翼は桁で支えている
鹿児島空港に展示されている747-400のウイングレット。
前に成田の格納庫に置いてあったやつだろうか。
主翼本体とは全体をベッタリつないでいるのではなくて
要所(桁)をピンポイントでつなぐようになっている。
外板は細かくつないでいくが、強度を持つのは桁部分だけだ。
同じようなことは、折り畳み式の翼を見てもわかる。
F7Fタイガーキャットの折り畳み部分。
がっちり接合するのは前桁と後桁の部分だけである。
飛行機の重さを支えて空中に浮かせる翼だが、
その強度はたいていこうした1~2本の桁だけで支えている。
ただし、翼が薄い超音速機ではちょいと事情が異なる。
FA-18ホーネットの主翼の折り畳み部分。
薄い翼内にたくさんの桁が通っていて、結果的にベッタリに近い。
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