可変ピッチプロペラのハブ
<所沢に来日中の零戦のプロペラハブ(スピナー取付前)>
これを見て、「やっぱりハミルトン系プロペラなんだな」としみじみ。
前回の来日では、スピナーはつけっぱなしで見えなかったのだ。
<パンナム・クリッパー(マーチンM-130?)のプロペラハブ>
零戦とそっくり、というか零戦の方ががそっくりなんだけど。
なにしろ住友がハミルトンからライセンスを買って作ったのだ。
<零戦のライバルF4Fワイルドキャットのプロペラハブ>
同じくハミルトン・スタンダード製だが、カウンターウエイトがない。
大戦中のアメリカ戦闘機には、このタイプがけっこう多い。
<F8Fベアキャットは中央の油圧装置が突き出していない>
かわりに各ブレードの根元の中にメカとオイルがつまっている。
これはハミルトンではなくてエアロプロダクツ製。
ADスカイレイダーも同じようなタイプのプロペラを装備している。
<Q400のダウティ・プロペラ。おお、カウンターウエイトが復活>
零戦のウエイトよりも軽そうなのは複合材ブレードが軽いせいか。
<同じくダウティ・プロペラをフルフェザーにしたところ>
この根元の 窮屈さを見ると8枚ブレードとか、厳しそうだね。
ところで、どちらもJACのQ400用のプロペラなのだけど、
どうして金色と銀色とがあるのかな。まさか・・・。
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