やせ我慢でもいいから
困っている人がいれば、助けてやるものだと思う。
だけど昔、ある友人は「俺はまっぴらだね」と言い放った。
「そういうヤツとつきあうと自分まで不幸を背負いこみそうだ」と。
冷たいヤツだなあとそのときは呆れたけれども、
確かに愚痴ばかりブログとか、こちらまで滅入ってくる。
作者が貧乏神に思えてしまう。よくないよ。
ポジティブな気持ちで、新しい年を迎えましょう。
| 固定リンク
困っている人がいれば、助けてやるものだと思う。
だけど昔、ある友人は「俺はまっぴらだね」と言い放った。
「そういうヤツとつきあうと自分まで不幸を背負いこみそうだ」と。
冷たいヤツだなあとそのときは呆れたけれども、
確かに愚痴ばかりブログとか、こちらまで滅入ってくる。
作者が貧乏神に思えてしまう。よくないよ。
ポジティブな気持ちで、新しい年を迎えましょう。
| 固定リンク
<実用民間機としては、現在世界最速のサイテーションX>
高度5万1000フィートをマッハ0.92で巡航できる。
来年にデリバリーされるG650はこれを上回るが
試験飛行で墜落事故を起こしてスケジュールが遅れた。
しかし細い胴体と太いエンジンの組み合わせがすごい。
居住性よりも、とにかくスピード命の飛行機なのだろう。
そして垂直尾翼がかなり厚いのにもびっくり。
| 固定リンク
あいにく後方の席だったので走行(航行)中の操作はわからぬ。
だけど推進用のスクリューは左右にひとつずつあったから
右側の2本のスロットルレバーはそれに対応しているのだろう。
あとはサイドスラスターが前後にそれぞれついていたから
運転席左側の2本のスティックでコントロールするのだろうか。
前進中は前輪のステアリングも舵として機能するのかな。
| 固定リンク
<ひっくりかえった自転車マークは何を意味するのか>
さすがに道路標識を上下間違えて取り付けたとは思えない。
自転車(の走行あるいは駐輪)はダメよ、っていうことかなあ。
あるいは単に、そこの店が人目をひこうと思ってつけた看板?
聞こうにも、さっぱり言葉が通じなかった。
| 固定リンク
中学生の頃から航空雑誌を読んだりしていれば、
それなりにカタカナの航空専門用語にもなじむものである。
だが大学に入って英語の論文に四苦八苦したり、
社会人になってアメリカで操縦訓練を受けたり、
もちろん取材であちこち海外に出かけるようになってみると、
基本的でもなじみのなかった航空用語はまだたくさんあった。
たとえば尾翼あたりのことはエンペナージという。
垂直安定板やら水平安定板、方向舵や昇降舵など
それぞれに対応する英単語はもちろんあるのだが、
それらと取付部の胴体まで含めた総体はエンペナージとなる。
だけど日本でエンペナージと言っても、一般にはあまり通じない。
だから僕も原稿ではまず使わない言葉である。
単純に「尾翼」とか、場合によっては「尾部」とか書く。
旅客機の胴体のことはヒューサラージという。
ワイドボディとかナロウボディとかいう言葉はあるくせに
胴体をさすのはフューサラージが一般的である。
だけど、これもやはり日本ではあまり使われない言葉だろう。
だから僕も原稿ではカタカナにせずに「胴体」と書く。
あるいは旅客機の胴体をボディと書いている記事とかを見ると、
筆者は飛行機をよく知らない人なんだろうなと思ってしまう。
ランディングギア(着陸装置)は日本でもポピュラーな英語だが
同じ意味のアンダーキャリッジはどうだろう。
日本ではあまり聞かないが、海外ではけっこう多く使われている。
それはいいんだけど、文章で「UC」とか略されると一瞬悩む。
クレジットカードか、ガンダムのことかと思っちゃうよ。
| 固定リンク
オランダで見たビルの窓には、
目立つ赤白で塗られた突起がつけられていた。
消防隊の救助用突入口を示すものかなと思って撮った。
日本の窓に貼られた赤い三角マークと比べて、
側面からでも一目瞭然なのが優れているなとも。
・・・・が、どうして上下階にはないのだろう。
なんか別の用途なのかもしれない。
| 固定リンク
