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2011/08/31

同志を見きわめる

はじめて我が家に遊びに来たSさんが
散乱するガラクタを眺めまわしてから満足そうに言った。
「よしよし、スターウォーズはないな」
実は僕もスターウォーズのどこが面白いのかよくわからないし、
なのになぜあんなに人気があるのかが理解できなかったので、
満足そうなSさんを見て同志を実感したのであった。
X_fighter
<おっと、これは何かの間違いということで・・・・(笑)>

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2011/08/30

グラマンの猫脚(F7F編)

F7f_gear_001
<F7Fタイガーキャットのノーズギアは途中でクランクしている>
F7f_gear_002
<クランクしているあたりにはステアリング機構がついている>
まだ前輪式の脚配置が珍しかった頃ならではの試行錯誤かな。
ちなみに左右から突き出しているロッドはギアカバーとのリンク。
この機体は整備中のためかギアカバーをはずしてあった。
F7f_gear_003
<タイガーキャットはメインギアにも個性的な角度がついている>

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2011/08/29

クリエイター×ハセガワ

面白い企画だな~と思ってすごく期待してしまったのだが
とりあえず第一弾はハズレだった(涙)。
Ki99
<もしキ99なら2~3機は買っていたろうに>

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2011/08/28

続・EXPERIMENTALの文字

・・・が消えたらしい(赤い矢印で示した赤文字)。
Za102
僕はあまり細かな塗装変更とかは気にしない方なのだが・・・
(以下同)

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2011/08/27

グラマンの猫脚(F8F編)

グラマンF8Fベアキャットは中翼形式のうえプロペラがでかい。
そのためとても長い脚が必要になった。
そのままでは収納するのが大変なほどに。
そこで二つ折りにして短く収納できるようにしている。
F8f_gear
こんなので大丈夫かよと思うが、
やはり脚の伸縮機構を備えていた日本海軍の紫電のようには
脚のトラブルで泣かされたという話はあまり聞かない。

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2011/08/26

クモの巣の寿命

Spider
<だいぶくたびれてきたように見える蜘蛛の巣>
蜘蛛の巣ってどのくらい長持ちするんだろうかと思って調べたら
毎日新しいのに張りかえるのだそうだ。
びっくりした。

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2011/08/25

独特じゃなかった

以前、ソロビヨフD-30のスラストリバーサーは独特と書いた。
でも、それは僕の無知ゆえの誤解であった。
727reverser
<727に装備されていたJT8Dのスラストリバーサー>
これを知っていれば、ソ連お得意の模倣と気づいたはず。
ANAの727は現役時代にもよく見ていたはずなのだが、
目がふし穴だったらしい。

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2011/08/24

やっぱ見晴台でしょ

Panoramadeck
<気持ちよさそうなところに椅子を出している>
アトランタで見たビルの非常階段。
でも、非常階段にモノ置いちゃいけないんだよな。
我ながら野暮なことを考えて、ふと気がついた。
椅子を置いてあるのは非常階段じゃない。
ならば、いったい何のためにこんなスペースがあるのだ?

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2011/08/23

女性にやさしい戦闘機

Spitfire_door
スピットファイアは好きな飛行機だが、
どうにも釈然としないのがコクピットのアクセスドア。
こんなものつけないと出入りが不自由なくらい胴体を絞り、
キャノピーも小さくまとめたところはレーサーの血統ゆえだろうが、
わずかこれだけの開口部でも構造的には厳しくなるだろう。
空力に対する細やかな配慮に対して、ややアンバランスな気も。
ちなみに赤く見えるのはキャノピーがジャムったときに使うバール。
ドアなんかつけたからレールがひっかかりやすいのかな。
狭いコクピットではバールを使うのも大変だろう。
Cessna152_door
そういえばセスナの軽飛行機は高翼に自動車式のドアを装備。
「スカートでも乗り降りできる」というのがウリのひとつなのだが、
まさかスピットファイアも・・・?

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2011/08/22

即停即走

中国で「即停即走」が意味する交通規則はなにか。
サッと停まってサッと走るというイメージでは「一時停止」か。
だけど歩行者とかいたら、サッと走っちゃいかんよね。
だいたい中国の車、歩行者がいても停まらないし。
ベトナムとかよりも、ずっと怖い。

No_parking
<答は「駐車禁止」のようです>
上の道路標識がなければわからなかっただろう。
ちなみに、その下の黄色い三角は「監視カメラ」のマーク。

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2011/08/21

EXPERIMENTALの文字

・・・が消えたらしい(赤い矢印で示した白文字)。
747_8f
僕はあまり細かな塗装変更とかは気にしない方なのだが
これは大きい。待望の型式証明が取得できたということ。
おめでとうございます。

