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2012/12/31

赤鼻ならぬ白鼻

Saab3450hac
<北海道エアシステム(HAC)のサーブ340B。利尻にて>
経営破綻したJALグループから離脱し、機体塗装も新しくした。
とはいえ新塗装なのは、まだ3機のうちの1機だけだ。
レドームが白なのは新旧塗装で共用するためかと思ったけど
「ちがいますよ」と笑われた。そっか、違うのか。
Us2hnd_001
<同じくレドームが白系で塗られている海上自衛隊のUS-2>
US-1Aまでの派手な塗装から、一転して地味な色に変更された。
救難機の任務は発見されることではなくて発見すること。
目立つ塗装でサッサと撃墜されてしまったのでは意味がない。
が、どうして鼻を明るくしたのかは謎。濃い色の方がよくない?
Us2hnd_002
<ちなみにこのUS-2は羽田空港で撮影した>
取材の合間に、たまたま展望デッキに出たら降りてきた。
小笠原諸島父島からの急患輸送だったらしい。
第71航空隊のWEBと「小笠原諸島ニュース」にでていた。
僕はUS-1Aの訓練に同乗させていただいて以来のファンだ。
こうして活躍している姿を見ると、それだけで感無量である。
あと、救急車も同様
救命や救難に限らず、クリスマスも正月もなく働いている皆さま、
どうか、よいお年を。

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2012/12/30

ハマナスといえば・・・

Kutsugata_001
僕はカラオケはやらないのだが、思わず歌いたくなった。
吹き飛ばされそうな風に音痴な声はすぐにかき消されるし
そんな日に散歩しているような人は誰もいなかったから。
Kutsugata_002
北国の手作り、ハマナスジャム・・・
あなただって、北海道でこんな看板を見たら歌ってしまうだろう。
し~れ~と~こ~の岬~に~♪ って。
Kutsugata_003
そこが、たとえ知床ではなかったとしても。

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2012/12/29

鍛えた翼は、強い

Strong_wing_001_1
<今年1年でボーイング787の数はかなり増えた>
ずいぶんと難産で計画が大幅に遅れた飛行機だっただけに、
こうして元気で飛んでいるのを見られるのはとてもうれしい。
とはいえ開発中からのANAの皆さんの悪戦苦闘を見ていて
ローンチカスタマーは割に合わないもんだなと何度思ったことか。
すっかり初期トラブルが解決されたあとで、
おもむろに「じゃあ、俺も買おうかな」とかいう方がずっと楽だろう。
実はそんな意見をANAの整備OBの人にも言ったことがある。
その人は「そうですねえ」と軽く同意はしてくれたが、
「けれども、人は鍛えられます」ときっぱりと言った。
その覚悟のある言葉に、僕はちょっと感動した。
Strong_wing_002_1
<「鍛えた翼は、強い」って、ただの宣伝コピーじゃないんだ>

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2012/12/28

もうやせがまんにならない

薄い財布をにらみつつとりあえず年に2回はがんばろうと決め、
またそうしてウザく吠える季節がやってきた。
Bos_subway
ただ、やせがまんも続けるうちにだんだんと平気になってくる。
ならばもうちっと無理をした金額にしてみるかと少し悩んだけど
とりあえず無理しないで継続していくことが大切じゃないかとか
我ながらブツブツと言い訳っぽくて情けないと思いつつ・・・。
Gakkou
みんなが楽しい学校生活をおくれますように。

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2012/12/27

浅い後退角の効果

Rj85
<主翼に浅い後退角をつけたBAe146(アブロRJ85)>
後退翼には衝撃波の発生を遅らせる効果があるけど
その効果はせいぜい後退角のコサイン分くらい。
15度程度の後退角では微々たるものだろう。
だけどやっぱり後退翼にした。それはカッコをつけたとか、
四発エンジン機に適当なエリアルールを考えたとか、
何か衝撃波対策だけではない理由があるのではと思っている。
こういうの、作った人がいちいち自慢してくれればいいのに。
 
