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2012/08/15

晴嵐のアツタ31エンジン

Atsuta31_001
<NASMに展示されている熱田31型エンジン>
説明書に晴嵐の写真があるように、晴嵐用であるという。
靖国神社の彗星もエンジンは抜いて横に展示してあるが
NASMの晴嵐もエンジンを抜いて展示しているのだろうか。
あるいはスペアのエンジンがもうひとつあったのかな。
Atsuta31_002
ちなみに晴嵐を搭載したイ400級潜水艦の格納筒は
直径がボーイング737やエアバスA320の胴体くらいあった。
また晴嵐のフロートは発進後に投棄できるようになっており、
帰還時には母艦のそばに不時着水して機体を捨てる、
というか実際には体当たり攻撃を覚悟するものといわれていた。
しかし復元過程ではパイロットがフロートを投棄できたという
証拠を見つけることはできなかったという。
ここに残されているのは晴嵐の最終製造機とのことだが
後期には投棄機構を省略したのではないかとNASMの推測。
もちろん、それでも体当たりは覚悟していたかもしれないが。

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