透明バイザーにかえた理由
<コンコルド試作1号機のコクピット。とても窓が小さい>
先行量産型からバイザーをガラス張りにして視界を拡大した。
<量産型のコクピット>
ちなみにコンコルドは離着陸時にはバイザーを下げるから
これは巡航中の前方視界を改善するにすぎない。
でも巡航中は外なんかたいして見えなくても大丈夫だろうに、
なぜ、あえてガラス張りに変更したのだろうか。
自分なりに理由を想像してみた。
1.巡航中でも前が見えないのはパイロットに不評だった。
2.常に外が見張れないと駄目だと航空局が指導した。
3.コクピットが暗いと、パイロットが居眠りしやすくなる。
4.着陸前にバイザーを降ろすと、急に明るくなって目がくらむ。
5.バイザーが壊れても最低限の視界が確保できるように。
※コンコルドの機首は油圧で上下させるが、油圧が故障した場合
ロックを解除することで機首は自らの重さによって下がる。
でもロックが解除できないって可能性も、あるよね。
ちなみに正解は・・・・知りません(笑)。
このほかに何かガラス張りにかえる理由、あるかなあ。
<個人的には「カッコいいから」という理由でもいいと思っている>
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