そういえばBAe146のエンジンもギヤードターボファンだ。
ギヤードターボファンはMRJの成功の鍵を握る技術だけど、
30年も前に完成していたこちらは全然注目されていない。

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2012/12/26

信用できない人たちに命を委ねる

Genkai_np
<空から見た、まだ爆発していない原子力発電所>
原発が必要か、必要ではないかという議論以前の問題として、
たとえば何人もの専門家が「活断層である」と判断し、
その根拠が素人の僕にも納得できるものであるのに対して、
素人の僕にも稚拙と思える反論をゴリ押ししようとしている、
そういう人たちに、原子力発電というきわめてデリケートで、
破滅的なポテンシャルをもつ技術を委ねていいのかが疑問なのだ。

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2012/12/25

暫定2本タワー

Sendai_towers_1
<新管制塔の完成により2本タワーとなった仙台空港>
震災によって新しく管制塔が作られることになったのかと思ったら
震災前から計画が進められていたものであるという。
もちろん新管制塔には震災の教訓もいろいろと反映されている。
また旧管制塔は近いうちに取り壊される予定である。

さて、どっちが新しい管制塔でしょう(笑)。

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2012/12/24

ホバリングはできないらしい

Factory_santa_1
<煙突によじ登るサンタクロース>
せっかく空を飛べるソリに乗っているんだから
煙突の上に降りればいいんじゃないかと思うのだが。

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2012/12/23

いつの間にやら新色追加

7号機と8号機の導入を決めたFDA、フジドリームエアラインズ。
ここは機体ごとに色を変えるのが特徴で、
新機導入を決めるたびに「次は何色?」と
豪華賞品のあたるアンケートをとったり、クイズをしたりしている。
でも就航当初に予定されていた色は合計8色。
6号機までにそのうち6色は実現しているから、残りは2色だ。
こりゃあ、当たる確率も高くなったぜとWEBをチェックしたら・・・
Fda_new_color
新色が追加されてまた8色からのチョイスになっていた(苦笑)。

どーせ僕は応募しませんよ、関係者じゃないのに(涙)。

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2012/12/22

浮体式防災基地

Floating_base_001
<名古屋港に係留保存されている南極観測船「ふじ」>
船内はもちろん外もグルリと一周して写真を撮りまくったのだが
すぐ近くにあった「面白いもの」にはまったく気づかなかった。
上の写真でいえば黄色い円内、「ふじ」の後ろの四角い桟橋。
これは実はただの桟橋ではなく「浮体式防災基地」なのだという。
中空の鉄筋コンクリート製の「函」で、水に浮いている。
災害時には船で引っ張るなどして被災地の近くに運び
ヘリコプターも離発着できる防災基地として使える、らしい。
実は「ふじ」の近くにあるのは「B函」と呼ばれる部分で
これと合体させて一体で利用できる「A函」というのもある。
Floating_base_002
<名古屋のJA2012でEC135が離発着した金城埠頭のA函>
こんなところにヘリポートがあったのかあと思ったら
「実は浮いているんですよ」と教えていただいたのがきっかけで。

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2012/12/21

サーモグラフィーとアビオニクス

Avio_ir_lens
<AVIOという、あまり聞いたことのないブランドのレンズ>
実は温度を測る赤外線カメラ(サーモグラフィー)のレンズだ。
サーモグラフィーは僕も80年代に
科学雑誌の企画で何度か借りて使ったことがある。
そのときは毎度液体窒素を補充する必要があり、
行く先々で液体窒素を入手できる場所を探す必要があった。
これはセンサーを冷やさなくていいらしい。すごいな。

調べてみたら日本アビオニクスという会社の製品。
アビオニクスといったら普通は航空用電子機器をさす。
ただし創業時の社名は日本アビオトロニクスだったそうで、
アビエーションとエレクトロニクスとを合わせた造語というから
意味的には似ている。それがどうしてサーモグラフィーなんかと
沿革を読んだら、なんとなく納得したような、しないような(笑)。
ちなみにこのカメラのお値段は240万円(税別)だそうです。