<砂漠の飛行場に降りてきたパイパー・エアロスター>
真っ赤な塗装に金色の龍、しかも中国人好みの8並びのレジ。
これは中国マフィアでもやってきたかとビビッたけど
調べたらロンドン~シドニー・エアレースに優勝したこともある
「スピリット・オブ・カイタク」号であるとわかった。
それがどうしてネバダあたりで見られたのかは知らないけど
ちょっとクリスマスっぽいといえなくもない。
・・・って、このネタは正月にとっておいた方がよかったか。
なにしろ来年の干支は辰、龍だもんね。
つーか、早く年賀状つくらないと(涙)。
| 固定リンク
航空界では常識なのだけど、
リンドバーグは世界で初めて大西洋を横断したのではない。
最初に無着陸での大西洋飛行に成功したのは
ビッカース・ビミーに乗ったオルコックとブラウンのペア。
カナダのニューファンドランド島からアイルランドまで飛んだ。
リンドバーグのフライトの8年も前のことだ。
なのにリンドバーグの方がずっと有名なのは、
ニューヨークからパリという大都市を結ぶフライトだったことと、
単独でフライトしたというカッコよさにあるのだろう。
あるいはビミー機は大西洋上の島から島に飛んだだけなので
「それで大西洋横断といえるのか」という疑問もあるかな。
でも、そうなると日本からアメリカまで初めて太平洋を横断した
パングボーンとハーンドンのミス・ビードルもちょっとやばいね。
日本という「島」を起点にしている。
かといって大陸本土のカムチャツカからシベリアまで飛んだって
太平洋横断飛行と認められるかどうかは疑問だけど。
こうしてみると大洋横断飛行の定義って、あやふやかも。
<フランスの航空会社アエロポスタルの路線網>
アフリカから南米への南大西洋横断フライトはわかりやすい。
パリからニューヨークまで初めて西向きに無着陸飛行に成功した
デュドネ・コストがリンドバーグと同じ1927年に飛んでいる。
| 固定リンク
なぜだか知らないけれども、だいたい12月は金がない。
フリーランスだからボーナスがない、というのは関係なかろう。
ボーナスなんか、最初から想定していないライフスタイルだ。
12月にギャラが入るはずの仕事をサボっていたつもりもない。
無駄遣いは、まあしているが、12月に特別に多いわけではない。
だけど、なぜか毎年12月はフトコロが厳しいと感じる。
お年玉とか用意しながら、毎年ため息をついている記憶がある。
そんな中で、また被災した子供たちのことを考えた。
う~むと悩みながらも、クレジットカードで寄付の手続きをした。
よりによって金のないときに・・・と思わないではないが、
余裕のないときの方が人の傷みも切実に感じられるものだろう。
それに我が家では、まだお年玉を出せるだけでも幸せなのだ。
寄付したことなんかわざわざ書くのもウザったいが
以前、できるだけ継続して支援しますと書いてしまったせいで
あとに引けなくなった自分がいる。
僕は体を張った救援活動を何かひとつでもしたわけじゃないし、
せめてこうして、将来の自分をさらに追い込むのである。
| 固定リンク
<最近のクリスマスプレゼントはソリではなく飛行機で運ばれる>
脇腹に巨大なカーゴドアをもつ747-400F。
100トン以上の貨物を搭載することができるが、
船会社の人に言わせると「誤差みたいな数字」なんだそうだ。
747が搭載できる貨物は船用コンテナ換算で4~5本分だが
巨大なコンテナ船はそれを何千本も搭載することができる。
<あんなやつを、たった4~5本分かあ>
| 固定リンク
コクピットで使うチェックリストが欲しかったので手作りした。
教官から渡されたのは、ただのモノクロコピー。
これをスキャンして読みやすい濃度やコントラストに調整。
さらに通常手順のページは背景に淡いブルーグリーンをしき、
緊急手順のページは背景をピンクにしてからプリントアウト。
これをちょうどいい大きさにカットしたうえでラミネートしてみた。
あとはどうやって綴じるかだ。
ただバインダーで綴じたのではあまり使いやすそうではない。
いろいろ調べたらリング製本システムというのを売っていた。
