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2012/11/30

いよいよ明日から所沢で零戦公開

Tokorozawa_zero_001_1_1
本来、雑誌の記事にするネタは「かぜたん」には出さない。
けれどもインターネットを通して無責任な風評が広がってしまうと、
後から月刊誌でそれを打ち消すのはとても大変だ。
だからあえて、記事として発表する前に書く。
それは所沢航空発祥記念館で一般公開される零戦の話。
機体の組立てを見せるだけで3000円もとるなんてと
批判的なことを言う人がいる。もちろん「高い」と思うのは勝手だ。
しかし、それで金儲け主義だと誤解する人が増えてしまうのは
部外者としてもしのびない。だから、書く。
Tokorozawa_zero_002_1_1
今回、公開に先立つ組立作業を行う2日間には
1日100名ずつの見学者が募集され、
当選者は3000円を払ってその様子を見ることができた。
しかし、それは全額が東日本大震災の復興に寄付されるから
まったく主催者の儲けにはならないのである。
「全額寄付とは余裕ですな」とか、皮肉られるかもしれないが、
あいにく主催者には金の余裕などない。
だからせっかく飛行可能な零戦を持ち込んでも飛ばすことができず
エンジンを回して見せるのがせいいっぱいなのではないか。
「金がないのに全額寄付かよ」と、さらに言われる前に書けば
そうしたことにより日本への持込み許可が得られたのだともいえる。
しかし、さらに飛ばせるだけの資金的な余裕はないのである。
これからでも、スポンサーがつけばいいのだけど。
Tokorozawa_zero_003_1_1
僕は、生きた零戦に再会させてもらえただけでも感謝している。
できることならば主催者にどんどん儲けてもらって、
何度でもこうした機会を作ってほしいなとも思っている。
逆に赤字で終われば、こうした機会はさらに減ることだろう。
そんなことも考えずに見学料金でぶつくさいう人がいるようでは
日本では古い飛行機の維持なんて、とても無理だろうと思える。
なるほど疾風も飛べなくなるわけだ。

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2012/11/29

毒グモ注意、だそうです

毒グモには、ハブのような毒ヘビとはまた違った怖さがある。
なんといっても小さいから、どこに隠れているかわかりにくいし、
なんにも考えていなさそうだから、説得も脅しもきかない。
ハブの方が、まだ脅しがききそうだよね(根拠ないです)。
でも気にしだすと仕方ないので、気にしないことにする。
Redback_spider
<港の近くの駅のエレベーターにて>
ちなみにセアカゴケグモは外来種が定着したものだが
カバキコマチグモという日本在来の毒グモもいるそうだ。
これは、いかにも毒グモというケバい色をしていないので
なおさらおっかないように思う。
でも気にしだすと仕方ないので、(以下略)。

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2012/11/28

エバー航空のボーイング747-8I

Eva747_8_1
<訓練センターのホールに飾ってあった模型を景色と合成>
全長1メートルくらいはある、とても大きなディスプレイモデルだ。
「747-8、発注したんですか?」と聞いたら「してないよ」と。
どうやら売り込みにきたメーカーか商社が置いて行ったようだ。
売り込む航空会社ごとにいちいち模型を作っているのだとしたら
世の中には「幻」になった飛行機の模型がたくさんあることだろう。
だけど、それを自社施設に堂々と飾っているのも珍しい(笑)。

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2012/11/27

元気にしてるかな

ヨーロッパの古い収容施設を改装したというホテル。
きれいにリノベーションされてはいても、陰気くささが抜けない。
かろうじてある窓から顔を出して深呼吸でもしたくなったが
静かな先客が・・・
Lloyd
ま、おかげでだいぶ癒されたけど。

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2012/11/26

経験不足でいい飛行機が作れるのか

X45a
<無人戦闘攻撃機の実験モデルであるX-45A、の機首部>
アメリカではもう博物館入りしているとはいえ、
多くの国ではまだ未知の領域といえる技術だろう。
こうした戦闘用無人機にしても有人のステルス戦闘機にしても
中国はあっという間にデザインをパクッて作ってしまう。
その独創性の欠如は人ごとながら恥ずかしくなるほどだし、
もちろんオリジナルほどの性能が簡単に発揮できるものではない。
しかし、それでもとにかく作って飛ばせるというのがうらやましい。
そこから得られる経験は大きく、その欠如は日本の弱点でもある。
「日本のハイテクをもってすればいい飛行機ができるはず」などと
能天気なことは、僕にはとてもいえないな。

