セイバードッグに赤外線ミサイル
<F-86Dセイバードッグは、F-86セイバーの全天候モデル>
機首のレドームが犬の鼻のように見えるからこう呼ばれるのか、
あるいは暗闇でも鼻をクンクンさせて敵を追えるからかもしれない。
ただしレーダー誘導ミサイルを運用する能力はまだなく
航空自衛隊では無誘導のロケット弾を大量に発射した(赤矢印)。
F-86Fが装備した赤外線誘導のサイドワインダー初期型は
雨の中などではうまく目標を追尾できなかっただろうから
ロケット弾を散弾銃のようにブッ放した方がマシだったのだろう。
<AIM-9サイドワインダーを装備したセイバードッグ>
ただしF-86Dではなく、改良型のF-86Lなのだという。
う~む、海外ではありだったのか、こんなのも。
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