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2011/06/30

感動は人それぞれ

Art
オペラのほかには、美術館でのピアノコンサートも聞いた。
ピアノならば小僧の発表会でも聞いたことがある(笑)。
が・・・・・、前衛だった。これはよくわからない(涙)。
でも感動って理屈じゃないから、何か感じるかもしれない。
そう思ってだいぶ我慢してから「やっぱ駄目だ」と席をたった。
そして出口に向かうところで、ちょうど演奏が終わった。
フランス人はおべっかでほめたりはしないだろう。
どうなるかと一瞬、息をとめて見ていたら場内は大喝采になった。
まあ、世の中いろいろな人がいるから面白いんだよね。
いささか疲れた気分で外に出ると、またIカメラマンに出くわした。
サッサと見切って近所の店でビールを飲んでいたそうだ(笑)。

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2011/06/29

そろそろ使えない写真

航空会社が旅客機を引退させたり、塗装を新しくしたりすると、
ストックの古い写真はだいたい使い物にならなくなる。
主たる被写体だけでなく、背景に写っている飛行機も含めて。
Vna330_003_1
やれやれ、フォトショップでウイングレットを消したくなる(笑)。

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2011/06/28

電話をかけた理由は忘れた

社会人になって独り暮らしをはじめたばかりの頃、
久しぶりに友だちに電話をしたら「今度はどうしたの」ときかれた。
え、なにがどうしたかって?
「落ち込んでるときしか電話かけてこないからね」
そうだったかな。自分でも意識していなかったので、びっくり。
そりゃあ、いつもお騒がせいたしました。
それからは、できるだけ電話をかけないことにした。
いま思えば、落ち込んだときに電話をかけてくるというのも
かわいげがあって楽しみにされていたかもなと思うけど(笑)。
若いときって、いろいろあるからね。
Zurich
で、そのときの僕はどうして落ち込んでいたんだろう。

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2011/06/27

胴体に翼をつけると飛行機になる

Boeing_field_001
<ちょっとわかりにくいけど、貨物列車で運ばれる737の胴体>
シアトルのボーイングフィールドの横には線路が敷かれていて、
はるかカンザス州のウイチタ工場で作られた737の胴体が、
ここを通って最終組立工場のあるレントンに運ばれていく。
ちなみにレントン工場にも飛行場はあるのだが、あまり広くない。
だから完成した機体はまずボーイングフィールドまで飛んで、
ここで試験飛行とか塗装とかの仕上げを行うことが多い。
Boeing_field_002
<まだ塗装前の状態で、とりあえず飛んできたところ>
思わず「おっ、翼をつけてもらったのか。よかったな~」とか、
声をかけてみたくなる。

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2011/06/26

鼻のアブラがついた紙幣

我が家には使えなくなった外国の金がたくさんある。
「どうせまたすぐに来るだろう」とか思って両替しないでおいたら
実はさっぱり行く機会がなくなってしまったり。
特にひどいのはヨーロッパのユーロを導入した国々。
昔のフランとかマルクとか、どうしてくれようかと思う(涙)。
またロシアのように紙幣を新しくしてしまった国とかも少なくない。
Iraq_dinar
<フセイン時代のイラク・ディナール。もちろんもう使えない>
あとは使えるはずなのに使えないほど汚れた紙幣というのもあって、
これは買い物のお釣りとかで受け取ってしまい、
だけどそのあと使おうと思ったらどこの店でも断られたりする(怒)。
いろいろな店で何度でもトライしてみるのだけど、なかなか。
ただ先日の香港では、帰国時の両替所では受け取ってくれた。
すごく、うれしかったな。せいせいした、というか。

ちなみに僕は帰国時ではなく訪問国を出国するときに両替する。
あいかわらず成田は書類を書かないとならないから面倒だし、
レートが悪い印象があるし、前は両替できない通貨も多かった。
・・・最近は知らないけど。
また帰国時には円ではなく米ドルに両替してもらう。
どの国でも外国通貨はたいてい紙幣にしか両替してくれない。
つまり日本円の場合は最低紙幣が千円で、
それ未満の残り金は両替されずに戻されてしまう。
だけど米ドルならば最低紙幣の1ドルまでは両替してくれるから
無駄が少ないのである。
ドルならば、アメリカ以外でもけっこう使える国が多いし。
G_washington
<中央部分が変色してしまっているアメリカの1ドル紙幣>
これは1977年の最初の渡米時にカメラに入れていたお金。
昔のカメラにはフィルム箱をちぎって入れるフォルダがあった。
いまどんなフィルムを入れているかを忘れないためだが、
僕は冗談で1ドル札を小さく折って入れていた。
で、何年かして出したらこんな風になっていたわけだ。
変色しているのは、鼻の脂のせいだと思う(笑)。

