« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »

2011/09/30

五式戦とFw190A

Fw190a
<空冷エンジン装備のフォッケウルフFw190A>
液冷の飛燕を空冷に換装して五式戦闘機を作るときに
日本国内にもあったこの機体を参考にしたというのは有名な話。
だが、たしかに排気管の配置とかは似ているけど
それ以外はどこが参考になったんだろうかと思うくらい違う。

しかし、キャノピーの幅の狭さには驚かされる。
もともと空冷機なのに液冷飛燕のキャノピーよりも狭いのでは。
イギリス人ならアクセスドアをつけたかもね。

|

2011/09/29

環境先進国ドイツ

・・・・で見たホテル。
Lightup
まだ原発依存率は高いが、
ライトアップなんかやめちまえ、ということにはならないらしい。
LOHASな人(爆笑)の意見を聞いてみたい。

|

2011/09/28

訓練用ドリームリフター

747lcf_1_1
フォトショップで、もうひと組のコクピットを追加してみた。
まるで訓練用のSR-71Bみたいだけど、観光用にも人気かも。

|

2011/09/27

俺は男だ、肉が好きだ、文句あるか

魚も嫌いではないが、機内食では肉系を選ぶことが多い。
が、世の中にはステレオタイプな偏見にかたまっている人もいる。
いやステレオタイプ以前の、理解不能な思い込みもある。
最近の「?」は「男は魚の方が好きでしょ」という決めつけ。
たまたま自分のまわりにそういう人が多かったとしても、
それを一般論として決めつけてしまうのはいかがなものか。
Human_body
こういう人が世の中にいっぱいいたら、疲れるだろうな。
あるいは、実はすでにたくさんいるのかもしれないけど。
女は運転が・・・とか、B型人間は・・・とか、福島は・・・とか。

|

2011/09/26

ジェット機を引っ張る棒

Thrust_link
<博物館に展示されているGE90エンジン>
飛行機はエンジンの推力によって前進する。
が、エンジンの推力を機体に伝える仕組みは必要だ。
それをしっかりしないとエンジンだけ前方に飛び出してしまう。
写真の赤線で囲った棒がスラストリンク。
馬車の引き棒のようなものと思えばいい。

|

2011/09/25

初雪と初冠雪

Summer_fuji
<今年の9月19日に撮影した富士山>
富士山というのは年がら年中、雪が降る可能性がある。
それでも「初雪」という区切りはあって、
その年の最高気温を記録したあとで最初に降るのが初雪となる。
ということは、降ったあと少しして、「もう今年は暑い日はない」と
わかってからでないとどれが初雪だったかわからないんだね。
Spring_fuji
<今年の5月8日に撮影した富士山>
初雪に対して地上から最初に降雪が確認されると初冠雪。
こいつは、そろそろ話題になる可能性がある。

|

2011/09/24

雨の日の反射

雨の中での撮影は愉快じゃないけど
濡れた路面にいろいろ映ったりしてきれいなこともある。
787acl
<これはあんまりきれいじゃなかった。苦労したのに、がっかり>
ノーズギアの白いタキシーライト2灯の反射と、
腹の下の衝突防止灯の反射はわかりやすく映っている。
上の衝突防止灯の反射が途中から始まっているのも理解できる。
が、その反射がまた胴体を赤く照らしたのは意外だった。
だからって、きれいなわけじゃないからがっかりは変わらないけど。

あー、今回の取材先の予報は雨90%(涙)。
雨はイヤじゃ。いったい誰なんだ、日頃の行いの悪いやつは?
たぶん、あいつと、あいつと、あいつと、あいつと、あいつと・・・

|

2011/09/23

物欲が消えた?

最近、あまりモノを欲しいと思わなくなった。
大好きだった飛行機のオモチャにも、あまりそそられない。
それは北風舎さんに作ってもらったRB-51のせいもあるかな。
もう壮絶にすごいので、眺めているだけで腹いっぱいになる。
中途半端なオモチャなんか欲しくなくなる。
それでも航空博物館の売店などには買う気まんまんで突入するが
店内を何度もまわっても買いたいものがなくて泣ける。
まあ、無駄遣いしないのはいいことだとはいえ。
Weapons
ところが、またもや深夜に通販のPCをポチッと
どうやら物欲が消えているのは昼間だけらしい。
日が暮れたら買い物はしないというルールでも作らないと危険だ。
今日は秋分。
これからは昼よりも夜が長くなってくるというのに(苦笑)。