リング綴じのノートみたいなやつを、自分で作れるという。
不器用でもうまくできるのかどうかわからなかったけど買ってきて
説明書を見ながら手さぐりで作ったのがこれ(↓)だ。
<ちょっと、すごくない?>
我ながら立派なのができたので、教官にも2冊プレゼントした。
でも、わざわざ買ったラミネーターと製本システム、
業者に作ってもらうよりは安上がりだったとはいえ、
あとは何に使えるんだか(涙)。
| 固定リンク
<MiG-21の機首。文字はフォトショップで追加したものだが>
これまであまり類似性を意識したことはなかったのだけど、
MiG-21ってサンダーバード1号と似ているかも。
「またソ連お得意のサル真似だったのか」と思うかもしれないが
誕生はMiG-21の方がサンダーバード1号より10年ほど早い。
<お国からいえば、こっちの方が似ていても不思議はないが>
主翼は似ているけど、機首はMiG-21の方が雰囲気だね。
| 固定リンク
飛行機を撮るときに空港のフェンスというのは厄介なもので
撮影ポイント探しはだいたい金網との戦いであったりする。
たまには金網が写るのも臨場感があっていいかなと思うけど・・・
撮ったときの無念までが伝わってくるでしょ(笑)。
・・・こんなに臨場感いらないって(涙)。
| 固定リンク
ちょっと古いネタで恐縮なのだが、
前に「どうやって出る?」と不思議に思っている船を紹介した。
突き当たりと低い橋で囲まれた盲腸のような運河の中に、
とても橋をくぐれそうにない船が閉じ込められていたのだ。
が、あるときその船がいなくなっていた。
ついに廃船にでもして処分したのかなと思った。
ところがそのあとまた、その船は戻ってきていた。
さらにその後も、一度だけいないのを見たことがある。
やっぱり出入りできるらしい。
<いなくなっているでしょ。2009年8月3日撮影>
| 固定リンク
日本で最初にPBBが設置された空港は福岡だそうだ。
サンフランシスコの固定式PBBをご紹介したときに
仁林敬さんから「昔は福岡もそうだった」と教えていただいた。
改めて福岡空港に保存されている当時のPBB操作盤を見ると
確かに先端部分を自由に動かすようにはなっていない。
※クリックすると拡大します。
そういや70年代の羽田のジャンボ用PBBも固定式だったみたい。
さがせばもっとわかりやすい写真がありそうだが、
さがしてスキャンしている暇がない。
こうしてどんどんネガが腐っていくんだろう(涙)。
| 固定リンク
<香港の工事現場で見た巨大な石積み>
その重量感に「おお~」っと圧倒された。
こりゃあ、ピラミッドを作るのは大変だったろうなと実感する。
一方で、無理すれば今でも作れないこともなかろうなとか、
そこまで莫大な金と労力をかけてどうするんだろうとも。
だからピラミッドは「無用の長物」なんて言われるのだろうが、
その壮大な無駄さ加減が人に感動も与えるんだね。
| 固定リンク
直径1m以上、重さ100kg以上の静止した円盤を、
瞬時に毎秒20回転くらいまで加速する。
大変なエネルギーが必要だろうし、円盤にかかる負荷も大きい。
表面が溶けて猛烈な煙くらい出しても不思議はなかろう。
| 固定リンク
消火訓練用の飛行機は変チクリンなのが多いけど
折り畳み式の主翼を持つものはけっこう珍しい。
トーバーがついているから、あちこち移動して訓練するのかな。
だったらコンパクトに畳める方が便利かもしれないけど、
777の当初プランを思い出した。
| 固定リンク
スキポール空港内には本物のDC-9の機首が置かれているが
台北の松山空港内にはニセモノの機首が置かれている。
<どんな旅客機をモデルにしたのかも見当がつかない(笑)>
中、というか後方がどうなっているかというと
(↓)フライトシミュレーターとパソコンコーナーになっている。
<ちゃんと乗っている人がいますね>
| 固定リンク
ファインダーをのぞいたら、なんだかくもっていた。
・・・・画像処理したイメージですけど、こんな感じ。
