。
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ガンダムに出てきたボールはよくできているなと思ったけど
ずっと昔に、そっくりなのが実現していた。
<B-17爆撃機の腹に埋め込まれていたボール・ターレット>
代わりにガンダムのボールを埋め込んでみたい気もする(笑)。
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お仕事写真は出さない「かぜたん」だが
もう使わないだろうなというのは、気まぐれで出すことも。
<新中央航空アイランダーの、調布からの最後の離陸>
引退フライト翌日に竜ヶ崎飛行場にフェリーされるときの姿。
現役当時と「塗装」が違っているけど、拡大してもわからんね。
<ラストフライトのあとM田さんがマジックで書いたのだ>
あとで整備士さんが「こんなもん書きやがって」といってた(笑)。
いまはそれも歴史の1コマ。
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<笑い声が聞こえそう? 蝋人形だけどさ>
大阪で学校の先生になろうって人たちは、
せめてこのくらいうまく口パクの練習しないとね。
教育長がうるさそうだから(笑)。
すでに現役の人たちも、がんばってね。
で、子供たちはそんなくだらんことは気にしないで、
遊びや勉強に励めよ。
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ロシアで修理中の原子力潜水艦から出火したものの、
「状況はコントロールされている」そうである。
すごいな。日本の総理大臣の言葉が、
もう世界的な流行語になりかかっている。
確かにいい言葉だと、僕も散らかった部屋を見ながら思う。
締切りに遅れそうなときの言い訳にも使えそうだし。
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出張の持ち物はチェックリストで見落としがないようにする。
それから「かぜたん」が尽きないかも確認しておく。
早いもので今日で「かぜたん」も10年目に入る(満9年)。
この間、お休みしたのは悲しいことがあった2日間だけだ。
もちろん毎日なんて書けないから、だいたい書きためてある。
僕は出張先からは「かぜたん」は書かない。
だから長い出張や連続出張の前にはかなりの数を書きためる。
いまもずいぶんストックされている。
これを書いている「いま」がいつなのかは、ヒミツだけど(笑)。
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映画の見方や評価は人それぞれ勝手でいいけど、
「風立ちぬ」では冒頭の夢の飛行機の離陸シーンについて、
「あんな風に垂直には離陸できない」という人が意外に多い。
でも僕は、あのシーンはとてもリアルだと思った。
たとえば崖を吹き上げる風(リッジリフト)に乗って飛ぶとき、
ハンググライダーはまさにあんな感じで離陸上昇する。
<サンフランシスコ。吹き流しが斜め上に向いているでしょ>
この風に姿勢と速度を合わせて飛び出すんですよ。
フィクションの、夢の中の話に理屈をいうのは野暮だと思うが
あまりに野暮な批判が目につくもので、つい(苦笑)。
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海外取材が多いと、旅行保険料もバカにならない。
クレジットカードにオマケでついてくるのはアテにならないので
基本的には毎回、別途加入するようにしているのだ。
これまで航空会社のサイトからリンクしておすすめしている
某外資系保険会社で会員登録して加入していたが
実は、そこの保険料はとても高いのだということに気づいた。
もちろん、ろくに比較検討しなかった僕が馬鹿だった。
しかし、そんな保険会社にせっせと誘導する航空会社にも
さらに不信感が高まった。無責任なアフィリエイトと同じじゃん。
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・・・と、昔はしばしば言われた。無理もないと思う。
独り暮らしをはじめたばかりの頃、ほうれん草をゆでたら
恐ろしいほどの数のイモムシが浮かび上がった。
「どうせ熱湯消毒だ」と、事前に水洗いしなかったせいもある。
それが合理的だと思っていた。
びっくりして、ほうれん草ごと全部捨ててしまった。
「だから東京の人間はイヤだよね」と友人にいわれた。
「虫もつかない野菜の方がよっぽど変だろ」と。
まったくその通りであり、以後そんな馬鹿なことはしていない。
プロパンガスも、あまり馴染みのない存在だったから、
屋外にタンクがたくさん並んでいるのを見ると「うっ」と思う。
「これが危ないというなら都市ガスの配管だって危ないだろ」
といわれながらも、錆だらけのタンクから目が離せない。
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1週間程度までの海外取材ならば、まず洗濯はしない。
だが昔は一度海外に出るともっと長くブラつくことが多かったし
今でも家族旅行のときには洗濯をすることがある。
洗濯を前提とすると、荷物が少なくなって身軽になれるのだ。
コインランドリーの場所はグーグルマップで検索できる。