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2011/08/20

嘘と承知で聞いてあげる

Fda_matsumoto
滅多にいくことはないんだが、松本空港はいいなあと思う。
飛行機が、とても身近に感じられるのだ。
周囲に公園とかが整備されているのは調布空港に似ているが
調布では転がっている台とかに乗って金網の上から頭を出すと
すぐに警備員がスッ飛んでくる神経質さがあってしらける。
まあ「(頭を上に出すのは)航空法で禁じられているんです」とか
申し訳なさそうに嘘ついて、穏便に退散させないとならぬくらい
現場の警備員さんも締め上げられているのかなと同情するけど。
あるいは航空法に、本当にそんな条文があるのか?

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2011/08/19

重力の記憶

Gravity
<目黒区に国土地理院があった時代を記念する碑>
「標高31.93メートル、重力値979.76ガル」とある。
重力のイメージを形にするのはむずかしそうだけど、
これはよく感じがでていると思う。
・・・重力をモチーフにしたのかどうかは知らないが(爆)。

昔、このあたりに1年くらい住んでいたことがあったけど
こんな碑があったなんてまるで知らなかった。
知人の見舞いついでに懐かしく散策しながら見つけたのだ。
住んでいた期間が短かったせいもあって恐ろしく記憶が不正確で
迷子になりながら歩いたおかげだろう(笑)。
そのうちにだんだんといろいろな記憶がよみがえってきたけど、
不動産屋のオヤジがすげえイヤなヤツだったなあと思い出して
不愉快な気持ちになってからはサッサと帰った。
そういう形でいつまでも人の記憶に残るって、どんなものかね。
もちろん、本人は屁とも思っていないだろうが。

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2011/08/18

JT3D

Jt3d_001
<プラット&ホイットニーJT3Dターボファンエンジン>
かつてDC-8に装備されていたから、日本でもおなじみだった。
が、とんと見ない。国内にも残っているんだろうか。
写真はアトランタのデルタ博物館に残されているもの。
Jt3d_002
<逆噴射時に開くファンカスケードドア>

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2011/08/17

テレビロボット

Tv_robot
<ロボット型に積み上げられたTV・・・を後ろから見たところ>
ソウルのホテルのエントランスに飾られていた。
スリットから画面の色がキラキラ漏れ出てきれいだ。
一瞬、「TVって後ろから見るとこうなっているんだ~」と思ったが
もちろんそんなはずがない。
これではTVの後ろの壁がいちいち光ってうっとおしいったらない。
作品のために、ドンガラだけ使って中に明かりを入れたんだね。

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2011/08/16

非常口を外から開けるときの注意

主翼上面の小型非常口は取外し式のものが多い。
かなり重いから、腰を痛めないように注意する必要があるし
そもそも力のない人ではうまく開けられない可能性もある。
しかし737NGでは上にハネ上がるようになったので
たいして力を必要とせず、腰を痛める心配もなくなった。
Exit737ng_001
この非常口は外から救助の人が開けることもできるが
油断するとドアにアッパーカットをくらう危険がある。
そこでドアの外側には注意書きがある。
とっさのときに読んでいる余裕があるかどうかわからないので
ここで事前に予習しておくことにしよう。
Exit737ng_002
「ドアは外側上方に開きます。
開くときにはヒザでドアを押さえてください。
ドアが強く跳ね上がり重大な負傷を招く恐れがあります」
・・・だそうです。

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2011/08/15

角隠しと綿帽子

和装の花嫁さんのかぶり物の名前はしゃれている。
Cotton_hat
<これは「綿帽子」というらしい>
もうひとつの「角隠し」に対してなんてメルヘンチックな名前。
だからといってツノがないのかどうかは知らないけど(笑)。

まあツノがあってもなくても、結婚式は平和な感じでいい。

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2011/08/14

続々・767と777のレドーム

Ana772
陽炎でわかりづらいけど、ANAの場合は
UAタイプじゃなくてAAタイプですね。

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2011/08/13

生涯ただ一度のスケートボード体験

若い頃、友人の持っていたスケボーを借りてトライ。
転んだ拍子にスケボーはスッ飛び、ガラスが割れた。
後にも先にも、スケボーに乗ってみたのはそれ一度きり。
Skateboard
マニアはSK8というらしい。スケーエイト、ってダジャレだね。

