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2013/08/31

視界不良、あるいは良好?

Bellanca_cf
<木目が美しいベランカCF>
だが、こんな小さな窓で操縦させられるのはたまらん・・・
と思ったら、コクピットはキャビンの後ろに開放式でついていた。
とすると最前方はキャビン窓。これは素晴らしい。


ま、開放式でもコクピットの視界が悪そうなのはともかくとして。

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2013/08/30

お金持ち用のカメラ

Paris_sky
夏休みに海外旅行した人の中には、
厳しくなったチェックイン荷物の制限に驚いた人もいるだろう。
多くの会社のエコノミークラスは、23kg以下の荷物を1個まで。
1個だよ、たったの1個。
たとえばハードケースに巨砲レンズ入れて預けたら終わり。
日数分のパンツも持っていけないよ(笑)。
あとは高い超過料金を払うか、上級クラスを利用するしかない。
First_class_only
それでも俺はフルサイズがいいっていう人は否定しないけど。

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2013/08/29

蚤の市の戦闘機

ほぼ30年ぶりにパリのはずれの蚤の市を歩いた。
昔、ここの撮影で人垣ができるほどの騒ぎになったことがあり、
それ以来あんまり近寄らないようにしていたのだ(笑)。
まあ、どうせロクなものなんか売ってないし・・・
が、今回は収穫がひとつだけあった。
Xfy1solido
<仏ソリド製のXFY-1ポゴのダイキャストモデル(左)>
アテにはならないとはいえ1/150スケールと書いてあったので
1/144のF-35(航空自衛隊塗装)と並べてみた。
あらためて、小さな飛行機だなと思う。
これなら護衛艦のヘリ甲板からでも無理なく発艦できそうだが
やはりバックでの着艦は怖い。広い飛行場だったとしても、怖い。

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2013/08/28

ジェネアビにもLED時代

昔、夜間飛行の訓練をしているときに
「ランディングライトつけっぱなしだぞ」と、よく注意された。
電球の寿命が、何十時間だかしかないのだという。
Led_landinglight
最近、アメリカでは軽飛行機にもLEDの着陸灯をよく見る。
寿命は数千時間というから、ほとんど交換不要ということ。
そのうちに昼間でもつけっぱなしで飛ぶようになるかもしれない。

そういえば僕の部屋のシーリングライトもLEDに交換した。
前に「次は考える」と書いてから1年半で劇的に安くなっていた。
節電というきれいごと以前に、光の質が素晴らしい。大満足。

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2013/08/27

送料って、安い

映画「風立ちぬ」の主役メカともいえる九試単座戦闘機。
フィギュアでも買うかと通販サイトを見たら、送料200円・・・。
さいわい、新幹線を使って東北遠征の予定があったので、
帰途、東京駅で途中下車して「どんぐりガーデン」でゲットした。
Type9proto_1_1
途中下車したので、そのあと自宅駅まで210円かかった。
送料の方が安かった(爆)。

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2013/08/26

まぼろしの787旧塗装2種

Arc_jal_787_1_1
旧塗装で「完成」して就航前に塗り替えられたJAL787。
結局、まともな写真は撮れなかったのだが、まあそれはよし。
むしろ深刻なのは、ANAが「新塗装」に変更されることか。
やれやれ、また最初から撮りなおし。楽しみだなあ(涙)。
Ja804a_old_cs_1
胴体の数字がなくなっても、もうこの姿はありえないわけだ。

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2013/08/25

はだしのゲンだけじゃない

Louvre2_001
教育委員会や文科省的には、ミロのビーナスはNGだろう。
「果たして小中学生が正しく理解できるのか、
必ずしも教育上、好ましくないのでは、と考える人が
出てくるのはありうる話」とか大臣コメントでそうだな(笑)。
自主規制で隠しておいた。お~、卑猥だ。
Louvre2_002
ミケランジェロの「瀕死の奴隷」も自主的にモザイク。
おっと、そばでガキが見てるぞ。やばいやばい。
Louvre2_003
しまった、ボカシもモザイクもスミも入れそこねた。
人によっては卑猥に見えるかもしれないハンムラビ法典。
こんなヤバい作品ばかり置いてあるルーブル美術館は
18歳未満入館禁止にすべきだと考える人もありうる話だが、
実際のところは18歳未満は入館無料である。
まったく、けしからんと政府は抗議でもしたら面白い。
Ams_oppai
アムステルダムなんかは道路の上にも危険がいっぱい。
もうヨーロッパなんか渡航禁止にした方がいいんじゃないか、
と考える人が出てくるのはありうる話、だ(棒読み)。