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2011/06/25

スマートプローブ

Adsp_001
<たいていの飛行機についている「アレ」が見られないE170>
高度や対気速度を測るために不可欠なスタティックポートがない。
いや、ないわけじゃなくて全圧をとるプローブにまとめられている。
Adsp_002
<一部画像を加工。下に小さな穴が開いているのがわかる>
これをピトー管と呼んでいいのかどうかは知らない。
マニュアルにはADSP(エア・データ・スマート・プローブ)とある。
これひとつで速度や高度だけでなくAOA(迎え角)までわかる。
素人目にはかなり便利そうなんだけど、普及するのかな。

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2011/06/24

いろいろ飛び出すおそれあり

Ushi
国土交通省が定める「動物が飛び出すおそれあり」の警戒標識は
黄色い地に黒く鹿の姿をシルエットで描いたのだ。
都心ではせいぜい犬とか猫くらいしか飛び出してこないけど
(ああ、そういえば蛇をひいてしまったことがあったっけ・・・涙)
地方を走っていると本当にいろいろな動物が飛び出してくる。
ちなみに鹿は北海道で野生のに横切られたことがある。
逃げ込んだ方向を見たら、けっこうな群れがいてさらに驚いた。
それから「あの道路標識もダテではなかったか」としみじみ思った。
Witche_3
<危険、低空飛行の魔女に注意>
アメリカあたりでは、これもダテではないのかね。

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2011/06/23

冬至

なんですよ、南半球では。
Twilight11
飛行機は国境だけでなく季節も飛び越える不思議な乗り物だ。

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2011/06/22

昔の人だって馬鹿じゃない

Heelstone
<ストーンヘンジのヒールストーン>
夏至の日、ストーンヘンジの中心部から見て
ちょうどこの石の方向から太陽が昇る、そうだ。
Stonehenge3
そんな風に特別な日の太陽の位置を計算して作られた
古代の遺跡というのは世界中にある。
それで妙に感心しすぎてしまう人もいるし、
オカルトやらスピリチュアルに走ってしまう人もいる。
だけど昔の人は時刻を知るにしても季節を読むにしても
太陽の位置への依存度が今よりはるかに高かったのだから、
遺跡の配置を夏至の太陽に関連づけるくらいのことは
ごく普通にできたと考える方が自然ではないのかと僕は思う。
Sundial
<日時計の起源はたぶんストーンヘンジよりも古いし>

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2011/06/21

復興前から値上げじゃん

たぶん1989年か1994年の大地震のあとだと思う。
カリフォルニア州の間接税がずいぶん高くなって驚いた。
レシートに地震のための特別税とか書かれていた。
どうやら復興費用を捻出するためだったらしい。
税金が高いといっても、どうせこちらは一時滞在者。
復興のためとあれば仕方ないよね、と思った。
だから今回の東日本大地震でも、
同じように消費税が上がるのも覚悟していたつもりだが・・・
Dc3lax
6月は住民税の支払いと国民健康保険の金額決定の月でもある。
フリーランスは毎年収入が安定しないから
こういう支払いも毎年金額が適当に上下するのには慣れっこだ。
が、今年は目を疑った。そんなに儲けてねえだろ、ワタクシ。
計算方法が変わったとかもいうけど、よくわからん。
いずれにせによ「仕方ないよね」とか、言う気がうせた。

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2011/06/20

エールオリアンのエビ

エールフランスのロゴのひとつでもある海馬(ヒッポカンポス)は
ギリシア神話に登場する半馬半魚の怪物である。
海神ポセイドンの乗る戦車をひいているという。
同社の前身のひとつであるAIR-ORIENTから引き継がれた。
Hippocampus
格調も高いしカッコいいロゴだと思うが、
スタッフの間では親しみをこめて「エビ」とか呼ばれている。

