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2013/03/06

デジカメの進化

※今日の写真は、どれもクリックすると拡大します。
F16c_eos20d_001
<2006年11月、米軍三沢基地。EOS20D>
僕が最初に買ったデジタル一眼レフはEOS20Dだった。
その前の10Dは、まだフィルムの代替にはならないと思ったが、
20Dは実質的にフィルムと同等になったと聞いた。
ならば人工照明下もで色補正が簡単なデジタルが有利だ。
ただしカメラとしての基本機能はフィルム時代以下だと思った。
撮っていても、ぜんぜん楽しいと思えなかった。
F16c_eos20d_003
<上の写真の部分拡大>
また20Dでは印刷所からデータ不足といわれることもあった。
820万画素では表紙や見開きは厳しいらしい。
それでも30Dと40Dには、魅力を感じなかったので見送った。
マンションの前倒し返済で余裕がなかったせいもあるかな(笑)。
A36_eos50d_001
<2008年10月、航空大学校帯広分校。EOS50D>
50Dを買ったのは、さすがに20Dではもう仕事にならないのと、
センサーのクリーニング機構が魅力的だったからだ。
それまでは、月に2回くらいはセンサー清掃が必要だった。
新宿のキヤノンまで、セッセと自転車で往復したものだ。
A36_eos50d_002
<上の写真の部分拡大>
さらに7Dにしたのは、
やっとこさカメラとしての基本機能が向上したといわれたからだ。
あいかわらず視線入力がないのは不満ではあるけれども(笑)、
確かに20Dのときのようにイライラすることは少なくなった。
もちろん印刷所からデータ不足などといわれることもない。
B787_eos7d_001
<2011年7月、中部国際空港。EOS7D>
では画像のクオリティはどう進化したのだろうか。
正直、僕にはこんだけ撮れてりゃどれでもよさそうに見える。
さすがに20Dは印刷所が文句をいうのも無理はないと思うが
50Dならば、もうポスターくらい平気で印刷できる。
昼間の画像なら、最新デジカメのパンフにまぎれこませても
バレないかもしれないなと思える(笑)。
テキトーな評論家が「今度のはいい」というかもしれない(爆笑)。
B787_eos7d_002
<上の写真の部分拡大>
つまり、もう昼間の作例なんかでデジカメの進化は実感できない。
少なくとも雑誌で仕事をするぶんには見分けがつかない。
ただし高感度で撮った写真を見ると恐ろしいほど違う。
それが、僕が新型APS-C機を待望するほぼ唯一の理由である。

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