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2013/08/24

たいした影響力

1日かかるかと思っていた仕事が昼で終わったので
そそくさと家を出て、ようやく所沢の零戦を再訪した。
貧乏暇なしであきらめていたのだが、8月中に行けてよかった。
Zero_aug
まわりのお客さんから聞こえてくる会話に
映画「風立ちぬ」の影響を感じた。
零戦はほとんど登場しなかったのに、すごいな~。

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2013/08/23

最初の一口

Wormeaten
イモムシだかケムシだかに食い荒らされた葉っぱ。
端ではなくて、葉の真ん中に穴が空いているところも多い。
最初の一口めって、どうやって食いはじめるんだろう。

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2013/08/22

737列車輸送中

何かの拍子に誤ってシャッターを押してしまうことがある。
まあフィルムと違ってデジタルでは損失はないけど。
Lunchtime737_001
<これもそんな1枚だったかな>
ボーイングフィールドのそばの、いかしたレストランでランチ中。
「サンドイッチがうまい店だよ」と勧められていなかったら、
決して足を踏み入れないような怖そうな雰囲気だった。
Lunchtime737_002
<部分拡大。おお、間違って撮ったわけではなかったんだね>

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2013/08/21

ニューバス for ロンドン

Nb4l_1
ロンドンの新型ハイブリッド・バス。
初就航は去年の2月というけど、ぜんぜん知らなかった。
今回はずいぶん乗ったけど、普通のバスとあまり変わらない。
帰ってから調べたら、これは電気モーターで走って
ディーゼルエンジンは充電の必要なときのみ回すそうだ。
そうだったのかーーーーー(驚)。

じゃあ僕が乗っていたときは、ずっと充電してたんだな(笑)。

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2013/08/20

博物館というよりは遊園地

A7cpt
もがれた本物のコクピットに自由に座ることができる。
きっちり写真を撮りたいと思うと、ちょいと邪魔である。
貴重な飛行機なのにと目くじらをたてる人もいるかもしれない。
でも、みんな楽しそう。それが、とても大切なことなのだ。

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2013/08/19

オリンピックよりゴミ箱を

Gomibako
僕は日本の街や公園にはゴミ箱が少なすぎると思う。
いろいろと理由が挙げられているのは知っている。
たとえばテロの不安。だが、ゴミ箱の多い街にはテロが多いのか。
また不法投棄が多いというなら、厳しく取り締まればいい。
罰則の厳しいシンガポールにはゴミ箱が多いが、きれいだ。
ごみ箱のまわりにゴミの山ができてしまうというのならば、
もっとひんぱんに回収すればいいのではないか。
金がかかるともいわれるが、どのくらいかかるかと調べてみたら、
江東区のデータがでていた。
「1年間に区立公園や児童遊園の清掃やゴミ処理に費やす金額、
平成22年度:約1億9千万円(区民1人当たり410円)。
この他、親水公園などでは日常的に清掃作業を行っており、
これらの費用を含めると、もっと多くの金額になります」とのこと。
日常的な清掃費用までドサクサにまぎれて口実に使うか(苦笑)。
でも、もし公園にゴミ箱が復活してきれいに維持されるのならば、
意外に安いなと思うのは僕だけだろうか。
少なくとも失敗に終わったオリンピック招致費用よりずっと安い。

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2013/08/18

アマチュア向け一眼レフ

いわゆる入門機を含めたすべての現行デジタル一眼レフは
10年前のいかなるプロ用デジタル一眼レフよりも高性能だ。
だから、どれでも金を稼げるレベルの写真は撮れる。
メーカーのプロ向けだのアマ向けだのといった分類は
まったく気にする必要はないし、失敗の言い訳にもならない。
自分の用途や欲しい機能、フトコロと相談して選べばよい。
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<約10年前のアマチュア機で撮影(爆)>

ただしレンズは性能差が激しい。
もし金を稼ぐレベルを追求するなら、よく吟味した方がいい。
それからミラーレス機は、一眼レフとは別物なのでご注意。
現状では、動いている飛行機を撮りたい人はやめた方がいい。

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2013/08/17

ようやく「風立ちぬ」を見てきた

Over_tokachi_001
金がたまったから、というわけではないのだけど(爆)。
いろいろな批評は目にしていたが、僕にはしみじみよかった。
こういう映画を素直に楽しめない人って、哀れだな。