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2011/06/19

節電無用

Indoor_gondola
<運河や建物も嘘くさいが、実は空も嘘モノ>
砂漠の産油国の屋内ショッピングセンター。
ビルというよりは街にまるごと屋根をかけたような感じだ。
したがって空も天井に描かれたもの。
まあ石油も金もたっぷりあるんだし、外はクソ暑い。
こういうのもありかもしれないなとは思ったけど・・・
Indoor_skating
<同じショッピングセンターにはアイススケートリンクも>
もし人々を驚かせようとこんなものを作ったのなら、くだらないな。

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2011/06/18

ボーイング・エバレット工場1988

昔、スキャンしてあったまま放っておいた写真。
いまよりずいぶん工場が小さいとは思っていたが
フライトラインに並ぶのはJALCARGOの747-200Fと
ピードモントの767。あらためて時代を感じた。
チャーターしたセスナから撮影。
Everett1988
※画像をクリックすると拡大表示します。

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2011/06/17

カルメン

Carmen_020_1
パリで野外オペラ「カルメン」を観たことがある。
いろいろな分野のカメラマンやライター連中とぞろぞろと。
僕は専門外だが、もちろんお仕事の一環である。
途中、寒さで目を覚ますと(笑)、右隣のIカメラマンが消えていた。
「寒くて我慢できなくなったんだよ」と、あとで言い訳していたが
どうりで風通しがよくなってますます寒くなったわけだ。
左側に座っていた編集者のFさんは、終始楽しそうだった。
少なくとも僕が起きている間はずっと楽しそうだった。
そして、すべて終わってから「うん、なかなかよかった」と言った。
同じカルメンでも、いろいろと観てきたからそう断言できるのだろう。
あいにく僕には、さっぱりわからなかった。
せめてストーリーを知っていれば少しはわかったかもしれないが
カルメンで知っているのはその名前だけだとそのとき気づいた。
世の中には知っているつもりで知らないことがけっこうあるのだ。
「で、どういうストーリーなんですか」
観る前に聞けばいいのに、帰りのバスの中でFさんに聞いた。
「カルメンて囚人が、護送の兵士をたぶらかして逃げるのよ。
たぶらかされた兵士は婚約者も捨てて人生踏み外すんだけど、
カルメンは別の闘牛士に心がわりして、怒った兵士に殺される」
げー、ろくでもない話じゃないか。それがどうしてこんなに有名で、
オペラにまでなって、それを面白いという人がいるのか。
その後、いろいろ調べてカルメンはすごい美人らしいとわかった。
だったら、どんな破天荒な展開もありうると思った(笑)。
Carmen_019_1
<これでは美人かどうかわからんからなあ>

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2011/06/16

続・767と777のレドーム

767と777のレドームは同じサイズだから互換性がある。
だけど機種ごとに色の塗り分け位置は微妙に異なるから
そのままではストライプに段ができたりする。
たとえばUA(旧塗装)の777に767のレドームをつけた場合、
レドームのところだけストライプの位置が少し低くなっていた。
ところが、これも航空会社によっては違うようなのだ。
777radome_002
<767のレドームをつけたAAの777>
UAとは逆にレドームのところだけストライプの位置が少し高い。
・・・けっこう驚いた。

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2011/06/15

シドニー往復格安30万円

1977年にはじめて羽田空港からアメリカに旅立ったとき、
「一生のうちにもう一度くらい海外に出られるのだろうか」と思った。
最初の渡米のために、僕は工事現場で半年アルバイトをした。
もちろん、その間の生活費は親がかりだった。
だけど社会人になったらそういうわけにはいかないだろう。
そもそも食っていく自信もなかったのだから海外どころではない。
その当時の格安航空券の代理店からの年賀状がでてきた。
1978年の年賀状だから、33年と半年前のものだ。
まだエイチアイエスも設立される以前で、こういう会社は
たいてい雑居ビルの小さな一室とかで細々と営業していた。
大手の代理店から航空券を買うよりもはるかに安かったものの、
それでもこの金額なのだから、やはり海外は遠かったのだ。
Air_fee
ちなみに4年後に大学を卒業するとき、
大卒サラリーマンの初任給は平均12万8千円といわれていた。
まだ大学生が卒業旅行なんか行くような時代じゃなかったが
卒業の翌年に僕は二回目、三回目、四回目の海外渡航をした。
さらに翌年は五回目、六回目、七回目、八回目と。
そのころが、ちょうど時代の大きな変わり目だったように思える。

