そうだ、ローマに行こう
アメリカは嫌いじゃないけど、うんざりするのはその単位系だ。
かたくなに非合理的な古い単位を使い続けるのは
大国の横暴ではないかとすら思う。あるいは、よほどの馬鹿か。
マイルやフィート、ポンドやガロンはなんとか換算するけど
なかばあきらめているのは華氏温度の換算だ。
僕が覚えたのは華氏100度と華氏32度だけ。
華氏100度は人の体温が基準で、実際には摂氏38度。
また華氏32度は摂氏0度となる。
つまり華氏100度以上あったら猛烈に暑くて、
華氏32度以下だったら氷点下でとても寒いということ。
その間は、それほど暑くも寒くもない、としかわからない。
大雑把すぎるけど、その恨みはアメリカ人にぶつけるしかない。
そんな僕が「ローマに行こう」と言われた。誘われたのではない。
語呂合わせでローマは60、行こうは15なんだそうだ。
つまり華氏60度が摂氏15度ということ。
100と32の間に60が加わって、まあ実用上は十分かな(笑)。
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