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2012/11/25

ベール

Bale_1_1
牧場だけでなく、空港でもよく見かけるロール状に圧縮された草。
ロールベーラーという機械で自動的に丸くして縛りつけるようだ。
どういう仕組みなのかはイマイチよくわからない。
ただ、以前にも「かぜたん」に出していたらしいことには気づいた。
たぶんトラクターが牽引しているのがロールベーラーだ。

ちなみに「ベーラー(baler)」という単語すら知らなかったので
WEB翻訳にかけてみたら、ただカタカナで「バレル」とでた。
おお、そういえば樽(バレル)みたいな形だもんなと一瞬思ったが
樽のバレル(barrel)とはスペルがちがう(苦笑)。
実は「ベール(bale)」というのは「俵」のようなものらしいけど、
「外国の俵」ってどんなやつだろうと画像検索をかけたら
今度は出てきたのはクリスチャン・ベイルという役者ばかり。
最近のバットマンでブルース・ウェイン(バットマン)を演じたのが、
太陽の帝国で主役を演じた少年だったというのも僕には新発見。

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2012/11/24

さてどうする、このゼロ戦

Over_tsugaru
そろそろエンジンのオーバーホールも必要だろう。
アメリカ人が維持してくれている、日本の誇り。
せめてオーバーホールの費用くらいは俺にまかせろ、なんて
いつもの音量で申し出る「愛国者」も・・・たぶんいないだろう。
「それはアメリカ人のオーナーがちゃんとやるべきである」
などというセリフも「正論」すぎて、いまさら言われるまでもない。
言われなくとも、ずっと彼らはそうしてきたのだし。
12月1日から4ヶ月間、所沢で一般有料公開される。
過去の経験から、せめて赤字がでなければいいなと思う。

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2012/11/23

揚陸用リフト

アメリカでは水上機の揚陸に水中リフトを使っていて
よく考えるもんだなあと感心したものだけど
船では以前からやっていたのかも。だとしたら、珍しくないね。
Boat_lift
<青い部分が水中まで下がって船を陸に上げることができる>

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2012/11/22

厚みを残して切り落とした後縁

Trailing_edge_001
<夕暮れ時のフライトは空もきれいだけど翼もきれいだ>
クリックすると拡大するが、後縁がひときわ明るい。
これは後縁部に厚みを残して切り落としたようにしている、
その断面に後方からの光があたっているからだ。
翼後縁はできるだけ薄くした方が抵抗は小さくなりそうだが
あまり薄くすると強度的にも厳しくなる。
とりわけ最近の旅客機に多く使われるスーパークリティカル翼は
翼下面がえぐれたような形をしていて後縁の薄い部分が長い。
Trailing_edge_002
<787のフラップ。そのあたりの翼の断面形もわかりやすい>
だからどうしても最後はナマクラにスパッと切り落とした方が・・・
という展開を考えていたんだけど、787は後縁も薄いね(笑)。

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2012/11/21

旅行にいくら持っていく?

出張や旅行に行くときって、どのくらい現金を用意するものだろう。
あまり多く現金を持ち歩くのは不安だが、不足しても困る。
Atm
イザとなれば海外でもATM(↑)を使うことができるとはいえ、
営業時間外ということもあるし、探している余裕がないこともある。
僕は国内でも海外でも3~5万円くらい用意していくだろうか。
この金額の根拠は、事故などで電車が停まってしまっても、
クレジットカードの使えないタクシーで空港まで行けそうな金額。
それ以外は、切実に現金が必要になる理由はあまりない。
Ticket_counter
とはいえ以前はもっと多めに現金を用意していた。
なにしろJRですら、ほんの10年くらい前までは
普通のクレジットカードでは切符を買うことができなかったのだ。
ほんの10年前って、もう21世紀になっていたんだぜ。
昔、飛行機が欠航して新幹線で帰らなければならなくなったとき、
みどりの窓口で切符を買うほどの現金がなかったために、
わざわざJR券を扱っている旅行代理店を捜して右往左往した。
何万円ものチケットを買うのにカードが使えないなんてと
海外の人にボヤかれたこともあった。まったくその通りだ。
新幹線は昔から海外にも誇れる高速列車だったかもしれないが
JR自体は乗客の利便性なんかほとんど考えていなかったのだ。