|

2011/09/22

また夏が終わろうとしている

Beach_dog
今年の夏「も」、海で泳げなかった(涙)。

|

2011/09/21

続・木のぬくもり

Southampton
<スーパーマリン・サウサンプトンの艇体>
スピットファイアと同じレジナルド・ミッチェルによる設計。
流れるようなラインと木の地肌が美しい
ただし、後期型はジュラルミン製に変更されてしまった。
性能は向上したそうだが、美しさは半減かな。
Wooden_flap
<フォッケウルフFw190Dのスプリットフラップ>
下面はジュラルミンのようだが、内側は木製となっている。
ドイツ敗戦の2ヶ月前にできた機体らしい。
こちらは木製だからといって見とれるような美しさはない。
ただ資材が逼迫した終戦間際の厳しさがしのばれるだけだ。

|

2011/09/20

府中運転免許試験場

Fuchu
<僕もここで試験を受けた。あと免停の講習とかも(笑)>
試験を受けたのは大学生の頃で、いわば試験慣れしていた。
当時はそういう自覚はなかったのだけど、
隣に座っているオジサンは「試験になると頭がカーッとしちゃって」
と、不合格の常連なのだと嘆いていた。
何らかの理由で免許を失効しての再挑戦とのことだったから
技術的にも、実際の知識としてもたぶん問題はないのだと思う。
ただ「試験」となると、それだけでもう駄目になってしまうらしい。
かわいそうに、そのオジサンはそのときも不合格だった。

それから約10年後に僕は飛行機の免許を取った。
そのときに、府中で会ったそのオジサンのことを思い出した。
久しぶりの「試験」は、想像以上に緊張するものだった。
ほんの10年、「現役」を離れていただけなのにと愕然とした。
さて、それからさらに約20年。
いま、なにかの試験を受けるとなったら、合格できるのだろうか。

ところで府中の試験場にはあちこち「撮影禁止」の張り紙がある。
本当の理由は知らないが、
昔は「試験用のコースを事前に覚えさせないため」とか言われた。
どうして事前にコースを覚えたらいけないのかよくわからんけど、
いまはグーグルアースでコースレイアウトなんか簡単にわかる。

|

2011/09/19

空港で見ているはずだけど

ボーイング747の腹には4本の脚が収められている。
そのためのドアは、まるで寄せ木細工のようでもある。
747_8geardoor
さて、それぞれの脚はどの位置から生えているのか。
またそれぞれのドアは、どのように開くのか、わかるかな。

今日は747-8の初号機デリバリーの予定だったが・・・

|

2011/09/18

世の中は不思議だらけ

同業者同士でぞろぞろ空港を歩いているとき
窓の外に停まっているバスが気になって写真を撮った。
「お、今度はバスマニアに転向か?」
「いや、どうして屋根がああいう汚れかたをしているのかと思って」
「でた~、あせこうなんの『どうして?』が(爆笑)」
Bus_roof
・・・・じゃあ、どうしてか説明してくれ。

|

2011/09/17

ロマンチストなAFカメラ

Black_mirror
<わかりにくいけど、飛行機はちょっとピンボケだ>

僕が買った最初のAFカメラは初代のキヤノンEOS-1だった。
いまからちょうど20年前のことである。
1991年のリノ・エアレースで本格デビューさせた。
特にサンニッパと組み合わせたときの動体予測のスピードに
「これはもう人間ワザを越えているな」と、あっさり脱帽。
だけど、ちょいとオツムは足りないから、意外なドジも踏む。
たとえば機体ではなく、映り込んだ雲にピントを合わせたり。
それは最新のカメラでもあまり変わらない。
「おまえ、なかなかロマンチストじゃんか」と感心しながらも、
カメラマンが味気ない現実に引き戻してやらなければならない。

|

2011/09/16

山と空と

Halfdome
<旅客機から見ても周囲を圧倒するハーフドームの威容>

新田次郎の「孤高の人」の影響で早足を鍛練したくらいだから、
山を歩くのは嫌いではなかった。
本格的な登山ではないが、奥多摩やらアルプスやらを歩き回った。
そんな僕が、吐き気がするほど嫌いな歌が「いつかある日」だ。
友に、もし自分が山で死んだらという想いを託した歌。
まるで山での死を美化するような歌。
ふざけんじゃねえよ、と思う。
いったい、山での死が美化されるようなことがあるだろうか。
勝手に山に入って、事故ったり遭難したりして皆に迷惑をかける。
少なくとも「いつかある日」を歌うようなヤツは
山に入ってほしくないと僕は思う。

