ペリカンは字が読めない
<ペリカンを発見。そーっと寄っていったが、逃げない>
すごくでかい鳥だ。立ち姿でも、1mくらいはあろうか。
最初は望遠で、ついでどんどん広角にズームしていったが
コンデジ最広角で画面いっぱいになっても、まだ逃げない。
さらに近くで顔のアップでも撮ってやろうかとも思ったが、
これ以上近寄るのは僕の方が怖い。
長くて丈夫そうなクチバシで攻撃されたら避けられるかどうか。
すごすごと退散しながら、勝ち誇ったような顔が憎たらしく見えた。
<こちらは、その近くにあった警告看板>
魚の種類ごとに釣り禁止?と不思議に思ったが
釣りを禁止するのではなく食べてはならない魚を示すものだった。
南カリフォルニアではかつての工業排水などの影響により
今も近海魚にはPCBやDDTなどに汚染されているものが多い。
その汚染度合いは魚の種類によって異なるらしく、
こうして種類ごとに食べないよう警告しているのである。
さっきのペリカン、僕には勝っても汚染物質には勝てまい。哀れ。
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