事情は察するが待たずに正解
2007年にJALがエンブラエルE170の導入を発表したとき、
「もう少し」待てば国産のMRJができるのに、
そのライバル機を買うのかと非難がましい声も聞かれた。
2008年には、フジドリームエアラインズもE170の導入を発表。
やはりMRJを買いたい気持ちはあったに違いないが、
なにぶん静岡空港開港に合わせた事業開始には間に合わない。
いまFDAはJALが赤字で撤退した地方路線もよく支えている。
そしてMRJは当時の計画よりもさらに予定が遅れている。
その完成を待っていたらこうした地方路線はどうなっていたのか。
MRJの完成を心待ちにしながら、しみじみ思ってしまうのである。
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