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2012/07/04

ディスカバリーのギア収納部

4月からスミソニアンでの展示がはじまったスペースシャトル
「ディスカバリー」のノーズギア収納部。内壁がピカピカだ。
Discovery
※クリックすると拡大します。
最初は無塗装の金属地がむきだしなのかと思ったけど
何やらテープらしいものを張ってあるようにも見える。
これでイメージされるのは、アポロ司令船(CM)の表面だ。
Apollo_cm
<シアトルのMOFに展示されている試験用CM第007号機>
表面はアルミ層をもつ薄いマイラーテープで覆われてピカピカ。
これは宇宙空間での強烈な太陽光(熱)を反射するためだ。
しかしスペースシャトルはギアを収納したまま打ち上げられ
着陸直前まで、ギアダウンすることはないはず。
ギア収納部で太陽光を反射する必要はなさそうだ。
ちなみに以前、スミソニアンにあった「エンタープライズ」、
つまり大気圏内のみ飛行した試験機のギア収納部は
普通の飛行機のように白くペイントされているように見える。
Enterprise
※クリックすると拡大します。
こうしてみると、やはりディスカバリーのピカピカテープは、
宇宙飛行の必要性から貼られたのではないかと思うのだけど
推測にしても、もっともらしい理由が思い浮かばない。
鏡面にしておくと奥の方の点検とかしやすいかなとも思ったけど
メッキ仕様のガンプラを作った経験ではむしろ作業しづらいし(笑)。

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