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2011/08/12

エコボンの腹巻

Bodyguard_001
<エコボンの胴体の一部にシワがよっているのが見える>
実は飛行機の胴体外板にシワがよるのは珍しいことではないが
これは外板ではなくて、いわば腹巻を着せているため。
プロペラが着氷したときには、防氷装置でブッ飛ばすのだが、
その氷はプロペラ回転にともなう遠心力で周囲に飛び散る。
そんな氷の破片から機体外板の損傷を防ぐためのものだ。
Q400NGに限らずDHC-8シリーズにはついているから
今度乗るときには、よ~く見てみよう。
Bodyguard_002
あと、新中央航空のドルニエDo.228NGにもついている。
でもサーブ340Bとかでは見ないような気がする。

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2011/08/11

「JERK」か「PULL」か

CAが乗務しない小型旅客機に乗る場合、
搭乗前にターミナル内で緊急時の手順を自分で確認する。
Jerk_to_inflate__001
<新中央航空の調布空港ターミナルにて>
普段は見ることのできないライフベストも観察するチャンスだ。
Jerk_to_inflate__002
<膨らませるためのタブに「JERK TO INFLATE」の文字>
日本語の安全ビデオでは「強く引いてください」などと言う。、
それでしっかり通じるのだが、力としては向こうに押す感じだ。
それを英語で「PULL」と言ってもいいのだろうかと、
いつも適当な英語を使っている僕としては確信がもてない。
もちろん「PUSH」というのはもっと変な気がする。
でも、なるほど「JERK」というのかあと、ひとつ勉強になった。

・・・・で、JERKってどういう意味?(爆)

試しにJALやANAの安全ビデオを確認したら、
簡単に「PULL DOWN」とか「PULL」といっていた。
やっぱり簡単な方に、一票。

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2011/08/10

続・737NGとクラシックの識別点

737kix_001
こっちが737-500(クラシック)で・・・

737kix_002
こっちが737-800(NG)。

ディテールが見えると余計なところに目がいってしまうけど、
シルエットで見ても意外に違う。

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2011/08/09

米俵を抱く

「お返し不要」といったのに、出産祝いの内祝いが届いた。
生まれたときの体重と同じ重さの米俵、だそうだ。
同じものをもらった人は、たぶんこの米俵を
赤ん坊のように愛おしく抱いてみたんだろうと思うとおかしい。
Komedawara
<もちろん僕も抱いてみた(笑)>
とても懐かしい重さが腕の中によみがえった。
素敵な内祝いを、どうもありがとう。

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2011/08/08

ちょっとススが目立ってきた

ジェット機の燃料はケロシンである。
特別な物質みたいだけど、普通の灯油を英語ではこういう。
もちろん航空用には添加物を足したりはしているが、基本は灯油。
もし日本でもジェット燃料のことを灯油と呼ぶようにしていたら
もう少しジェットエンジンも身近に感じられたかもしれない。
Soot
<調子の悪い石油ストーブと同じかな、とイメージできたり>
そろそろエンジン洗浄した方がいいかもとか。

ちなみに中国ではジェット燃料のことを航空煤油というそうだ。
煤油というのは、灯油のこと。日本語よりも内容を反映している。
煤(すす)という字を使うのが、今回の写真にぴったりだし(笑)。

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2011/08/07

1時間に1本のバスを待つ

天気がよくて、時間と気持ちに余裕があるときには
のんびりバスを待っているだけでも旅気分が味わえて悪くない。
Local_busstop
ただし暮らすとなると、毎日が旅気分なんて言ってはいられない。
もしこうした場所で暮らすとしたら僕も車を買うだろう。
車使用が前提の地域では東京よりも車が便利に使えるだろうし。
でも、免許のない子供たちはどうするんだろう。
やっぱり歩くか、自転車に乗るしかないのかな。
Bicycle_game
そういう基本的なことを含めて、僕はまだ十分に日本を知らない。

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2011/08/06

亜音速ノズル

Jl772_006_1
<777-200に装備されたPW4000エンジン>
高温高圧の燃焼ガスは絞られたノズルを通りながら加速される。
つまり圧力のエネルギーが速度のエネルギーに変換される。
中心部のリング状の穴が燃焼ガスの排気口だ。
空気取入口を通った空気の一割ほどが燃やされるにすぎないが
それにしても細いところから吹き出しているんだなあと思う。
ちなみにほとんどの空気は燃焼室は通らずに、
コアの周囲をバイパスするだけで後方に排出される。
こちらの排出口も入口と比べると断面積は小さくなっているけど
あまり絞るとか絞らないとか意識したことはなかった。
Ae3007
<ERJ-145に装備されたRR・AE3007Aエンジン>
バイパスエアと合わせてこんなに絞るのだとは。

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2011/08/05

ロンドンから30秒間の愛を叫ぶ

いつも面白いことを考えてくれるヴァージン アトランティック航空が
今度はロンドンから愛を叫べるキャンペーンをやっている。
名づけて「ロンドンから愛 30 sec. LOVE」だそうだ。
ロンドンから愛のメッセージを送りたい人を2名募集して
「告白のチャンスとロンドン往復航空券をプレゼントする」という。
ロンドンで愛を叫ぶところは30秒のTVCMとしてオンエア。
それは相手にサプライズとして伝わる、はず。 観てたらね。
Bigben
あとで「こっそり一人だけでロンドン行ってたの?」と責められたり
おみやげを忘れたりすると大変なことになりそうだが
30秒ぶんの愛ある人にはタダでロンドンに行くチャンスといえる。

ちなみに僕はダメだね。愛がたりない?(苦笑)
いや、これってfacebookを使ったキャンペーンだから。
あんまりSNS系には興味がないんだ。

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2011/08/04

隣のクルマが小さく見えます

最近は車を買っていないので知らないけど
かつて自動車メーカーはモデルチェンジするたびに
少しずつ車体サイズを大きくしていた。
「新型は広くなりましたよ」というのを売りにしたかったのだろうが
馬鹿な話である。大きいのが偉いと思っていたのだろう。
だが大きくした結果、自宅の車庫に入らなくなることだってある。
せっかく気に入っていたモデルも、大きくなった後継車ではなく
ひとつ小さなモデルを買わねばならず、むしろ狭くなることも。
飛行機でも、同じようなことを考えるメーカーがあるんだろうか。
Naha
<琉球エアコミューターのDHC8-100。那覇空港にて>
Yoron_1
<与論空港>
Ishigaki_1
<石垣空港>
Amami_1
<奄美空港>
Kumejima_1
<久米島空港>
Kitadaito_1
<北大東空港>
Minamidaito_1
<南大東空港>
Miyako_1
<宮古空港>
Yonaguni_1
<与那国空港>
Tarama_1
<多良間空港>

あちこちで見るRACの主力機だが、実際には4機しかない。
潮風に負けずによく働いているが、いずれ老朽化が問題になる。
後継機としてはやや胴体を伸ばした300型が1機導入されたが、
そこでメーカーのボンバルディアはいずれも生産中止にした。
残るDHC8シリーズは倍の大きさを持つ、
しかもいちばん評判のよくないQ400だけしかない。
まさか「大きいの、いいですよ」って、そういうことじゃあるまいが。

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2011/08/03

香椎線の行き先は

Destination
福岡、香椎線の列車の行先表示。窓をひとつ、流用している。
窓の内側から紙でも張るのかと思ったが、
走っている列車を見ても張っていないようだった。
帰って調べたら窓の内側にLED表示盤をつけているという。
・・・反射のせいか、それも見えなかったぜ。
もともと見えにくいと不評なんで、こんなペイントを施したようだが。

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2011/08/02

久しぶりの香港啓徳空港(跡)

Ex_kaitak
3ヶ月ほど前の様子ですけど、ちょうど雲の合間に見えた。
飛んでいるのは現空港(CLK)の出発機。

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2011/08/01

南極観測ではたらいた犬の像

Taro_jiro_002
<東京タワーの根元にあるカラフト犬の銅像>
タロとジロで有名な第1次南極越冬隊に同行した犬たちだ。
悪天候にはばまれて南極に残されてしまった悲劇の主人公たち。
どうして東京タワーの根元にこんな像を作ったのかと思うけど
タロとジロの生存が発見されたのは東京タワーが完成した頃。
当時の旬の話題ふたつが組み合わされたってところか。
Taro_jiro_001
<タロとジロだけならば名古屋港の「ふじ」のそばにもいる>
タロとジロの時代の南極観測船は「宗谷」だったけど
それでも東京タワーよりはしっくりくるかな。

南極探検の犬といえば思い出すのはアムンゼンとスコット。
南極点一番乗りを競ったこの両者の大きな違いのひとつは
アムンゼンは犬ぞりを、スコットは雪上車と馬ぞりを使ったこと。
雪上車はサッサと壊れて使いモノにならず、馬も早々にダウン。
スコット隊は人間がソリをひくような状況になり全滅した。
だけど犬ぞりなら、犬はそのまま人間と犬の食料にも使える。
小学生の頃に読んだ伝記のそんな記述はショックだったが
当時の探検にはそういう厳しさが要求されたのだろう。
動物愛護団体は馬と共に死んだスコットが好きなんだろうな(笑)。
あるいは「馬を虐待した」とかでやっぱり非難するのかな。

現在では南極への動物の持込みは厳しく制限されている。
犬ぞりも馬ぞりも使うことはできない。

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