ジェットエンジンに「羽根」を植える
<ファンを外した状態のCFM56エンジン>
ジェットエンジンの中には、たくさんの「羽根」がある。
猛烈な勢いで回転するから遠心力も相当だし、
ものすごい熱にさらされるから膨張してサイズも変わる。
<外されていたファンの根元>
それでも高い精度と強度が保てるように
太くなった羽根の根元を1枚ずつディスクの溝に組み込む構造。
溝と根元の形には熱膨張に対応できるだけのゆとりがある。
<JALの747-300用というからJT9D-7R4G2のファンかな>
よくできているなあと思うけど、
最近はこういうのを一体化する「ブリスク」がトレンドのようだ。
<スホーイ・スーパージェットのSaM146エンジン>
やはりブリスクの技術が使われているというけど
外から見ただけではわからんね。
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