日本にいながら、ロンドンやパリのコインランドリーがわかる。
ホテルからの道順を調べておいて、知ったような顔で歩ける。
すごい時代になったもんだなあと思う。
ただし、フランス語のインストラクションを見ながら
間違えないように洗濯をするのは、今でもちょっと冒険だ。
ちなみに、グーグルマップで我が家の周辺を検索したが
すぐ近くのコインランドリーは表示されなかった(笑)。
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<ペイントハンガーから姿を現したANAの787初号機>
もう2年以上も前になるんだね。
いまボーイングのエバレット工場で毎月作られる旅客機は、
747-8が約2機、777が約8機、787が約7機だ。
あと767もあるけど、忘れた頃にポツリポツリと(笑)。
で、気になるのが塗装だ。
エバレット工場には3つのペイントハンガーがある。
1機を塗るのに、だいたい4日間と資料には書かれている。
別のビデオではスタッフの人が「5日はかかる」といっていた。
とするとハンガーひとつで月に6機がせいぜいといったところ。
ハンガー3つなら月に18機。う~む、ぎりぎり間に合うか。
<実際には何機かはヨソで塗ってもらっているようだ>
ポートランドとか、ニューイベリアとかにも施設があるらしい。
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ANAは月曜から金曜まで毎日4回ずつ、
羽田空港の機体工場(整備ハンガー)の見学会を実施している。
参加費無料と聞いて浮足立つが、事前予約は必要で、
しかも予約はずっと先まで一杯だ(涙)。
空いていたならば、サッサと確保してから都合をつけるしかない。
ハンガー見学の前には簡単な航空講座も催されるが、
その会場にもいろいろと航空部品が置かれていたりする。
<エアバスA320のコクピット・スライディング・ウインドウ>
おお、これはまさしく「あそこ」ではないかと、
思わず頭を突っ込んでみたくなった。
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グラマンF8Fベアキャットの改造機コンクエストワンは、
かつて世界で最も速いレシプロ機だった。
僕が小学生だった1969年に世界速度記録を樹立。
パイロットは、あのダリル・グリネマイヤーである。
ちなみにそれ以前の記録は
戦前にドイツのメッサーシュミットMe209V1が樹立したもの。
だがジェット時代にはプロペラ機の速度競争はあまり意味がない。
Me209V1の記録は永遠に保持されるかと思われていた。
僕が初めて渡米した1977年に、
グリネマイヤーはRB-51レッドバロンを駆ってリノで優勝した。
その年に僕はNASM、スミソニアンでコンクエストワンを見た。
もうレースからは引退して、優雅に殿堂入りしていたのである。
ところがその後、レシプロ機の速度記録はRB-51が打ち破り
さらには同じくF8Fを改造したレアベアが打ち破った。
最速ではなくなったコンクエストワンはNASMから姿を消した。
世界一のNASMの場所取り競争は、なかなか厳しいのだ。
その後NASMはダレス国際空港に隣接した別館をオープン。
広くなったスペースにコンクエストワンの展示が復活した。
僕らオッサン世代のヒーローと、また会えるようになったのである。
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737はブレンデットウイングレットをつけてカッコよくなったと思う。
しかし737ベースの対潜哨戒機P-8ポサイドンは
777ERのようなレイクドウイングチップに変更している。
こっちの方が効率がいいんだろうか。
しかし民間用の次世代モデルMAXはやはりウイングレットだ。
地方空港での取りまわしとか、レーダー反射断面積の低減とか
あるいは搭載センサーの邪魔にならないようにとか、
たぶんいろいろ理由があるんだろう。
まだP-8が飛んでいるの見たことないけど、こんな感じ?
※フォトショップで翼端だけいじってみた。
う~む、 「微妙なカッコよさ」だな~。
ところでインド海軍向けのP-8はケツにMADを装備しているが
このあたりに排気口を開けていたAPUはどうしているのだろう。
とりわけ対潜哨戒機のように長距離の洋上飛行を行う場合、
APUはきわめて重要であるはずなのだけど。
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US-1A/US-2は世界的にも類のない耐波性を誇るが、
それを可能にしているのは何よりもその低速性能にある。
もちろん艇体形状とか消波装置とか関係ないとはいわないけど、
他の飛行艇の離水映像とか見ると、
「まだ走るのかよ~」と呆れるくらい加速しても浮かない。
それだけで荒波の中では運用できないだろうと想像できる。
ちなみに二式大艇の動画を見ても、やはりかなり走っている。
耐波性も優れていたという記述は散見するが、根拠は不明。
動画を見る限り、荒天運用はかなり厳しかったろうと思える。
それでも昔の飛行艇たちは、果敢に飛んだ。
それはそれで、すごいなと思う。
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