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2012/11/20

みんなで買えば楽しいかも

Sat737
<新千歳で見たサハリン航空の737-200>
とっくに騒音規制で飛ばせなくなったかと思っていたのだけど
戦闘機も飛ぶ空港だから関係ないのかな。

こんな飛行機をまだ売ってるのかと調べたら、売ってる。
ロシアでも4000万円くらいで売りにでているのがあった。
・・・この機体だったりして(笑)。
さらに安いのは1000万円台でもあるけど、要・重整備だろう。
とりあえず日本まで飛んでこれるならば
機首だけブッタ斬って、マニアか博物館に売れそうな気がする。
その前に、皆でしばらく操縦練習に使いましょうかね。

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2012/11/19

カラスの脚

鳥は好きだけど、バードウォッチングの趣味はない。
ただ目の前を飛ばれると、思わず撮ってしまうというだけで。
で、撮ったら撮ったで、いちおうしげしげと眺めてはみる。
お、ちょっと上げ舵をとって飛んでるな、とか。
Crow_001
カラスのでっかいクチバシはいかにも高速向きに見える。
巡航速度はせいぜい時速50~75kmくらいらしいけど、
ダイブではその数倍のスピードは出るだろう。
そういうときには、やはり少しでも有利なはずだ。
Crow_003
<腹の下に何やら見えたので部分拡大で明るくしてみた>
※クリックすると拡大します。
脚だね。完全に引っ込めていない理由はわからない。
都会では、これでよく通行人の後頭部をどいつたりするわけだ。

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2012/11/18

続・北海一号機の碑

Hokkai_one_001
新千歳空港に新しい国際線ターミナルを作るために
空港公園に移設された北海一号機の碑
空港駅からひとつめの南千歳駅で降りて徒歩5分くらい。
パッと見るだけなら快速エアポート1本か2本(15分~30分)
くらいの時間があれば寄ってこれる。
隣は大きなアウトレットモールなので、2~3時間でもつぶせる。
天気が悪くて飛行機を撮る気分ではないときにでも、ぜひ。
Hokkai_one_002
これから雪が積もるとどうなってしまうのかわからないけど
小高い丘が作られているからソリ遊びもできそうだ(笑)。
・・・・ケガしないようにね。

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2012/11/17

無敵のライバルたち

社会に出たら歳なんか関係ない、というのが持論である。
勝負の世界では、若造もベテランも関係ない。
だから僕も、卒業して社会に出るどころか、学生時代からずっと
「オッサン連中より、自分の方がいい仕事をできる」と信じていた。
そういう気概がないと仕事なんか取れない。
やはり若くして自ら航空機メーカーを興した四戸哲さんが、
「20代の頃は、自分は無敵だと思っていました」というのを聞いて
みんな同じように戦ってきたんだなと思った。
オッサンになってしまった今も、基本的な気持ちは変わらない。
20代の人たちが、なんだか幼く未熟に見えてしまうこともあるけど
その力や可能性を決して見くびったりすることはない。
なにしろ彼らは「無敵」なのだ。
Type74_1_1
<無敵だった頃の阿施光南>
ただ自分は少し変わってしまったんだなと思うのは、
そういう若い人の活躍を頼もしく、好ましく感じてしまうこと。
おちおちしていたら叩きつぶされてしまうという認識はある。
「叩きつぶせるものならやってみろ、おらあ」と虚勢をはっても
無敵の彼らに対して、余裕なんかあるはずがない。
ただ、あえてそうしたチャンスを与えてみたくなったりもするのだ。
昔の自分も、そうして生暖かく見守られていたのかもしれない。
そう気づくのが、オッサンになるということなのだろう(笑)。

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2012/11/16

オフセットローカライザー

計器着陸装置(ILS)のローカライザーは
滑走路中心線のまっすぐ延長線上に設置されるのが普通だが、
スペースがないときには滑走路の横に設置されることもある。
これをオフセットローカライザーという。
だけど五島福江空港のやつは、とりわけすごい。
Fukue_002_2
滑走路の真ん中へんの横にボソッと設置している。
最初は「昔の滑走路エンドの名残かな」と思ってしまったほど。
このほかにも五島福江空港の周辺には
いろいろとマニアの好きそうなものがある。
Fukue_001
たぶん、あれは今年運用を停止したばかりのNDB。
そのうちに撤去してしまうと思う:けど。