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2012/12/20

小牧空港展望デッキへのエレベーター

Komaki_deck
<気持ちよく整備された小牧・県営名古屋空港の展望デッキ>
MRJが試験飛行を開始したら、多くの人たちでにぎわうだろう。
Fda_green_001
<展望デッキに上がるエレベーターの中にはFDAのステッカー>
でも、よく見るとグリーンのJAナンバーが左右反転している。
たぶん左向きの写真を右向きに変えたかったのだろう。
しかし胴体ロゴを加工したところで、力尽きてしまったか(苦笑)。
Fda_green_002
<ちなみにこっちが「本当の右向き」のエンブラエル170>
じっくり見れば窓の位置とか違うなと気づくけれども、
ほとんど違和感ないくらいによくできていると思う。 

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2012/12/19

勤務評定

とある会社の社長さん、飲み会の席でつまらぬそうに
「阿施くんには勤務評定できないかなあ」といった。
おお、社員だったらこういう酒の席の発言でも
勤務評定されてしまうのかとびっくりした。
いや~、フリーランスでよかったぜと高笑いする一方で
サラリーマンの皆さまには、つくづくお見舞い申し上げます。
・・・って、こっそり単価を下げられていたりして(爆)。
Chinese_lunch
ボーナス、どうだった?僕はもちろんなし。もう慣れっこだよん。

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2012/12/18

異物防止用のフェンス

Intake_guard_001
<離陸する737-500。矢印のところに空調用の空気取入口>
まあ、737に限らず多くの旅客機にもついているけど。
Intake_guard_002
<部分拡大。NACAインテークの内側に板が立っている>
たぶん地上で異物を吸入するのを防ぐためだろう。
Intake_guard_003
<そのすぐあとのタイミング。板が格納されているのがわかる>
車輪が地面を離れると引っ込むようになっているのだろう。
Intake_guard_004
<今度は着陸する737-500>
さて、空気取入口の板はもう立っているのだろうか。
Intake_guard_005
<部分拡大。まだ立っていないようですな>
やはり車輪と連動して、接地後に立ち上がるのだろう。
そういえば同じようなバリアーは787にもつけられていた。
Intake_guard_006
<着陸直前を真下から見上げてみた>
ありゃりゃ、もう出ている。接地と同時というわけではないらしい。

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2012/12/17

痛々しい商品

どんなものでも、その金額に見合った価値を認めて
金を払う人がいれば商品としては成り立つのだけど、
僕には、ただ痛々しいとしか思えない商品も多々ある。
Mask
たとえば、ただブランド価値を高めるとかいう変テコな理由で
どんどん値上げしていった日本のリーバイスのジーンズ。
アメリカから通販で取り寄せても半値で手に入るし、
このまえシアトルのセールでは同じ型番がそのまた半値だった。
つまりユニクロのジーンズよりさらに安かったということ。
日本の店頭で高値で並んでいるのを見ると痛々しいなと思う。
Men
それから、デジタルのライカとか(笑)。

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2012/12/16

あらためて、ありがとね

震災後はじめて仙台にいき、今さらながら色々と調べているうちに
やっぱMC-130ってすげえ飛行機だなあとあらためて。
Combat_shadow
以前は「謎っぽくて凄味がある」という程度の認識だったけど
いまは「恩人」って感じで、拝みたくなる。

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2012/12/15

同じ料金なら広い方がいい

列車で取材に行くとき、行きはたいてい指定席を予約するけど
帰りはまず予約しない。何時に終わるかわからないからだ。
このまえは行きは新しい東北新幹線E5系に乗ったけど
帰りはそれに接続されたE3系「こまち」の車両だった。
Komachi_e5
どちらも初めてだったけど、その違いにびっくり。
スターフライヤーとギュウ詰めLCCくらい広さに差があるのだ。
「これで同じ料金を取るのかよ」と、あきれた。
くわしい知人によると、僕が乗ったのはかつての自由席車両で
それはもともとの指定席車両よりもさらに狭いのだという。
そんなこと切符を買うときには説明されていないし、
どんな事情であれ、とにかくびっくりした。無知は、損するね。
787dom
ああ、でも国内線仕様の777とか787も同じか。

