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2013/01/22

可変ピッチプロペラのハブ

Propeller_hub_003
<所沢に来日中の零戦のプロペラハブ(スピナー取付前)>
これを見て、「やっぱりハミルトン系プロペラなんだな」としみじみ。
前回の来日では、スピナーはつけっぱなしで見えなかったのだ。
Propeller_hub_002
<パンナム・クリッパー(マーチンM-130?)のプロペラハブ>
零戦とそっくり、というか零戦の方ががそっくりなんだけど。
なにしろ住友がハミルトンからライセンスを買って作ったのだ。
Propeller_hub_004
<零戦のライバルF4Fワイルドキャットのプロペラハブ>
同じくハミルトン・スタンダード製だが、カウンターウエイトがない。
大戦中のアメリカ戦闘機には、このタイプがけっこう多い。
Propeller_hub_005
<F8Fベアキャットは中央の油圧装置が突き出していない>
かわりに各ブレードの根元の中にメカとオイルがつまっている。
これはハミルトンではなくてエアロプロダクツ製。
ADスカイレイダーも同じようなタイプのプロペラを装備している。
Propeller_hub_007
<Q400のダウティ・プロペラ。おお、カウンターウエイトが復活>
零戦のウエイトよりも軽そうなのは複合材ブレードが軽いせいか。
Propeller_hub_006
<同じくダウティ・プロペラをフルフェザーにしたところ>
この根元の 窮屈さを見ると8枚ブレードとか、厳しそうだね。

ところで、どちらもJACのQ400用のプロペラなのだけど、
どうして金色と銀色とがあるのかな。まさか・・・

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