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2012/11/15

人生初のボージョレ・ヌーボー

僕が初めてボージェレ・ヌーボーのことを知ったのは80年代半ば、
成田からヨーロッパに向かう飛行機の中でのことだ。
ヨーロッパよりも早く新しい1日がはじまる日本では
本家フランスよりも早くその年の新酒が解禁されてしまう。
それは日本発の飛行機にも適用されるのである、、、
というようなネタをいただけると、原稿を書くのが楽になる(笑)。
Toulouse_night
とはいえ当時の僕はまだ安酒を大量に飲むという修行中
もちろんワインの味などうんちくできるはずもない。
そこで隣に乗り合わせたドイツ人に「どうっスか?」と聞いたら
「これは、もともと味をどうこういうワインじゃないよ」といわれた。
そういうものかと、あとはそれぞれ別のワインをガブ飲みした。
やはり味をどうこういう飲み方ではなかったけれども、
そんな経験から、後のブームに踊らされる気分でもなくなった。
いまも、わざわざ買って飲むことはない。

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2012/11/14

眉毛を剃った737クラシック

737_500
最近、737クラシックでも「眉毛の窓」をつぶす機体がある。
夏は暑くてパイロットから不評であるとか、
古い機体も新しい機体に似せて見栄をはるためとか、
いろいろと怪しい理由は推測されているものの、業界の人からは
「クラックが入りやすいから思い切ってつぶした」と聞いた。
予想外の理由だったけど、「見栄をはる」よりはもっともらしい。

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2012/11/13

バブルの傷あと

学生の頃からフリーランスとして活動していたが、
卒業して何年かして、いわゆるバブル景気の時代に突入した。
僕自身は株にも手を出さず、土地転がしもしなかったが、
企業が作る技術系パンフレットの仕事とかが急増した。
特に学生募集用の会社案内には驚くほど金がかけられていた。
もちろんギャラもよかった。頼まなくても高くしてくれた。
おかげで僕の生活も人並みに豊かにしていただいたものだ。
そういうパンフを見て、大事に大事に囲い込まれた学生たちは
後に「バブル世代」などと陰口をたたかれるようになるのだが、
僕は少しばかり「恩」を感じて応援したいとは思っていた。しかし、
Classic_lv_2
「最近の若い人はブランド品とかにも執着がないようだけど
私たちはいいものを見る目が肥えてしまっているから・・・・」と、
いわゆるバブル世代の有名人がいうのを聞いて、苦笑。
バブルの傷って、深いな。

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2012/11/12

カーチスSB2Cヘルダイバー

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第二次世界大戦後期に登場した急降下爆撃機。
現存機は少ないので、あまり見られる機会がないのだけど
これはタイ空軍で使われていた機体。熱帯の雨ざらしは厳しい。
Helldiver_002
胴体後部から尾翼にかけてのラインが好きだったのだが
実物を見たらあんまりカッコよくないので格下げ。
スミソニアンにも1機あるというのだが、見た記憶がない。
調べたら、ウドバー・ヘイジー・センターからガラスごしに遠望する
メアリー・ベーカー・エンジン・レストア格納庫にあるんだと。
Helldiver_003
あれか(苦笑)。

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2012/11/11

友だちができるところ

友だちとは仲よくするものだ。
けれども同級生がみんな友だちだとは限らない。
そんなことに気づいたのは中学生の頃だったか。
皆の仲間に入れないように見えた女の子がいたので
下心とかなしに(笑)セッセと声をかけたりしていたら、
その本人から「犬みたい」と評された。
「犬」という言葉の真意はよくわからないが、どっと疲れた。
同じクラスだからって無理に仲よくする必要もないなと思った。
Air_nauru_f28_naha
とはいえ高校でも最初はクラスは仲よくやるもんだと思っていた。
しかし一人で貧乏旅をするようになって、
野宿の夜空を不安に見上げていたら馬鹿ばかしくなった。
友だちは大事にするものだ。その気持ちは、ずっと変わらない。
しかし、無理に友だちになろうとする必要もなかろう。
野宿がきっかけとは唐突だが、とにかくそう思ったのである。
F86d_hijiri
いまでも、よくまとまっているクラスは楽しそうだなと思う。
それは僕が途中で放棄して、得られなかった楽しさである。
幸いにして、それでも僕にはいい友だちがたくさんできた。
もちろん同級生になったことがきっかけの友だちも多い。
学校とは関係のないところでできた友だちもたくさんいる。
友だちが、どこでできるかはいろいろだ。