ある意味では空も同じかな。
長くこの世界にいれば空で死んでしまった知人は何人もいる。
かけがえのない人たちだったが、その死が美化されることはない。
空で死んではいけないのだ。

|

2011/09/15

ステイタスのはかりかた

Executive_jet
ビジネスジェットのチャーター料金はいろいろな条件で決まるが
大雑把にはファーストクラスの10倍+といったところか。
ヨーロッパならば2~3千万円は必要になるだろう。
それを決済できるクレジットカードを持っているかというより、
単純に「払えるかどうか」という方が重要だと思うんだけど(笑)。

|

2011/09/14

ステインドグラス

Stained_glass
ステンドグラスを直訳すると「着色されたガラス」となる。
「組み合わせガラス」とか、そういう意味じゃないんだね。
Stained_glass_002
またステイン(stain)には「汚れ」とか「シミ」とかいう意味もある。
シャツにコーヒーをこぼしちゃったときはステインかな。
ステンドグラスを通した光に染まっているのは、どうだろう。
Stained_glass_001
それから錆(サビ)が出ているのもステインという。
だからステンレススチールは「錆びないハガネ」という意味。
・・・実際にはまったく錆びないわけではないけれど。
ちなみに鉄錆そのものはラスト(rust)というのをよく聞く。
アルミとかでは錆というより腐食(Corrosion)という方が多いが、
アルミの飛行機でも下地塗装は単純に「錆どめ」といったりする。

|

2011/09/13

報道用の特別な場所から

何かイベントがあると、いちばん前の方に
報道関係者用に特別なスペースが設けられたりする。
「ずるい」「邪魔だ」「あの場所ならヘタでもいい写真が撮れる」
マニア出身の僕は、そういう不満な気持ちがよくわかる。
そんな特別な場所から撮った素晴らしい連続写真を披露しよう。
787itm_001
<ボーイング787、伊丹に初着陸間近。777のAPUゆらゆら>
787itm_002
<いちおう見えてはいる。だけど喧嘩売られている気分>
787itm_003
<タッチダウン・・・・したと思う(涙)>

こんな写真はみっともなくて誌面には出せないのだけど、
たまには「ザマーミロ!」と笑ってやってください。

|

2011/09/12

同志もいろいろ

お互いに同志らしいと思ったSさんではあるが、
まだ完全に納得していないらしいのが僕のガンダム趣味だ。
一緒に飲んでいたもう一人のSさんも「そうそう」という。
僕らはガンダム世代よりは少し上の年齢層になるのだ。
正直なところ僕もZ以降のストーリーは気持ち悪いが
ガンプラはすごいと思う。
「接着剤なしでぴったりつくなんて、ケロッグのオマケ以来だろ」
という感心の仕方が共感されたかどうかはわからないけど。
Unicorn
もう少し若いが中年の知人にユニコーンを作ったと自慢してみた。
「おっ、すごいね、新型にも手をだしたのか」
こっちは、まだ新しい情報もフォローしているらしい(笑)。

|

2011/09/11

「新型」とわからせるのが重要

かつてはウイングレットが新型機のわかりやすい象徴だった。
旅客機に乗ったときに「ずいぶんとボロそうだねえ」という人に
「翼の端に小さい翼が立っているのは新しいから大丈夫」と
変な安心のさせ方をしたこともある。
本当に省エネ効果があるのだろうかと思う飛行機もあったけど、
新型とアピールするというだけでも存在価値はあったのでは。
いまでもA320neoのように新しくつける機体はあるが、
トレンドとしてはレイクトウイングチップの方が新しいかな。
Pc12ng
<ピラタスPC-12NG>
ウイングレットがなくなっていたのでNGと気づいた。
空力的によくなっているのか悪くなっているのかはよくわからん。
でも僕のように、これで新型かと気づいた人がいるだけでも、
あるいはウイングレット付は旧型だと思わせるだけでも
メーカーの目的は達成されているのかもしれない。
プライドの高いオーナーならウイングレット付は耐えがたいだろう。

|

2011/09/10

エナジーボール

フューチャー・オブ・フライトで見たエナジーボール。
家の屋根とかにも設置できる小型の発電用風車だという。
Energy_ball_001
<正面から見たところ>
Energy_ball_002
<斜め前から見たところ>
Energy_ball_003
<斜め後ろから見たところ>