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2012/12/14

続・目がふし穴だった

Dash8q400
しげしげと写真を眺めていて、「あ~」と思った。
Q400の主翼上面て、灰色じゃなくて白なんだね。
ANAだけじゃなくてJACのQ400も白い。
いや、灰色だと思っていたわけではなく何も意識していなかった。
でも787の白い主翼は妙に新鮮に感じたのに
以前から白い主翼だったQ400が無視されたようで不憫で(笑)。
まあ高翼だからなと言い訳しつつ、低翼のサーブ340Bも白か。
あらためて、目がふし穴だったなと。

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2012/12/13

パリのアクセサリー工房

Flower_018_1
有名デザイナーの依頼も多いというパリの飾り職人の工房。
ボスは普通のオッサンという感じだったけど
きれいなお嬢さんたちが造花や羽根飾りを作っていた。
Flower_067_1
僕がほしいと思うものではないけれども、その手間には感嘆した。
こういう工房には、長く生き残ってもらいたいなと思う。

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2012/12/12

様子がわからず逃げ遅れるのはイヤだ

好き嫌いを無意識にでも正義感に転化する人は珍しくない。
単純に「俺は嫌いだ」といえばいいところを
「けしからん」などと説教じみた言い方をしてしまう。
そういうみっともない大人にはなりたくないと思っているが(笑)、
油断はできない。常にセルフチェックの姿勢が必要だ。
Window_shade_001
で、今日は窓のシェード(日よけ)についてである。
航空会社の中には、特に春から秋の日射の強い時期に
地上ではすべてのシェードを閉めてしまうところがある。
降りる前には、わざわざ客に「シェードを閉めろ」などともいう。
「ご協力に感謝いたします」とも。
それによって太陽熱による機内の温度上昇が抑えられ
エアコンの負担が小さくなってエコなのであると胸をはっている。
僕は、好き嫌いでいえば、そういう方針は大嫌いである。
Window_shade_002
貨物機じゃあるまいし、外の見えない飛行機は息がつまる。
乗り込んだあとにはシェードを自由に開けてもいいのだが
そうと知らない人も多いのか、機内は薄暗いままということも。
僕が窓側席なら真っ先に開けるところだが
そうでないときには横から手を伸ばすわけにもいかず、もどかしい。
僕の認識では、特に離着陸時には緊急脱出に備え、
外の様子がわかるようにシェードは全開するべきであったはず。
航空会社によっては、わざわざそのように指示している。
なのに「エコな航空会社」はシェードを閉めたままでも平気という。
Window_shade_003
実はクルーに「やばいんじゃないですか?」と聞いたことがある。
そうしたらドアにも窓があるから問題ないという。
だけどクルーが常にそこから外を見ているわけではあるまい。
外部の異常を乗客が先に発見したケースは少なくないし、
クルーだっていくつもの窓から広く外を監視できた方がよかろう。
ということで、あのくだらない「シェード閉めろ」という方針、
来年にはやめてもらいたいなあと個人的には思っている。
ま、要するに「俺は嫌いだ」といってるだけなんですけど(笑)。

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2012/12/11

それって本当に世論調査?

世論調査の電話、僕はいつも答えたりせずにサッサと切る。
普通はそういうもんだと思っていたのだけど
ご親切に答える人もけっこういるらしくて、驚く。
世論調査のフリした詐欺師やストーカーかもしれないんだぜ(笑)。
Moskva_phone
まあ本物であったとしても、僕は答える気なんかないけど
選挙の前はとくにうっとうしくて、たまらん。

