ヒラー YROE-1 ローターサイクル
<ごちゃごちゃしていてわかりにくいけど、ローターサイクル>
※周囲を暗く落としてみたけど、ますますわかりにくいか(涙)
これはヒラーが開発した一人乗りの超小型ヘリコプターだ。
ジャイロプレーンではないから、頭上のローターには動力があり、
アンチトルクやヨーコントロールのためにテールローターも備える。
1856年に初飛行して12機が作られたが、
期待されていた軍からの採用はなかった。
いまの日本でもGEN-4という超小型ヘリが実用化しているが、
それよりも40年も昔の試みである。
またローターサイクルにはもうひとつの魅力的な特徴があった。
<折り畳むと落下タンクくらいのスペースに収まる>
敵地に取り残されたパイロットの救出用としても考えられていた。
これはすごいぞと思うが、ローターサイクルを届けに行くくらいなら、
救難ヘリでそのまま拾い上げる方が簡単な気もする。
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