浅い後退角の効果
<主翼に浅い後退角をつけたBAe146(アブロRJ85)>
後退翼には衝撃波の発生を遅らせる効果があるけど
その効果はせいぜい後退角のコサイン分くらい。
15度程度の後退角では微々たるものだろう。
だけどやっぱり後退翼にした。それはカッコをつけたとか、
四発エンジン機に適当なエリアルールを考えたとか、
何か衝撃波対策だけではない理由があるのではと思っている。
こういうの、作った人がいちいち自慢してくれればいいのに。
そういえばBAe146のエンジンもギヤードターボファンだ。
ギヤードターボファンはMRJの成功の鍵を握る技術だけど、
30年も前に完成していたこちらは全然注目されていない。
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