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2012/11/10

黒地には白く、白地には黒く

旅客機でわかりやすく縁取りされるのは非常口だけではない。
Mh_a330f
<たとえば高度や速度の計測に使われる静圧孔>
この部分はペイントなどをしてはならないし
さらに精度を要求される場合は広く周辺を平滑に保つ必要がある。
上の写真の赤い枠はそうした部分を示している。
けれども、ここまで(↓)凝った注意表記のペイントは初めて見た。
Ado767
<注意書きの文字まで几帳面に塗り分けている>
※クリックすると拡大します。
さて、この凝った飛行機は何でしょう。

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2012/11/09

毎回感想を求められたらうんざり

「かぜたん」にはときどき東横インの話題が出るが
それは僕が常宿と定めているからではない。
先月は九州2回、北海道3回、名古屋1回の出張に出たが、
そのうち東横インに泊まったのは2回きりである。
あとは宿の指定があったり、同行編集者の好みやらで別の宿。
ただしそうした事情がないときには東横イン率は高い。
全国あちこちの、だいたい駅のそばにあるし、安いし、
造りも同規格だから当たり外れもなく、僕には十分に快適だ。
要するに、何も考えなくても安心なマクドナルドみたいなものだ。
Kkj_toyokoinn
<北九州空港島内で唯一のホテルも東横インだし>
ところが8月あたりから、東横インに泊まったあとで
アンケートのお願いメールがくるようになった。
僕は感心するようなサービスに対しては礼状を書くこともあるが
押しつけがましく感想を求められるのは嫌いである。
幸い解除手続きができたのですぐにしたが、
そのあとまたアンケートのお願いがきてタメイキがでた。
解除手続きに時間がかかるとは書いてあったような気もするが、
もしこの調子でアンケートが続くようならば
僕は東横インを宿泊の選択対象から外すだろう。

ちなみに、既に選択肢から外しているのはアパホテルだけ(爆笑)。

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2012/11/08

秋の空が高いのは・・・

天高く馬肥ゆる、の言葉通りに、秋は空が高く見える。
その理由を説明するサイトは多数あり、
多くは「空気が澄んで高く見えるようになるから」としている。
僕は「ちょっとズレてるんじゃない?」と思っているのだけど。
Ec135_ja2012_1_1_2
僕が秋を感じるのは、空そのものよりも雲の高さ、遠さだ。
秋になって乾いた空気が大陸からやってくるようになると
つまり相対湿度が低くなると、雲ができる高度は上がっていく。
そんな高い雲に、空の高さを感じるのだ。

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2012/11/07

続々々々・空港あてクイズ

Old_narita_001
別にクイズにしなくてもいいんだけど、懐かしい写真が出てきた。
80年代の、終わりくらいかなあ。
Old_narita_002
あ、この空港です。

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2012/11/06

コクピットからの脱出訓練装置

誌面ではご紹介しきれなかったSFJの訓練センター施設。
Cockpit_escape_001
フレームで固まれた台形部分はコクピットからの脱出訓練用。
中央に吊られたダンゴ付のロープで地上に降りる。
Cockpit_escape_002
なるほどコクピットの窓を模したフレームだったのかとわかる。
キャビンに出られないときには、この窓を開けて脱出するのだ。
Cockpit_escape_003
こちらはもう少し立派なアエロフロートIL-86用の脱出用SIM。
こんなもので地上に降りるのはけっこう大変なはずだ。
ロープの昇り降りって、マンガのようには簡単ではないから。
だから背の高い747ではもっと安全な降下装置が備えられた。 
737escape
<737NGのコクピット脱出用ロープ収納部>

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2012/11/05

紙を流すトイレと流さないトイレ

海外では水洗トイレであっても「紙は流すな」というところがある。
便器はごく近代的な洋式スタイルなのだが、
たぶん排水設備が貧弱なため、紙が詰まってしまうのだろう。
使用後のトイレットペーパーは、横に置いたバケツに入れるのだ。
が・・・、イヤだよ(涙)。
申し訳ないけど、僕は尻を拭いた紙も流させてもらっている。
詰まると困るから紙は最小限だけ使い、祈りながら、息をとめて。
幸いにして、これまで詰まったことはない、まだ。
一方で、海外からの観光客の多いエリアの東横インのトイレには
こんな張り紙(↓)があった。
Toyoko_inn_wc
※貼り紙部分を拡大してコントラスト調整しています。
中国語なので、あくまで推測なのだけど、要するに
「使ったあとのトイレットペーパーは便器に入れて、
水で流してください」ということが書かれているのだと思う。
もちろん僕は「そんなの当たりまえじゃん」とは思わなかった。
それよりも、こんな貼り紙をする前にあったであろう
さまざまな「事件」を色々と想像してしまった。

