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2012/08/10

ジェットウォーバード、しばしお待ちを

Ueno_l39_001_2
コクピットイズム12号などでご紹介したL-39アルバトロス。
これが上野健久の所有機で、後席のカメラ目線(笑)が本人。
※クリックすると拡大します。
こんな飛行機を、僕でも操縦できるというのだからすごい時代だ。
機種限定には飛行1千時間以上と計器飛行証明が必要だが、
限定取得にこだわらなければ自家用ライセンスでも訓練できる。
ただし訓練料金は1時間あたり2400ドルかかる。
大雑把には1時間飛ぶごとにEOS5Dマーク3が買える計算だが、
僕はもうフルサイズのカメラには全然興味ないからな(笑)。
それに、日本でタービンヘリを訓練するよりはぜんぜん安い。
で、せっかくだから「誰か一緒に行く?」と誘ってみたのだけど・・・
Ueno_l39_002
まずお誘いしたのは定年退職した旅客機のパイロット。
飛行経験1千時間に計器飛行証明という資格は楽に満たせるし、
特に景気のいい時期に退職した人はフトコロもあたたかいだろう。
何人かの引退機長に声をかけたが、誰ものってこなかった。
「何十年も『飛ばさせられてきた』んだから、もう十分」という人も。
死ぬまで飛行機を飛ばしたい、っていうわけでもないんだね。
Ueno_l39_003
それから自家用機を保有しているようなアマチュアパイロット。
日本でセスナ172のようなプロペラ単発機を維持するのは、
アメリカでジェットウォーバードを飛ばすよりも金がかかる。
そんなお金持ちならば大喜びで「行く!」というかと思ったけど
金喰い虫の自家用機のせいで、むしろ余裕がないみたい(苦笑)。
ひょっとしたらと某社テストパイロットにも声をかけてみたのだが、
いつも金をもらって超音速で飛びまわっているような人たちは
わざわざ自分で金を払ってまでこんなのに乗らないよね。
「楽しんできてね~」と言われたのは励みになったけど。
Konan_l39_001
僕なんかカミさんを質屋に預けてでも乗りに行こうと思ったのに、
みんなノリがよくないなあ・・・と思ったのは誤解だった。
アメリカの上野から電話があって、記事が出たあとすぐに
問い合わせが殺到して、対応に追われているのだそうだ。
なにしろ普段はろくにメールすら打たない超アナログ男だ。
なんとかしなければと四苦八苦しているようだが、
問い合わせ中の皆さま、しばし長い目で見てあげてください。

その後の状況を追加しました。

なお、ジェットウォーバード・トレーニングセンター(上野)の
メールアドレスは以下の通りです。
コクピットイズムでは間違えて出しちゃいました(涙)。
おわびして訂正いたします。
上野用なので、日本語でOKです。
★マークを@マークに置き換えてください。

skyadventuresusa★yahoo.com

また右側のサイドバーのマイフォトに
「ジェットウォーバード・トレーニング」を追加しました。

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