コレラとか黄熱病とかテロとか
昔は、いや今でも海外渡航ではパスポート、ビザに加えて
イエローカード(予防接種証明書)が必要かどうかを確認する。
イエローカードは必要とされていないというエリアでも
風土病などの存在から予防接種を推奨されることもある。
最近は僕はそうした危険なところはできるだけ避けているものの
昔はときどき有楽町の交通会館に予防接種を受けに行った。
モノによっては日を空けて何度か打つ必要があったし
打ったあとはなんとなく具合が悪くなるようなこともあった。
そんな予防接種も病気を完全に予防するものではないと聞いて
「今回の渡航はそうしたリスクに見合うだろうか」と考えたりした。
とりわけ子供ができてからは、不要なリスクは敬遠している。
あるいは病気だけではなく、治安面で不安になるような国もある。
けれども「日本から気軽に飛んで行けるところは安全」などと
能天気に誤解している人が少なくないのは悩ましいことだ。
そうしたリスクを十分に伝えることなく、または無視して
まるで富士サファリパークに出かけましょうという感じで
気軽に渡航を薦めるような「旅のレポート」にも、タメ息がでる。
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