ティファニーで朝食を
生まれて初めて「ティファニーで朝食を」を読んだ。
僕が読むような本じゃないのは承知だけど、
村上春樹の新訳本というところにそそられて。
新訳といっても、もう3年も前に出たのだけど(笑)。
カルメンもそうだったけど、
僕は名前だけ知っていて内容を知らないことが多すぎるのだ。
この作品は映画の方が有名ではないかと思うが、
そちらも断片的に一部の映像や写真を見たことがある程度。
この機会にTSUTAYAでDVDでも借りてくるかと思ったけど
まずは原作を読んでからだなと思って、やめておいた。
そして読みながら、DVDを観なくてよかったと思った。
読み終えたあとでも、DVDを観るのはやめようと思った。
せっかくの原作のイメージが、壊れてしまうのがイヤだった。
オードリー・ヘプバーンでは、ちょっと違うような気がしたのだ。
もちろん原作者イチオシだったマリリン・モンローなんか論外。
だけど、結局はTSUTAYAでDVDを借りてきて観てしまった。
原作って、単純なハッピーエンドじゃないんだね。
それがけっこうせつなくて、トラウマになりそうになった(笑)。
だからそのイメージを壊したくて、DVDを借りてしまったのだ。
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