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2012/12/10

近くで見ると、なおでかい

Windshield777
<ANAのボーイング777ポケモンジェット>
コクピット窓の横にスターアライアンスのマークがついていない
・・・と、つい先日気がついた。
この塗装でデビューしてからもう1年以上たつのだけど、
僕はキャラクター機はできるだけ撮らないようにしているので。
Windshield787
<ほぼ同じアングルでみたANAのボーイング787>
スターアライアンスのマークが、ちゃんと窓の横についている。
それはそれとして、やはり窓がでかいなあと思う。
中に見えるパイロットと比較してみると、わかりやすい。
しかもゴールドの層で色つきだったり、いろいろと個性的である。
そんな注目のウインドシールドが、JA2012に展示されていた。
Windshield787ppg
<PPGアエロスペースのブースにあった>
イベントとしてはショボかったけど、こういうのはうれしい。
やっぱりでっかいなあとしげしげと眺めていたら、
「MRJ用も大きいんですよ」と教えていただいた。
やはりPPGで作るのかな。これもまた、実機が楽しみに。

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2012/12/09

続・妖怪のしわざ

航空会社のマイルは、貯めるより使うのがむずかしい。
昔、家族でのグアム旅行に使ったことがあるが
ホテルはもちろん別に予約しなければならないし
空港からホテルまでのタクシー代も意外にかかった。
ツアーにはたいていついてくる循環バスの無料パスもない。
航空券はタダになっても、けっこういろいろと出費がかさみ
これならば安いツアーを捜した方がマシだったなと思った。
Mile_vacation_001
あるいはそれ以前に、ぜんぜん席がとれない。
ムカつくほどにとれない。
夏休みの沖縄みたいに、行きたいところはまず無理だ。
家族のグアムも、小僧に学校をサボらせて行ったのである。
そうでもしないと、そのうちに期限切れで消滅してしまう。
マイルは金欠時の取材費用の助けになるかとも思っているが
たぶん肝心のときにはぜんぜん使いモノにならないのだろう。
Mile_vacation_002
だから小僧の冬休みの予約状況をなんとなく検索してみて
まだマイルで取れる席を見たときには浮足だってしまった。
これといって目的がある所ではなかったのに、ポチッてしまった。
「あらら、予約しゃちったよ」
落ち着いて考えるとオロオロするから、考えないことにする。
こういう衝動って、何か妖怪のしわざかもしれない。

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2012/12/08

冬の朝は煙もくもく

Abc747
北国の空港での朝一番のエンジンスタートでは
不完全燃焼の猛烈な煙が出ることもあるが、あまり心配ない。
僕の大好きだった前のバイクでも、あんまり心配なかった。

あ、くそったれモスに怒り再燃、つーか不完全燃焼(笑)。

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2012/12/07

新千歳空港の航空機用タイヤ展示

Spk_tires_4_1
<新千歳の大空ミュージアムに展示されている航空タイヤ>
手前の大きいのから787、777、737用であるという。
タイヤ側面に書かれたサイズをチェックしてみると、
787用は(直径)50インチ×(幅)20.0インチで、
777用は43インチ×17.5インチである。
「787用の方が777用より大きいわけないだろう」と思ったが
自信があるわけではない。確かに777の方が機体は重いが
メインギアは777が6輪ボギーなのに対して787は4輪ボギー。
ひょっとしたらタイヤ1本あたりは小さいという可能性もある。
で、手持ちの写真を拡大したり明るさをいじったりして検証。
※それぞれの写真はクリックすると拡大します。
787main_2_1
<787は50×20.0で展示されているものと同じだった>
では、それより小さいという777用のタイヤはどうだろう。
200mainj
<777-200のタイヤは50×20.0。新千歳のよりデカいぞ>
というか、直径も幅も787と同じサイズだったのは新発見。しかし、
300er_main
<777-300ERのタイヤは52×21.0で、さらにデカい>
いずれにせよ新千歳の「777用タイヤ」は小さすぎるだろう・・・
と思いつつ、改めて新千歳の展示写真をチェックしたら
案内板に「前輪用」と書いてあった(苦笑)。
メインタイヤとノーズタイヤを並べるなんてまぎらわしいなあと、
自分の失態を棚に上げながらもさらに実機のノーズタイヤを確認。
300er_nose_3_1
<777-300ERのノーズタイヤ。43×17.5でぴったりでした>

