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2011/02/28

ひまじん

Centrair
<仕事の合間に暇つぶしに困ることがあるのも事実>
友人に「僕のこと、すごいひまじんだと思っているでしょ」と聞いたら
簡単に「うん」と返事をされた。「かぜたん」読むとそう思うらしい。
ま、ムキになって忙しぶるのもみっともないけど、
作りたいプラモデルがどんどんたまってくるくらいは忙しい。
とりあえず3機くらい(うち1機は中途で放置中)、ぜひ。
Lennon
<これは「いまじん」ですねって、ひどいこじつけネタだ>

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2011/02/27

なんか描いてみたい

Saratoga_sp_1_1
<パイパーPA-32RサラトガSP>
かつては「チョロキーシックス」と呼ばれていた機体の発達型だが
スピナーの両側に開口していたエアインテークがふさがれて
下面に大型の楕円形エアインテークが装備されたのが特徴だ。
これでうまく空冷エンジンの冷却ができるのかという疑問と、
左右のエアインテークがなくなったあたりが寂しいような気持ちと。
せっかくだから、なんか描いてほしい。強そうな目玉とか。
Buwhalho2
韓国空軍の復活号。エアインテークはペイント>

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2011/02/26

まず確認

Check_first_002
家にいるときは、僕が小僧の朝食作りを担当している。
自分はあんまり朝食をとる習慣がないけど
育ち盛りの子供はそういうわけにはいかないだろう。
できるだけ栄養バランスに配慮しなければなるまいということで
「肉、野菜、卵、パン、ヨーグルト、フルーツ、ジュース…」と、
作り忘れがないようにブツブツとつぶやきながら準備をしている。
この「呪文」はもう暗記してしまっているから、
一通りテーブルに並べたあとで無意識に指さし確認もしている。
そう、指差し確認。鉄ヲタでなくとも、それが基本なんだね。
Check_first_001
<一方でこういう看板にも実効性があるのかどうかは疑問だ>
ただ部外者向けに「この現場はちゃんとやってるよ」と
アピールするのが目的なんじゃないかと怪しんでいるんだけど。

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2011/02/25

不時着水にご用心

Ditching_001
不時着水時には、低翼機ならば主翼も多少は浮力に貢献する。
非常口はだいたい主翼よりも高い位置にあるから
開けてもあまり浸水の心配はないように思える。
いちおう開ける前に窓の外を見て確認する必要はあるけど。
Atr72_1
<それに対して高翼機は非常口が水面にかかる可能性が高い>
ヘタに非常口を開けると浸水して沈んでしまいそうな不安がある。
もちろん、そのくらいのことはメーカーだって考えて対策している。
Q400door_001
<Q400の右前方非常口。赤矢印部分で上下に分かれている>
陸上ではすべて開放するが、水上では上部のみを開く。
下の部分が浸水防止壁の役割をはたすことになる。
どのくらい威力があるかわからないけど、ないよりずっとマシだ。
Q400door_002
<ただし普段の乗り降りに使う左前方ドアは分かれていない>
ここには別の浸水対策が施されており、
水上での脱出時にはまずドアの上の囲った部分を下まで降ろす。
これが浸水壁になってくれるのである。
万が一のときには、思い出してください。

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2011/02/24

落書き禁止

長く正しい意味を知らずに馴染んでいた言葉というのがある。
たとえば「グラフィティ(Graffiti )」もそのひとつだ。
観てはいないけど「アメリカングラフィティ」は有名な映画だし
昔、所属していた団体の共同写真展もこんな名前だったのに。
No_graffiti
<「落書き」って意味なんだね。半世紀もの間、知らなかった(笑)>
はいはい、そりゃあ高校までの英語の成績はひどいものでしたよ。

しかし、建物にスプレーとかで落書きするヤツ、本当にムカつく。
グラフィティとか、なんとなく「らしい」言葉でくくりたくないな。

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2011/02/23

電動トーイングカー

トーバーレスのトーイング車は珍しくなくなっているが
これはずいぶん小さい。リージョナルジェットのクラスまで対応。
Lektro_ap87
<米レクトロ社のAP86だかAP87だかのシリーズ>
ただ小さいだけでなく、電気で走るEV仕様だ。

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2011/02/22

ガキなみか

とあるテーマパークのアトラクションの入り口にあった看板。
Fun_for_kids
<ガキには楽しいけど、大人にはそれほどでもないよ>

いや、十分に楽しませていただきましたが。

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2011/02/21

軍用輸送機と民間貨物機

C130_001
軍用輸送機というのは、だいたい床が低く作られている。
おかげで貨物の積み下ろしや人員の出入りが簡単になって
車両ならば自走して出入りすることもできる。
Kz747f_01
それに対して民間の貨物機のほとんどは床が高い。
貨物の出し入れには大がかりな地上支援整備が必要だ。
軍用式の方がずっと便利そうだけど、あんまり効率はよくない。
C130_002
床の低い軍用輸送機は離着陸時の引き起しを考えると
メインギアより後方の胴体をあまり伸ばすことができない。
腹をこすってしまう危険があるからだ。
つまり貨物室として使えるのは機体全長のせいぜい半分程度。
Kz747f_002
それに対して民間貨物機は後部胴体にもたっぷりの貨物を積める。
たくさん運んでなんぼの民間航空では、それが経済性に直結する。

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2011/02/20

テキサスゲート

与那国では島のあちこちで馬や牛が放し飼いになっている。
道路も牛糞や馬糞だらけで、スリップしないよう注意が必要だ。
ただしどこでも自由自在に歩き回らせているわけではなく、
入ってはならないところにはゲートが設けられている。
Texas_gate
テキサスゲートというらしい。
歩行者や車両は通れるが、牛や馬の脚では通ることができない。
こういうスマートな方法で空港外周の障壁も作られないもんかな。
あ、ちなみに左側に見える金網が与那国空港のフェンスです。

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2011/02/19

ファイト!