これが回るというのは、もちろん理解できる。
が、この形の妥当性にイマイチ確信がもてない。
あれこれ想像してみるのはなかなか楽しいとはいえ。
好きそうな人の顔を思い浮かべながら、とりあえず紹介しておこう。

|

2011/09/09

船とからむ

D_runway
羽田空港Dランウェイへのタキシーウェイは上り坂になっている。
旅客機はよっこらしょとエンジンを吹かしながら上っていく。
さらにDランウェイ自体も海側に向かって離陸するときには、
だいたい真ん中のあたりから上り傾斜がつくように作られている。
羽田空港の標点の標高は7mたらずだが
上りに上ったD滑走路の端はそこよりも約10mも高い。
進入コースの下を航行する大型船との間隔を確保するためだ。
Kobe_ap_001_1
神戸とか那覇も、けっこう船と絡むんだよね。

|

2011/09/08

またまた空港喫煙室

なぜか中国では、まだ機内へのライター持ち込みは禁止。
他の国では1個まではOKに緩和されているのだが。
あいかわらちず毎回知らんぷりしてトライしているけど
だいたい没収される(笑)。
不思議なのはそのあとの喫煙室では煙草がすえること。
ライターやロウソクを備えている空港もあるけど、
なんにも備えのないところでも煙草を吸っている人がいるのだ。
みんな没収されているはずなのに(笑)。
で、今回は新型のライターを見たのでご紹介しよう。
China_lighter_001
<成都双流国際空港にて>
使い捨てライターが外せないように埋め込んである。
China_lighter_002
<同じ型ばかりだから、没収品の有効活用ではなさそうだ>

|

2011/09/07

ガンカメラ

Gun_camera_001
<P-51Bマスタングの左主翼に埋め込まれたガンカメラ>
機銃と連動して動き、あとで戦果の確認に使ったりする。
1グラムでも重量を削ろうと躍起になっていた日本では、
こんなものを1機1機の戦闘機に搭載して、
しかもフィルムをガンガン回そうなんて考えもしなかっただろう。
さすが戦争後期のアメリカ戦闘機は余裕だなあと思うけど、
零戦よりもずっと早くに登場した古くさいイギリスの戦闘機、
ホーカー・ハリケーンにもちゃんとガンカメラがついていた。
Gun_camera_002
<しかも無骨に四角く飛び出させちゃったりして>
初期型からついていたのかどうかは知らないけど、余裕…かな。

|

2011/09/06

もちろん停まるにしても

Stop_sign
<「止まれ」の道路表示板はないが、立て看板は立っている>
この立て看板には法律上の特段の効力はないにしても、
地面には停止線と「止まれ」のペイントがほどこされている。
さて、このような場合に一時停止義務は生じるのか。
どうもよくわからない。
このペイントも道交法第二条十六に示される「道路表示」で
道路表示板と共に「道路標識等」として同じ効力を持つのでは。
一方で一時停止義務の有無は表示板の有無で決まると、
自信まんまんで断言する人もいる。
お巡りさんに聞いてみようかと思ったけど、やめた。
経験上、お巡りさんの言うことも信用できないから(笑)。

|

2011/09/05

前縁フラップとスラット

F100slat_1_1
<ノースアメリカンF-100の主翼前縁のスラットを出した状態>
主翼前縁につく高揚力装置にはフラップとスラットがある。
フラップはキャンバーを増すことで揚力係数を大きくし、
スラットは前縁部と翼本体の間にスキマを作って風を流し、
失速をより大きな迎角まで遅らせることで最大揚力係数をかせぐ。
内翼部にフラップ、外翼部にスラットと使い分けている機体は
外翼部の失速角を大きくして危険な翼端失速を防ぐ目的だ。
Slat
<スチンソンL-5。外翼部に固定式スラットを装備している>
こうして見るとフラップとはまるで違うものなんだなとわかりやすい。
とはいえ可動式スラットにはキャンバーを大きくするものもあるし、
前縁スロッテッドフラップでは翼本体との間にスキマができる。
こうなるとフラップとスラットの境界はどこにあるんだろうかと思う。
航空機メーカーは呼び分けているから違いがあるのだろうけど。