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2013/08/16

メーヴェ風、2機

M02j
池袋で打合せをしたついでにお茶の水経由で3331に移動して、
四戸哲さんが作った飛行機を見てきた。
M02
お盆休みをはさんで、明日17日(土)から再開。
あと1ヶ月間、東京で2機をまとめて見られるのは、ありがたい。

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2013/08/15

エアロックの思い出

N1701h
カリフォルニアで見た黄色いベランカ・シタブリア。
レジを見てもピンとこなかったけど、エアロックのステッカーが。
以前、ナイスエアで持っていた機体かな。
岩崎さんのことも知っているのか、
パイロットが控えめにピースサインを送ってくれた。
異国の地で、しばし亡き人を偲ぶ。

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2013/08/14

エンジンブレーキみたいなもの

地上をタキシングする飛行機というのはオートマチック車のように
アクセル(スロットル)を吹かさなくともソロソロと前進する。
ただし機体によってはアイドルスラストが大きすぎて
どんどん加速してしまうこともある。
そんなときには車輪のブレーキで速度を調整するが、
あまりブレーキを使うと加熱しすぎてしまう危険がある。
そこで機体によっては片側エンジンをリバース状態として
適切な走行スピードになるようにすることがある。
Challenger600
エンジンブレーキとはちょっと違うけど、似ているともいえる。
フットブレーキを使わなくても適切な速度を保てるようにする。

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2013/08/13

やっぱりプロペラ

かなり前だが安物の扇風機が「うるさい」と不評だったので
もう少しフンパツして静かな扇風機を買った。
まったく、といっていいほど音がしない。
メカの静寂性だけでなくファンの空力性能のよさにしびれた。
Fanless
そのときにも検討したファンなし扇風機。はじめて間近に見た。
「うるさい」と評されていたので購入は見送ったが、正解。
まだ、かなりお粗末なレベルの機械だと思う。
アマゾンでの、そこそこの評価が不思議なくらいに。

で、プロペラの偉大さを再認識。

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2013/08/12

知ったかぶりとも違う

Google翻訳では「Supermarine」は「スピットファイア」と訳される。
スーパーマリンはスピットファイアを作った会社のことだ。
だからこれは「Mitsubishi」を「零戦」と訳すようなもので、
わかっているのだかアホなのだか判断しかねる誤訳といえる。
Supermarine_1
ちなみに「Supermarine Spitfire」と続けて入力してみると、
「スピットファイア・スピットファイア」ではなくて、
正しく「スーパーマリン・スピットファイア」と訳される。
さらに「Spitfire」だけだと「短気者」と訳される。

うまくいえないけど、こういう人ってたまにいるよね。

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2013/08/11

劣化した洗濯ばさみ

プラスチックの洗濯ばさみは、ときどき折れてしまう。
主な原因は紫外線による劣化だと思う。
Gunte
この軍手、いつから干してあるんだろう。
次に洗濯ばさみをつまんだら、絶対に折れるだろうな。

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2013/08/10

景気が悪くてもA380

ロンドンの空ではヒースローやシティ空港の旅客機をよく見る。
とりわけ目を引くのは、やはり超大型のエアバスA380だ。
マレーシア航空は朝と夕方に見て「ダブルデイリーか」と感嘆し、
シンガポール航空には「A380でトリプルデイリーかよ」と驚愕。
さらにエミレーツにいたってはクインティプル、つまり毎日5便。
Windsor
イギリスはよっぽど景気がいいのかと思ったけど、
そうでもないらしい。
なのにどうしてA380だらけなのか、理解不能。

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2013/08/09

謎の非常口ピクトグラム

多少のバリエーションはあっても、
非常口のピクトグラムはだいたいわかる。
ところが、これは何を意味するのかよくわからん。
国内のフェリーで見たから、船ヲタにはおなじみなのかな。
Pictogram_exit13
<非常口に関係する、とわかるだけでも立派かもしれぬが>
船だから、飛び出す前にまずここに集まれってことかなあ。

ま、ひとつ確実にいえるのは、
これはピクトグラムとしてはあまり上出来ではないということだ。

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2013/08/08

4機に1機は元JAL

Ex_jal
<デルタ航空のMD-90、N946DN。元JALのJA8064> 
僕はあまりレジは気にしないのだけど、ことMD-90に関しては
元JAL機との遭遇率は高い。
よほどご縁があるのかなあと思ったけど、そうでもないね。
JALが使ったMD-90は16機すべてデルタ航空に売却された。
デルタ航空のMD-90は合計約60機というから、
4機に1機は元JAL機ということ。よく出くわすわけだ。

