で、787のランディングギアは?
4本以上のタイヤをつけた旅客機のランディングギアは
降ろしたときに、たいてい斜めに傾いている。
<747はウイングギアが頭上がり、ボディギアはほぼ水平>
感覚的には、頭上がりの方が自然な感じがする。
モトクロスのバイクだって、後輪から着地するでしょ。
747のウイングギアはちょっと極端すぎるかなと思うけど、
フレアーをかけたときにボディギアと同時に接地するようにした
・・・という配慮だったりして。
<777はおだやかな頭上がり>
-300ERはセミレバー式のせいもあるけど他のモデルも同様。
<A330も同じように頭あがり>
ところが、このベースになったA300はちょっと違うのだ。
<ほぼ水平。改良型の-600Rも似たようなものだ>
やはりA330はA300の胴体を引き延ばしただけじゃないんだね。
<MD-11のウイングギアも、ほぼ水平>
こちちはベースになったDC-10も同じだった。
<A380は、ウイングギアもボディギアも全部ほぼ水平>
わずかに頭下がりだが、離陸時にはほぼ同時に地面を離れる。
<明らかに頭下がりの珍しい例は767>
これをソフトな着陸がむずかしい理由にあげる人もいる。
感覚的にも「つまさき」から着陸するのは「ちょっとなあ」と思うし。
<だけど胴体径がちがうくらいの姉妹機757は頭あげだった>
ソフトランディング、簡単になったのか?(笑)
<頭上げと頭下げでバランスをとった?A340-600>
異様なまでの胴体長といい、バラバラなランディングギアといい、
ちょっと崩れかかったところが魅力の美人、というタイプだと思う。
で、787については、自分の目で確かめてくださいね。
<いよいよ初来日、近し>
| 固定リンク
« 感動は人それぞれ | トップページ | 観光市場 »