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2012/01/19

747-8のフラップ

748_flaps
<三重隙間式から二重隙間式に変更された747のフラップ>
どうして簡素化できたのかとボーイングで聞いたのだけど、
二重隙間式でも十分とわかったからだとか、あいまいに。
だったら最初から二重隙間式でよかったのではとも思ったけど
二段目のフラップの形状やスパンに若干の工夫らしきものも。
ただ段数を減らしたっていうだけじゃないのだろう。

しかし、こののっぺりとしたデカさ。
もちろん揚力係数だけでなく抗力もグーンと増えるだろうが、
それもフラップによっては大事な役割のひとつとなる。
そうでなければ、特にスプリットフラップなんか説明がつかない。
あえて揚抗比を下げることで着陸が容易になるということもある。
抵抗増大を単純に「欠点」というのは何かを見落としている。

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