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2013/08/07

とある日常の光景

立て続けに「リアル捕り物」を目にした。
ひとつは飛行機でアメリカに着いたとき、
ゲートに着く前から「税関の指示により、停止したあとも
席を立たないように」との機内アナウンスがあった。
何だろうと思っていたら、腰にピストルを下げた人たちが
ドヤドヤと乗り込んできて、一人の乗客を連行していった。
何だったのかは、わからないけど。
Bkk_night
次は我が家の近所で。
騒がしいなあと外を見ると、車1台をパトカーで挟み打ち。
そのうちに次々と応援のパトカーやらがやってきて完全包囲。
車から無理に引きずり出された男は大声でわめいていたが
警官に激しく押さえ込まれ、たぶん手錠をされて、
それから大きな毛布のようなもので簀巻きにされて連行された。
「おお」と思ったけど、ぜんぜんニュースになっていなかった。
たぶん、珍しくもないことなのだろう。

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2013/08/06

せめて名前くらいつけてやれ

博物館で写真を撮っているとき、いちいち名前は調べない。
知らない航空機だと思っても、あとで調べればいいやと。
そうでなくては、時間がいくらあっても足りなくなる。
たとえば、こんなオブリークウイング(斜め翼)の無人機も見た。
Oblique_wing_rpv
あとで調べたら「オブリークウイング・リサーチ・エアクラフト」とか
「オブリークウイングRPV(無人機)」というらしいとわかった。

・・・・

ぜんぜん名前になってないじゃん。 

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2013/08/05

記事にはできなかった話

Stormy_rishiri
取材しても、記事には出せない話というのがある。
ある大荒れの島でレンタカーを借りたときには、
予約していた軽自動車ではなく普通自動車を出してくれた。
軽自動車が満車で出払っていたからではない。
「今日は風が強い。軽自動車では危ないです」という親切。
けれども、そんなエピソードを記事にしてしまうと
「俺もアップグレードしてくれ」と理不尽を言われるかもしれない。
すごく感謝して、皆にもアピールしたかったけど、書けなかった。

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2013/08/04

KBFI撮影ガイド

ボーイングフィールドにあるミュージアム・オブ・フライト。
その駐車場は着陸機を撮るには悪くないポイントだ。
Kbfi1_068_1_1
<これで、35mm換算で150mmってところだ>
屋根に乗ってもいい車とかあれば金網もクリアーできるし、
まだ空中に浮いている間ならば普通に問題なく撮れる。
ただ、あまり金網に近づきすぎると・・・
Kbfi1_097_1_1
<サービス精神旺盛な消防車にご注意>

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2013/08/03

がっちりと縫ってある

飛行機の翼は上面の圧力が低く、翼表面を引っ張る。
いわばそれが揚力になるわけだが、
翼表面だけがバリッとはがれてしまうことはないのか。
特にリベットでガッチリととめる金属機とかじゃなくて
木の骨組みに布を張ったような飛行機では。
ピッツの翼の修理をしていたケンゾーさんにそんな話をしたら
「リンケージの穴から見てごらん」といってくれた。
Pitts_wing
<おおお、羽布を縫い込む糸がリブの下まで伸びている>
ほかの飛行機でもこんな風になっているのかなあ。
完成状態では翼内部は見えなくなっちゃうからな。

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2013/08/02

象牙の翼

Koken
<三沢航空科学博物館に展示されている航研機レプリカ>
航研機は1938年に世界長距離飛行記録を樹立したが、
僕は研究所が機体設計までする必要はなかろうと思っていた。
だけど、たまには作らせてみるのもいいかもと、今は思う。
飛行機は実際に作ってみなければわからないことが多い。
そんなことにすら気づかない象牙の塔の住民には、
まず「自分たちにはできない」とわかってもらうのが先決かと。

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2013/08/01

親しみを感じる街

Local_001
80年代に僕がよく海外に出るようになってからも
友人はかたくなに「国内を制覇してからだ」と言っていた。
そして没個性化した全国の地方都市をまわったあとで、
「結局、個性として残るのは歴史しかない」と結論づけた。
Local_004
当時はあまり実感がなかったけど、ひとつの卓見ではあった。
日本に限らず、世界中の都市が没個性化するなかで
やはり歴史を感じさせる街は歩いても面白さが違うからだ。
Local_003_2
さらに30年もたつと、個人的には違うタイプの面白さも。
子供の頃の友人たちは転勤やら結婚やらで全国散り散りに。
「そういや、あいつはこの街で暮らしていたんだな」とか
「このへんの住所で年賀状をくれたっけ」などと考えると
初めての土地でも、妙に親しみがわいてくるのだ。

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