ところでL-5の後縁のエルロン、左右ともに下がっている。
博物館の管理が悪くてリンケージが外れているのかなと思ったら、
フラッペロンになっているらしい。

|

2011/09/04

友達になってほしかったのかな

Moffett_field
<モフェットフィールドの飛行船格納庫群>
駐機するNC-141スターリフターと比べるとその巨大さがわかる。
これは木造じゃないみたいだけど、上空から眺めて思い出した。
かつて「ティラムーク航空博物館の木造飛行船格納庫は
木造で最大といわれる東大寺大仏殿より大きい
」と書いたら
「あんなものは木造建築物とは言わないのだよ、お馬鹿さん」と、
そんな感じの匿名コメントが送られてきた。
そのときは名乗りもしないで失礼な人だなあと思ったけど、
無視しているのもかわいそうだから主張を紹介してあげよう。
あんなのは木で作ってあっても木造とは認めない、そうだ。
正直、僕は認められなくても全然かまわんのだけど(苦笑)。

すれちがいざまに失礼を言って、さっさと姿をくらましてしまう。
こういう人って、友達いるんだろうか。
ひょっとしたら友達がほしくてメールをくれたんだろうか。でも、
捨てアドなんか使わずにちゃんと名乗るのが友達を作る第一歩。
それが僕からの、ささやかなアドバイスです。

|

2011/09/03

放水アーチ

Bn2last
新中央航空アイランダーのラストフライトを終えて>
最近はいろいろな機会に空港の消防車が放水アーチを披露する。
僕はけっこう好きなんだけど、水道代を気にする人もいるようだ。
「いいじゃん、このくらい」と無責任にいう前に計算してみた。
写真の水槽付消防車のタンク容量はたぶん2000ℓ(2㎥)以下。
調布空港のある多摩地区の水道料金は1㎥あたり最大404円。
従量料金で、たいていはそれよりもずっと安いが、
消防車のタンク1台分の水をすべて放出しても800円程度だ。
もちろん、それでも我慢ならないという人はいるだろうが
僕は愛される空港を演出する宣伝費用としては高くはないと思う。
Taipei_ap
<台北・松山空港での放水アーチ>
こっちはでかいから6000ℓってところかな。水道料金は…。

|

2011/09/02

戦車止め

Barrier
<戦車でも止められそうな空港制限地区へのバリケード>
実際のところ、これで戦車も止められるのかどうかは知らない。

|

2011/09/01

非常口を縁取るペイント

Freighter_door_001
<旅客機の非常口はわかりやすく縁取りペイントされている>
外から助けにいくときに、どこがドアか探していては大変だものね。
とはいえ、ドアのすべてが縁取りされているわけではない。
Freighter_door_002
< 矢印のところにドアがあるはずなのだが縁取りされていない>
同じジャンボでも、これはNCAの747F貨物専用機。
メインデッキのドアも普段から出入りに使っているものの
緊急時の非常口としては使わないことになっている。
こういうのには縁取りペイントも施さないわけだ。
Freighter_door_003
<貨物専用機のANAの767F。やはりドアに縁取りがない>
これは旅客機を貨物専用機に改造した機体。
ほとんどの窓やドアはつぶされてしまっており、
このR1ドア(右側の1番ドア)も開け閉めすることはない。
黄色いところに「非常口は使えません」と英語で書かれている。
Freighter_door_004
<同じく旅客機から改造されたJALの747Fのドアの跡>
ドアを開けるためのハンドルも動かないように固定されている。
Freighter_door_005
<ただし貨物機でも非常口として使うドアは縁取りペイントする>
FedExの777F。同社のMD-11もR1ドアは非常口として健在。
Freighter_door_006
<ANAの767FもL1ドアは非常口として活かしている>
ちなみに右サイドの非常口としてはコクピットの窓を使う。
Freighter_door_007
<747LCFドリームリフターでもR1ドアが非常口として健在>
後ろのでっかいカーゴドアは非常口にならないよね(笑)。
Freighter_door_008
<中国の貨物専門航空会社「揚子江快運」の737>
貨物専門のはずなのにドアの縁取りペイントをすべて残している。
やっぱり中国はワケのわからない国だなあと思ってしまいそうだが、
実はこの737はQC(クイッチチェンジ)型だから、
旅客仕様と貨物仕様に簡単に変更できるのである。
実際に旅客機として使うことはなくとも非常口を残しているらしい。

|

« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »