隣のクルマが小さく見えます
最近は車を買っていないので知らないけど
かつて自動車メーカーはモデルチェンジするたびに
少しずつ車体サイズを大きくしていた。
「新型は広くなりましたよ」というのを売りにしたかったのだろうが
馬鹿な話である。大きいのが偉いと思っていたのだろう。
だが大きくした結果、自宅の車庫に入らなくなることだってある。
せっかく気に入っていたモデルも、大きくなった後継車ではなく
ひとつ小さなモデルを買わねばならず、むしろ狭くなることも。
飛行機でも、同じようなことを考えるメーカーがあるんだろうか。
<琉球エアコミューターのDHC8-100。那覇空港にて>
<与論空港>
<石垣空港>
<奄美空港>
<久米島空港>
<北大東空港>
<南大東空港>
<宮古空港>
<与那国空港>
<多良間空港>
あちこちで見るRACの主力機だが、実際には4機しかない。
潮風に負けずによく働いているが、いずれ老朽化が問題になる。
後継機としてはやや胴体を伸ばした300型が1機導入されたが、
そこでメーカーのボンバルディアはいずれも生産中止にした。
残るDHC8シリーズは倍の大きさを持つ、
しかもいちばん評判のよくないQ400だけしかない。
まさか「大きいの、いいですよ」って、そういうことじゃあるまいが。
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