国際線には検疫がある
初便とか新機材とか、特別なフライトを取材する機会が多い。
そういうフライトでは、よく記念品やおみやげをいただける。
僕がいただくのではなく、読者の皆さんの代わりにいただく。
カメラバッグに突っ込むからクチャクチャになってしまうが、
そのくらいは、まあ勘弁してください。
ただしおみやげは、すべて読者プレゼントになるわけではない。
たとえば食品は、賞味期限とかいろいろあるからだせない。
だから家に帰ってからモシャモシャと食ってしまったりする。
国内線の場合は、それでもいい。
だが国際線で海外に行くときに、食い物なんかもらうと困る。
機内では座ったままで何度もメシ食わされてブロイラー状態だから
とても余計なものを食うような気分ではない。
かといって目的地に入国するときには食べ物には検疫がある。
ガムやキャンディとかならともかく、調理パンなんかだと
「これって持ち込めるのかなあ」と余計な心配をすることになる。
おみやげをくれるというご厚意に対してグダグダといいたくないが
さらにエスカレートされると困るので、野暮を承知で書く。
国際線乗客に、あんまり無配慮なものを持たせないでくれ。
せめて目的地の検疫にパスするものなのかどうかという情報、
パスしないならば機内で捨てろという注意書きくらいはほしい。
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