ついに、宇宙へ
夢に向かって一生懸命に努力している人に、
「それって、どういう意味があるの? 価値あることなの?」なんて、
野暮で失礼なことはあまり聞きたくない。
が、ときには聞かなければならないと思うこともある。
たとえば宇宙飛行士。
子供時代にアポロの月面着陸に胸踊らせて育った世代として、
また大学では航空と共に宇宙についても真剣に学んだ者として
宇宙開発には無関心ではいられない。
だからこそ有人宇宙開発の現状には疑問や不満もある。
ぶしつけなことを聞くかもしれませんけどよろしいですかという僕に、
真剣に、誠実に答えてくれたのが古川聡宇宙飛行士だった。
忙しいスケジュールの合間に応じてくれた単独インタビュー。
宇宙開発のあり方については完全に納得できたわけではないが
個人的にはすっかり古川さんの人間性に感服してしまった。
これからの宇宙でのご活躍と、無事なご帰還をお祈りしたい。
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