戦ったあとヘトヘトで帰る場所
よく「ホテルマンは靴を見て客を判断する」という人がいるが
そういう人はホテルマンに値踏みしてもらうために、
そして「ご立派ですね」と言ってもらうために慎重に靴を選んで、
ピカピカに磨き上げたうえでホテルに泊まるのだろうか。
僕はいつも仕事で心身ともにヨレヨレになってホテルに戻る。
重いカメラとヘタな英語で1日真剣勝負したらクタクタになる。
そのうえでホテルマンのご機嫌なんかとりたくない。
またそういう気をつかわせないのが「いいホテル」だと思う。
いいホテルマンというのは、靴で客を値踏みなんかしないはずだ。
靴を見て対応を変えるようなら、そこはまだ三流以下。
幸いにして、僕はチップを払えないようなホテルでも、
安物の靴を見られたうえで邪険にされたことはない。
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