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2011/05/06

貨物機に追加された非常用設備

飛行機の非常口は内側からだけでなく外側からも開けられる。
外から救助の人が開けられないと困るからだろう。
さらにドアはなくとも機体にマークを入れて、
「ここならヨソより簡単に破れるぞ」と表示している場合もある。
Emer_exit_001
<あまり737では見ないんだが、なぜかチェジュ航空機にはある>
あるいは、これは何か別の意味のマークなのかな。
こっち(↓)ならば、確実。救助のときにはここを切れ、と書いてある。
Cut_here
<アメリカ陸軍のCH-47チヌークの胴体に見られたマーク>
あいにく、空手チョップくらいでは壊れないと思うけど。

非常口といえば、乗客を乗せない貨物機は多くをつぶしている。
Emer_exit_002
<JALカーゴの767F。右側の非常口はつぶしてしまっていた>
パイロットはコクピット横のスライドウインドウを開けて脱出できる。
が・・・、これは内側からだけしか開けられないのではなかったか。
救助の人は開けることができなくて困ってしまうだろう。
そこで右スライドウインドウの外側に窓を開けるハンドルを追加した。
上の写真ではよくわからないかもしれないが・・・。
Emer_exit_003
<ANAカーゴの767BCF。ハンドルを引っぱりだして回す>

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