窓側には窓をつけてほしい
せっかくの窓側席なのに、窓がなくてガッカリすることがある。
そんな窓のない壁の中にはエアコンの配管が通っている。
旅客機のエアコンは主翼と胴体の付け根あたりについていて
そこからキャビン天井まで空気を導いてから機内に流す。
だからどこかで配管を上に伸ばしてやらなければならないのだ。
ところがエアバスA380にはこうした窓なし窓側席がない。
窓と窓の間隔を大きめにとって、そこに配管を通しているからだ。
飛行機の中で窓なし席にあたる確率はあまり高くないとはいえ
そんな少数の乗客に対して配慮してくれているのはうれしい。
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