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2011/06/14

F-100スーパーセイバーのエアブレーキ

F100airbrake
機体下面後方から見た米空軍F-100戦闘機のエアブレーキ。
どうしてこんなカタチをしているのだろう。
まず考えたのはセンターパイロンの搭載物にぶつけないため。
でもF-100がセンターパイロンをつけているのなんか見たことない。
じゃあ空力的な理由だろうかとか考えながら調べていたら、
あったんですワ、センターパイロンにモノを吊ってる写真が。
ただ1枚だけで、しかもくわしい解説がなかったから
「やっぱ、搭載物に干渉しないようにするためだったのか」とは、
素直に納得できていないのだけど。

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2011/06/13

東京スカイツリーの拝観料

La_tour_eiffel
エッフェル塔や東京タワーの入場料は、だいたい1500円前後。
発表された東京スカイツリーの入場料は3000円だ。
高さからすると妥当かもしれないが、たぶん僕は登らないだろう。
もちろん高いから、という理由もあるけど、それだけじゃない。
東京タワーの入場料だって、景色のしょぼさを考えるとかなり高い。
でも、東京タワーの入場料って、景色の対価じゃないんだよね。
たとえるならば京都あたりお寺の拝観料に近いかもしれない。
それに対して新興宗教の大寺院がどんなに立派であったとしても、
拝観料を払ってまで見てみたいとは思わない。
あんまりうまい比喩じゃないけど、そんな気分。

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2011/06/12

8年モノ

A380nrt_002
<去年の今日、ルフトハンザのA380が成田に就航した>
机の引き出しを整理していたら、ルフトハンザのグミを発見。
そういや機内でもらったなあと思い出した。
もらいものはだいたい読者プレゼントとして供出してしまうのだが
食べ物は別。だから僕の手元に残ったのだろう。
だけど1年モノにしては、妙に時代がかっている。
Lh_gumi
新しいビジネスクラスシートの形をしたグミだ。
賞味期限は2005年4月。
その頃を調べたら、2004年1月にルフトハンザに乗っていた。
ざっと8年ものだね。
グミとは思えないほど固くなっているけど、食えそうではある。
せっかくだから、もうちょっと寝かしてみるかな。

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2011/06/11

やっぱりスチュワーデスだった

ANA訓練センターのトイレの案内表示、
男性用はパイロットの制服をデザインしたものだった。
このたび、めでたくも女性用トイレのサインも撮影成功。
変質者に間違えられないようスタッフの人についてもらって。
※もちろんトイレの中までは入っていないです。
Ladies
<おお、やっぱりCAの制服だった~(笑)>
ただし、現在のANAの制服とは少しデザインが違う。
帽子を、しかもちょいと斜めにかぶっているのがポイント。
調べたら訓練センターが竣工したのは1979年10月のこと。
その年の1月から導入された制服が、まさにぴったりだった。
Ca_uniforms
<黄色い矢印の制服。747SRに合わせて導入されたもの>
ちなみに、当時はCAじゃなくてスチュワーデスでしたね。

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2011/06/10

急勾配エスカレーター

エスカレーターの最大傾斜角(勾配)というのは
建築基準法によって35度までに制限されているそうだ。
ちなみに、10年くらい前までは30度だったらしい。
だから許可にはならないと承知しているけど(↓)見晴らしよさそう。
「ご自身のリスクでご利用ください」とか書いてさ。
Escalator11
<これは写真を左右から押しつぶしただけですけど>

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2011/06/09

ついに、宇宙へ

夢に向かって一生懸命に努力している人に、
「それって、どういう意味があるの? 価値あることなの?」なんて、
野暮で失礼なことはあまり聞きたくない。
が、ときには聞かなければならないと思うこともある。
たとえば宇宙飛行士。
Eva_suit
子供時代にアポロの月面着陸に胸踊らせて育った世代として、
また大学では航空と共に宇宙についても真剣に学んだ者として
宇宙開発には無関心ではいられない。
だからこそ有人宇宙開発の現状には疑問や不満もある。
ぶしつけなことを聞くかもしれませんけどよろしいですかという僕に、
真剣に、誠実に答えてくれたのが古川聡宇宙飛行士だった。
忙しいスケジュールの合間に応じてくれた単独インタビュー。
宇宙開発のあり方については完全に納得できたわけではないが
個人的にはすっかり古川さんの人間性に感服してしまった。
これからの宇宙でのご活躍と、無事なご帰還をお祈りしたい。

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2011/06/08

ポチが呼んでいる

我が家の電話機は、子機に名前をつけられるようになっている。
たくさんある子機を区別するためなんだろうが、
最初に取扱説明書を読んだときにはちょっとびっくりした。
時計塔に名前をつけろと言われたときと同じくらい意外だった。
とはいえ初恋の人の名前をつけるわけにはいかないので(笑)、
ポチとかタマとかいう月並みな名前をつけた。
Pochi
待機状態では液晶に名前が表示される。

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2011/06/07

フィルムスキャナー復活

新しいPCのOSはWindows7の64bit版である。
クソのVistaの導入は見送っていたので、XPからの移行となる。
WIN7にしても登場からだいぶたっているので
多くのソフトが対応版になっているものの、なっていないのもある。
たとえばEOS20Dのオマケだったフォトショップ・エレメント2.0は
さすがにもう新しくするかと、フォトショップCS5を買った。
「カメラマンなのに今までなしですませてきたのか」と言われれば
「ふん」と答えるしかない。なしでも平気だったんだよ。
本当に深刻なのは生産中止になっている機器用のドライバー。
待っていてもメーカーがWIN7用に改良してくれる可能性は低い。
たとえば、僕の頼りにしているミノルタのフィルムスキャナーとか。
※機種はDimage Scan Elite 5400です。
ところが世の中には頭がよくて親切な人というのがいるもので、
これがWIN7の64bit版で動くような方法を公開してくれている。
※ライブドアブログ「フィルムもデジタルも楽しもう!」より。
僕には少しややこしい手順もあったのだが、なんとかできた。
そしてスキャナーは、見事に新PCに対応できるようになった。
Ci707hnd
<とりあえずテストでスキャンしてみた中華航空の707>
開発/提供者のnaruto_jpさんに心から感謝するととともに
同様の悩みを抱えているみなさんの参考になればと。

あとは富士通に「Japanist」の64bit対応版を早く出してほしい。
おねげーしますよ、まったく。

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2011/06/06

風の目

受け売りの知識だけど、「window(窓)」という言葉の語源は、
「wind(風)」と「eye(目)」を合わせたものなんだそうです。
Bristol35_010_1
なるほど~と素直に感心できるほどすっきりはしないけど、
なんとなく詩的ではある。

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2011/06/05

液晶モニターの色、どうしてる?

Jal767itm
半月ほどの苦戦のすえ新PCに完全交代したけど、
今回はあれこれ悩むことの多い移行作業だった。
まずはモニターの色調がガラリと変わってしまった。
LCD(液晶ディスプレイ)なんだから当然と言われそうだが
前のPCのLCDは最初からとってもきれいに見えた。
「そりゃあ液晶TVだって最初からきれいに見えるんだから、
やっとPCも家電なみになったのか」くらいに理解していた。
が、違ったらしい。
「TV用の色設定とPCモニターとしての色設定は違うのですよ」
物知り顔の編集者がいまさらそんなことを言う。
僕の旧PCはTVがきれいに見えるように設定されていたのか?
でも、それで入稿した写真の色がひどかったとは聞いていない。
ならば、そんなに神経質になることはなかろうとも思える。
だが、新モニターはズサンな僕でも頭をかかえるほど違っていた。
「そのうちに慣れるよ」と僕よりズサンな知人は言ったけど、
「慣れ」と「適正露出」、そして「適正な色調」は違うだろう。
仕方なくモニター用のキャリブレーションツールを購入した。
これまで較正なしでやってこれたのが不思議だと言われそうだが。
Ana777nrt
かくして色調はなんとかしても、明るさまではよくわからん。
ヒストグラムで白トビ黒トビはわかっても適正露出は別の話。
試しにプリントアウトしてみれば傾向がわかるかと思ったが、
プリンターも新調して発色が変わっているからアテにならない。
いったい、何を基準に考えればいいのやら。
一人で悩んでも仕方ないのでサンプル画像を出版社に持参。
「これ、変じゃない?」と見てもらったりした。
それでようやく、「なんとかなりそうだな」と。やれやれ。
Jal777hnd
うまい具合に、出版社にはFカメラマンも来ていた。
「ねえねえ、モニターの色とか現像とかどうしている?」
まったくド素人のような質問に親切に答えてくれた。
さすが写真講座をやっているだけあって、僕よりちゃんとしている。
が、けっこう適当にしている部分もあることがわかった(笑)。
まあ、それしかやりようがないよねとも思うのだけど。

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2011/06/04

大人になってわかったこと

Hongkong_toilet
大人になればわかるようになる・・・と思っていたけど、
とうに50歳をすぎた今でもよくわからないことは多い。
たとえば政治家。
馬鹿に見えるのは僕がまだ青二才だからだろうと思っていたが、
本当に馬鹿なんだろうと考えた方がいろいろ筋が通る。
・・・・やっぱり馬鹿なんだ・・・・
大人になればわかるって、要するにそういうことだったのかな。
Paris_toilet
僕は選挙には欠かさずに行くようにしているけど、
支持する政党があったり、頼りにする政治家がいるわけではない。
個人的にはよさそうな人で、選挙では立派なことを言う人でも、
当選したあとはただの多数決のコマになってしまったりするし。
ならば最初から偉そうに語ったりせずに所属党名だけ言えばいい。

それでも僕が選挙に行くのは、同じような馬鹿ばかりでも
特定の馬鹿を長く放っておくとロクなことがないと思うからだ。

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2011/06/03

いちばん好きな飛行機

Il96svo
プロのパイロットに「好きな飛行機は?」と聞くと、
そのときに乗務している機種を挙げる人が多い。
質問に対する答として最も無難ということもあるが
確かにそうなんだろうなとも思う。
なぜならば、その飛行機がよかろうが悪かろうが
彼らはそれを乗りこなして、安全に目的地まで飛んだり、
空中戦で敵をやっつけなければならないからだ。
ならば、あれこれ気に食わない点を数えるのではなく、
いかに最高のパフォーマンスを発揮させるかだけを考えるだろう。
どれが一番とかじゃなくて、その飛行機が唯一無二なのだ。
A330nrt
ただし「乗ってみたい飛行機は?」と聞くと、
そのときに乗務していない機種を挙げる人が多い。
現在の乗務機種を除外するような質問のせいもあるだろうが、
「いま乗っているのが一番好きだから、
定年までこれに乗り続けたい」という答はあまり聞かない。
真剣に愛しているわりには、浮気性なのかもしれない(笑)。

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2011/06/02

もっと本を読まなければ

学生時代は通学の電車だけで週3冊は本を読めたが
フリーランスには通勤がないのでなかなか読書が進まない。
おかげで読んでいない本や雑誌がどんどんたまっていく。
Trolley03
車通勤とかの人って、いつ本を読んでいるんだろう。

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2011/06/01

続・甲標的

Kohyoteki2
魚雷というのは水よりも重く調整されていて
そのままでは沈んでしまう。
だけど前進するときに迎角をとることで揚力を発生し
一定の深度を維持することができるのだという。
重いのならば発射したときに潜水艦のバランスに影響するだろう。
それが前回の甲標的の記事を書いた根拠である。
だけどテグレット技術開発の野手正之さんから
「魚雷も潜水艦も浮力がゼロ前後に調整されているから、
魚雷を発射しても潜水艦のバランスは崩れない」と指摘された。
とはいえ潜水艦のバランスは、艦内をクルーが移動するだけでも
影響を受けるほどデリケートであるとも聞いたことがある。
ならば、やはり魚雷発射の影響は無視できないのではないか。
Kohyoteki3
こういうのは中途半端な知識では墓穴を広げるだけなので
昔、潜水艦に乗っていたという人に聞いてみた。
結果、やはり魚雷発射のバランスへの影響はあまりないらしい。
そりゃあ、でっかい潜水艦ならそうかもしれないけど、
甲標的みたいに小さいのではわずかな変化も無視できないのでは。
そんな風にしつこく食い下がってみたのだけど、
「甲標的は乗ったことないけど、大丈夫じゃないの?」とのことです。

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