「新型」とわからせるのが重要
かつてはウイングレットが新型機のわかりやすい象徴だった。
旅客機に乗ったときに「ずいぶんとボロそうだねえ」という人に
「翼の端に小さい翼が立っているのは新しいから大丈夫」と
変な安心のさせ方をしたこともある。
本当に省エネ効果があるのだろうかと思う飛行機もあったけど、
新型とアピールするというだけでも存在価値はあったのでは。
いまでもA320neoのように新しくつける機体はあるが、
トレンドとしてはレイクトウイングチップの方が新しいかな。
<ピラタスPC-12NG>
ウイングレットがなくなっていたのでNGと気づいた。
空力的によくなっているのか悪くなっているのかはよくわからん。
でも僕のように、これで新型かと気づいた人がいるだけでも、
あるいはウイングレット付は旧型だと思わせるだけでも
メーカーの目的は達成されているのかもしれない。
プライドの高いオーナーならウイングレット付は耐えがたいだろう。
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