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2012/12/06

上品そうに、賢そうに

Poster
知人は旅先で、必要に迫られて安物のスーツケースを買った。
知人の友人は、そのスーツケースを見て一目惚れをした。
ずっとそういう色のスーツケースを捜していたのだそうだ。
自分の持っているのと交換してくれないかと申し入れてきた。
「これすごく安物だよ」といったのだが、請われて交換成立。
とはいえ知人だってスーツケースはいくつも要らない。
旅先で緊急用には買ったものの、すでに2つも持っているのだ。
それで引き取ったスーツケースを、僕に「あげるよ」といってきた。
Gum_002
僕はしばらくスーツケースなしで不自由なく海外出張をしていた。
「いらねえ」と思ったけど、なんだか不憫で引き取ってしまった。
「阿施にしては上品に見える」と、それをくれた知人は言った。
そのスーツケースを持って海外に出た小僧を見送ったカミさんは、
「賢い子に見えた」といった。
Bali_market
上品に見えたり、賢く見えるスーツケースって、すごい(笑)。

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2012/12/05

巣箱じゃないよ

C1_009_1
<C-1輸送機の尾翼上部。あんなところにまで「軽め穴」が>
いかにも日本の飛行機らしいが、鳥が巣を作らないか心配。
さて、C-2はどうだったか。

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2012/12/04

飛んでも支障なし

飛行機の表面のマークにはいろいろと意味があり
だいたいは見ただけでも想像がつくようになっているけど
見当はずれということもある。
Safe
<ボコボコとへこんでいる周囲をマークしている>
なおさなければならないところかなと想像したのだけど
直さなくても大丈夫というお墨付きの意味らしい。
こうでもしないと、飛行前点検のたびに問題になるものね。

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2012/12/03

実用上は本物

最近はデジタル迷彩(デジカモ)というのが普及しているから
こういうの(↓)はアナログ迷彩っていうんだろうか。
Hetzer
久しぶりにお会いしたT村さんがデジカモ帽子をかぶっていた。
「おっ、流行のデジカモですね」
「本物かどうかわからないんですけどね」
本物って、要するに米軍の払下品ってことかな?
でもマニアのT村さんがわからないのなら、誰もわからないだろう。
「本物と見分けがつかない偽物は本物と同じですよ」
いいか悪いかはともかくとして、僕はそう思っている。
見かけだけでなく、使ってみても違いがないなら本物と同じだろう。
もちろん権利関係とかの問題は別として。
T村さんは正しく反論したが、あまり説得力はなかった。

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2012/12/02

AMXのイルカはオスだったらしい

新塗装が決まった天草エアライン(AMX)のイルカ号
12月31日締め切りで、愛称を募集している。あと1ヶ月。
僕も原稿そっちのけで考えていたのだけど、カミさんから
「採用されても『内輪でごまかした』と言われるよ」と忠告された。
天草エアラインの関係者じゃないのに・・・。
Amx_iruka_001_1
新しい塗装ではイルカが親子で3頭描かれる。
胴体が親で、エンジンがそれぞれ男の子と女の子。
女の子のイルカにはマツゲが描かれるそうだ(笑)。
・・・そういえば「親」というのが父なのか母なのかわからんな。
きっとマツゲがないから父親なんだろうと、父の独断。
Amx_iruka_003_1
ちなみに現在の「イルカ号」にも実は愛称があるそうだ。
WEB上では「社員も忘れていた」と白状されている(笑)。
その名は、「イルカ とぶぞう」くん。名前からすると、男ですね。
だから新イルカ号の親もお父さんなんだろうと、やっぱり独断で。

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2012/12/01

秋の巣箱

Nestbox_001
汚れたバスの窓ガラスごしに撮ったのでちょっと鈍いけど
街なかの木に鳥の巣箱がかかっていた。
路線バスが通るような道路の横でも鳥は来るのかなあ。
Nestbox_002
これはスニーカーを使った巣箱・・・のわけないね。
誰かにイジワルされたのか、酔っぱらって自分で投げたか。
ライトアップ用の電球が巻き付けられた街路樹。
夜にはこのスニーカーもライトアップされるのだろう。
Fra_sparrow

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