ウエストの次は肩幅で制限かな
太りすぎの乗客は旅客機への搭乗を拒否されることがある。
どのくらいが「太りすぎ」なのかは航空会社やクラスによって違う。
エコノミーの場合、たとえばエールフランスはウエスト135cmが、
KLMは「座席の肘掛けの上げ下げが自在にできる」が条件。
ちなみにエコノミークラスシートの座席幅(肘掛けの間)は
機種にもよるけど40~44cmくらいであるという。
ただし、この条件を満たせないからといって即搭乗拒否ではない。
たとえばKLMは予約時に隣接する2席を購入するよう奨めている。
2つめの座席の料金は通常の25%割引となるが、
出発時に同じクラスに空席がある場合には
2つ目の座席の料金の払い戻しを申請することができるという。
追加の座席を購入せず、隣が空席になる座席がなくなった場合に
安全確保を理由に搭乗を断られることがあるということだ。
肥満を差別するのかと怒る人もいるかもしれないが
どこかに線引きをするのはやむをえないと僕は思う。
そして肘掛けの上げ下げというのも、わかりやすい基準だと思う。
かくいう僕も、不安がないわけではない。
ウエストはまだか~なり(強調しておこう)余裕があるのだが、
肩幅は軽く50cmを越えているようだからだ。
※うまく測れないけど、鏡の前でメジャーを伸ばしてみた。
どうりで国内線用の777の普通席は窮屈に感じるはずだ。
もともと横9席が基本の飛行機に、横10席の座席を並べている。
だから僕は両側に乗客がいると、ずっと肩を狭くすぼめたうえで
体を斜めにねじるようにして座っている・・・・・マジだよ。
まあ、搭乗拒否されないだけありがたいというべきなのかな。
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