ちなみに、海外の空港のトイレとかでは少し注意しているが
確かに男性用でも便器の横にゴミ箱が置かれていて、
中にたくさん紙が入っていることがある。
尻を拭いた紙かもしれないけど、たいてい白いままに見える。
・・・くわしく検分したわけじゃないけどさ(笑)。
流さないルールの国ならば、茶色い部分が表面にならないよう
紙を捨てるっていうマナーがあっても不思議はないけど、
実際のところはどうなっているのか不明。

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2012/11/04

ジェットウォーバード訓練センターURL

Takehisa_ken_ueno_1_1
上野健久によるジェット機訓練を実施する
ジェット・ウォーバード・トレーニング・センター・ジャパンだが
ようやくホームページを立ち上げたとのこと。
どれどれ・・・と見たけど、すごくシンプル。
表紙と、新規募集中断のお知らせ、おわびのみだ。
シンプルすぎるだろー、と思わないではないが
とりあえず皆様にお知らせしておきます。
L39_after_flight_1
なおURLは以下の通り→ http://jetwarbirdjapan.com

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2012/11/03

親馬鹿と思うが・・・

Wombat
旅にでた小僧、なかなかアホらしくていい写真を撮ってきた。

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2012/11/02

ヤマネコ無事故記録

Tsushima_001
地方空港にはさまざまな愛称がつけられているが
対馬の場合は「やまねこ空港」である。
Tsushima_004
石垣空港では「イリオモテヤマネコTシャツ」を買ったので、
今度はぜひ「ツシマヤマネコTシャツ」を買おうと思っていたが、
あいにく対馬空港の売店では見つけられなかった(涙)。
オッサンは、もう猫柄Tシャツなんか買うなってことだね。
Tsushima_003
交通無事故記録の表示にも「やまねこ」の文字が。
「これじゃ、やまねこの無事故記録みたいじゃん」と思ったが
まさにその通り、人間ではなくやまねこの無事故記録だった。
ツシマヤマネコは絶滅危惧種なのだが、
交通事故で死んでしまうのもけっこういて憂慮されている。

対馬野生生物保護センターによると
「雨が降った後は、多くのカエルなどが道路上に出てきます。
それらのカエルを食べにヤマネコも道路に上がることがあります。
秋から冬にかけては仔ヤマネコが親から離れ独り立ちする時期。
特に朝方や夕方は、ヤマネコが活発に活動する時間ですので、
運転する際には十分に注意をはらって走行してください」
とのことです。

僕は対馬ではヤマネコを見ることができなかったけど、
井の頭公園にも一頭いるらしい。今度、会ってこようかな。

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2012/11/01

絵に思いをこめる

Flying_tiger
<フライングタイガースのP-40に書かれた「翼の生えた虎」>
あんまり強そうに見えないのは、
ウォルト・ディズニー・カンパニーでデザインしたものだからかな。
Nose_art_002
<DC-3の「バズ・バギー」は、騒々しい乳母車とでも訳すのか>
これはさらに強そうじゃないけど、鈍速の輸送機だからね。
Nose_art_003_2
<P-38の「タンジェリン」は「みかんちゃん」くらいの感じだろうか>
やっぱりぜんぜん強そうじゃないけど、もし僕が撃墜されるなら
強そうな絵の飛行機よりも弱そうな絵の飛行機にやられる方が
ずっと悔しいだろう。そういう、嫌がらせで書いたのかも(笑)。
German_dragon
<アルバトロスD.Vの竜は、稚拙さがむしろ凄味を出している>
兵器の中でも、特に飛行機には昔からよく絵が描かれてきた。
第一次世界大戦のドイツ機なんか、サーカス団もどきだった。
うまいヘタに関係なく、そこにはチームの一体感や機体への愛着、
戦意、縁起かつぎ、故郷や家族、恋人への思いなど、
さまざまなものが凝縮されているのだと思う。
Nose_art_004
<「ヘタウマ」の逆、「ウマヘタ」かと思うかわいくない子猫ちゃん>
こうした絵には、いつの時代にも批判的な声があった。
最近はアメリカでもロービジだの何のと堅苦しいことをいっている。
飛行機に絵を書くのは航空隊の文化のようなものと思うのだが
世の中がせちがらくなっているのだろう。
実際に戦うのは外野でケチをつける連中ではなく、
絵に思いをこめ、そこに乗り込んで命をかける若者たちなのだけど。

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