国内向けの色づかい
<イタリア空軍のF-84Gサンダージェット>
1956年のフィウミチーノ航空ショー用の特別塗装という。
フレッチェ・トリコローリが誕生したのは1961年のことだというから
それ以前はこういう機体が航空ショーの華だったのかもしれない。
ぜんぜんイタリアっぽくない色づかいだけど、
それをいったらブルーインパルスも日の丸以外は全然日本ぽくない。
ナショナルカラーというのは世界に目を向けるようになるまでは
あまり意識しないものなのかもしれない。
ところで、いつも頭を抱えてしまうのが機首部分のような塗り分け。
アメリカ空軍のサンダーバーズもそうだが、プラモデルを作るときに
きれいに、左右対象にきちんと塗れたためしがない。
本物だって、それなりに大変じゃないかと思うんだけど。
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