« 食育 | トップページ | 昭和の面影タクシー »

2012/07/12

いい飛行機

飛行機というのは、けっこう機体ごとにクセがある。
もともと1機ずつ手作りのうえに、
長く使っているうちにあちこちヘタッてしまうからだろう。
計器が全部ちゃんと動く飛行機も、アメリカでは少なかった。
だから実地試験などのときには、スクールで一番調子がいい
「ちゃんと飛ぶ」飛行機を早くから予約しておいた。
1980年代の終わり頃だから大昔だが、
そんな飛行機は、いまでもレジナンバーを覚えている。
何度も何度も口に出してATCの練習とかをしたからだ。
Cessna_930
<自家用の実地試験を終えて帰ってきたところ。撮影・青木勝>
この飛行機、数年後にガス欠でクラッシュしてしまったけど、
幸いにしてパイロットは無事だったという。
やっぱり、最後までいい飛行機だったんだなと思う。

|

« 食育 | トップページ | 昭和の面影タクシー »