究極の選択、でもなかった
デジカメのいいところはISO感度を自由に設定できること。
しかも最近はフィルムよりも高感度の画質が格段にいい。
とはいえ、やはり低感度の方がノイズが少なくきれいだ。
そこで暗い状況ではISO感度をどうしようかと悩むことになる。
荒れてもいいからと高感度にして手ブレを少なくするか
ハズレは多くても、アタればきれいな低感度で勝負するか。
究極の選択だなあ~と、自分では思っていた時期がある。
<ISO2000、1/6秒、f4>
「ブレてるけど荒れてない写真と、ブレてないけど荒れてる写真、
どっちがいいかな?」という問いかけに、ある編集者は
「ブレてない写真に決まってるでしょ」と即答した。
あんまり簡単すぎて、説得力があった。
欲をだして、二兎を追おうとするから悩むことになった。
というわけで今の僕は「荒れても止まっていた方がマシ」派である。
もちろん、その「荒れても」という限度をどのくらいにするかは
まだちょっと悩みどころではあるのだけど、
EOS7Dだと最大でISO3200くらいまでは上げてみるかなあ。
かなりノイジーになるけど「撮れるだけマシ」と開き直っている。
ただそれでもブレてしまうくらいの暗さになると、
AFもきかなくなることが多く、開き直ってもお手上げだったりする。
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