レンズが汚れているのかと前玉を見てみたが、ピカピカだった。
次にレンズをはずしてチェックしてみたらビックリ。
なにやら後玉がベットリしていたのだ。
そのままで撮ったら、仕事がだいなしになるところだった。
レンズ交換のときに、誤って指紋をつけてしまったのだろうか。
焦ってレンズを磨きなおしていたら、
そばにいた先輩カメラマンが「あっ、気がついちゃった?」と笑った。
目をはなした間にレンズを外し、鼻を押しつけて脂をつけたらしい。
本人は無邪気なつもりなのかもしれないけど
真剣勝負の現場におけるプロのいたずらとしては度をこしている。
30年も前の話だけど、今でもときどき思い出す。
これに限らず、あまり楽しくない思い出というのはいくつかある。
それきり二度と一緒に仕事はしないと決めた人もいる。
第三者に「いつまで根に持ってんの」と言われたこともあるけど、
時間がたてば自動的にチャラになるというものではなかろう。
いまさら殴ってやると言っているわけではないのだから、
自分なりにはおだやかにおさめているつもり。
なのに「根に持っている」とか言われるのは、ちょっと心外だな。
今年も12月8日がやってきた。
70年たっても、忘れないものは忘れない人もいるんだろう。
| 固定リンク
<単発の軽飛行機ならば飛ばせるくらいの翼、整備中>
だけどこれは軽飛行機ではなくて747ジャンボの翼・・・
<・・・についている、フラップのごく一部だ>
ちなみに747-400の機体重量は約180トンだが、
このうち翼だけの重量は約43トンであるという。
エンジンは1基4~5トンだから翼と合わせて約60トン強。
それ以外の機体部分で120トン弱ということになる。
<う~む、すごいのだかすごくないのだかよくわからん(笑)>
| 固定リンク
海外に行くと、いろいろと怪しい日本語を見かけるのだが
これはちゃんとしている。momokoブランドのペットボトル飲料。
<雁ヶ音茶入り「上品な緑茶」限定出荷、香ばしい味わい>
わざわざ「雁ヶ音」に「かりがね」とふりがなまでふられている。
ただ、そこまでやりすぎているところがちょいと怪しいだけ。
| 固定リンク
ボーイング787は外観だけではプラスチック製という実感がない。
しかしノーズギアの収納部を見ると「おおっ」と納得する。
<金属機のような錆止めが塗られておらず真っ白>
| 固定リンク
以前、羽田の第2ターミナルの案内サインがひどいと書いた。
だがこれは第2だけでなく第1ターミナルにも展開しつつある。
下のサイン、何を意味するかわかるだろうか?
全部わかる人がいたら、その方が変じゃないかと僕は思う。
文字に頼らず情報を伝えられるのがピクトグラム(絵文字)だ。
しかし情報を伝えられないのでは、意味がないどころか、
見る人を悩ませるというという点でマイナスですらあると思う。
ちなみに下の写真なら、まあまあわかるかな。
上の写真でカットした部分を復活させたものだ。
※クリックすると拡大します。
カットしなければわかる、ならいいと思う人もいるのかな。
でも変テコの人のマークは何のためにいれているのだか、
僕にはさっぱり理解できないのだ。
| 固定リンク
<海外の標準的な住居(うそ)>
かつて日本の住居は「うさぎ小屋」と言われたことがあった。
どうも誤訳だったという話もあるんだけど、
大騒ぎされたので定着した。僕も「そうなのか」と思っていた。
だけどしょっちゅう海外に出るようになってからは、
日本の家だけそんなに狭いとは思えなくなった。
とりわけ都市部の住宅なんか、どこもたいして広くない。
自分の限られた経験にもとづく印象だけでは心もとないけど
それは総務省の統計などでも裏づけられている。
<そんなに広いところばかり住めるわけないよね>
だけど、いまだに「日本は家が狭い」と信じている人がいる。
この前も海外のインテリア事情にくわしい人がいうので驚いた。
そりゃあ、海外で視察するのは豪邸ばっかりだろうけどさ。
正直なところ、専門家と思っていた人に言われると萎えるな。
<狭いので、一軒だけこっそり拡張工事中(うそ)>
| 固定リンク