不言実行は尊いかもしれないが、有言実行もすごい。
口に出すことで逃げ道を絶つ。相応の覚悟がなくてはできない。
しかし、もちろん実行できずに終わることだってあるだろう。
そもそも簡単にできることなら宣言するまでもないのだから、
失敗してしまう可能性の方が高いといえるかもしれない。
黙って挑戦してこっそり失敗したのならば何とかごまかせるが
困難な挑戦を公言して力およばず果たせなかった場合には
「ホラふき」「嘘つき」「お粗末」などと嘲笑を浴び、非難もされる。
だから黙っていればよかったのに、という姿勢が尊いとも思えぬが。
Aerocycloid
<VTOLをめざしたエアロサイクロイド(1908年。レプリカ)>
サンフランシスコのJ.C.アービンという教授が作ったらしい。
もちろん飛べなかった。

やっぱりクソミソに言われ、笑われたんだろうか。
自分では戦わないヤツらに。

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2011/02/18

従業員募集、県外!

Okinawa_bus_1
<沖縄で見た「従業員募集」のバス広告>
線路補線、初心者OK、寮アリ、高収入、県外、とある。
強調された「県外」の文字に、いろいろ思いをはせてしまった。

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2011/02/17

世代をつなげる

シアトルでは747-8の旅客型がロールアウトした。
なんの式典もなしにひっそりと完成した747-8Fのときと違って
みんなに祝福されながらの誕生は、やはりいいもんだ。
ボーイングは二度と新型機の完成をおざなりにすべきではない。
そして何となく、JALの747が退役する前でよかったとも思った。
他社ではまだ多くの747が元気に飛んでいるとはいえ
なんとなく「世代がつながったな」という気持ちになれたので。
Jal747s
<いつの間にか、短く見えるようになっているんですけど(笑)>

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2011/02/16

高電圧、危険

High_voltage_1
しっとり錆びているところが、ますます剣呑な感じでこわい。

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2011/02/15

雪かき、あるいは水かき

De_ice_squeegee
<舗装面は溶けてしまったが草地は白い、程度の降雪>
翼に雪が積もったままでは飛行機はうまく飛ぶことができない。
だから熱した不凍液を吹きつけて溶かしたうえで、
さらに翼上面に膜のように不凍液を重ねて着雪を予防することも。
けれども「積もった」というほどの雪でもないときには
スクイージーで簡単に済ませることもあるのかな。
あるいは水分をはらって再凍結による舵の固着とかを防ぐのか。

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2011/02/14

恭賀新年

Moon_year
<な~にいつまでも正月気分でいるんだ、関空は・・・?>
と思ったけど、中国や韓国では旧正月が明けたばっかり。
新年気分のお客さんをお迎えするデコレーションなんだね。
Valentine_day
<だが同じ日の金浦空港は、正月気分というよりこっちでした(笑)>

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2011/02/13

最高のRB-51レッドバロン、完成 !

米フィッシャーモデルの1/32スケールRB-51レッドバロン。
とりあえず買ってしまったものの、レジンキットはお手上げ。
ヘタでも作るかと割り切るには、この機体には思い入れが強すぎる。
そこで初めて、模型作りのプロフェッショナルに製作を依頼した。
北海道を拠点に活躍されている「北風舎(ほくふうしゃ)」さん。
失礼ながら、模型誌などで有名な方ということは後で知ったが、
そうした先入観なしに「お願いしたい」と思えたのはよかった。
いろいろな意味でずいぶん無理を言ってしまったが、
このほど「完成しました」と、まず写真を送っていただいた。
Rb51_red_baron
<泣けるほどにカッチョいい。(写真提供・北風舎)>

これは、家宝だね。

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2011/02/12

コンバーチブルの車が好きだけど

初めて乗ったキャンパストップの車も気に入った。
2cv_053_1_1
コンバーチブルだと、走っている間に立つのこわいでしょ。

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2011/02/11

深い意味もないらしくカッパ

Lambdarocket
<国立科学博物館に展示されているL-4Sロケットとランチャー>
1970年2月11日、これと同型の5号機、つまりL-4S-5が
日本初の人工衛星「おおすみ」の打ち上げに成功している。

ちなみに、この「L」は「エル」ではなく「ラムダ」と読ませる。
小学生だった僕には「ラムダよんエスご」という語感が快く
それだけでもなんとなく憧れたロケットだ。

で、なぜ「L」かというと、その前のロケットが「K」だったから。
こちらも「ケー」ではなく「カッパー」と読む。
さらになぜ「K」なのかというと、JAXAのWEBによれば
「カッパという言葉の歯切れの良さと、語感がユーモラス」
という理由もあるそうだ。

・・・要するに深い意味はないらしい(笑)。糸川先生の遊び心か。

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2011/02/10

寒さに負けないで

Tsulala_001
電車の架線が凍結してダイヤが乱れたという朝、
とある会社の植え込みの植物もひどいことになっていた。
夜の間に雨が降った、ということはなかったから、
近くの水道管が破裂して一晩中水をかぶった、というところかな。
まさか、こんなひどいことをわざとするようなことはあるまい。
Tsulala_002
もうすぐ春。それまで、がんばって生きてほしい。

ちなみにうちのマンションは大規模修繕中なので
ベランダの植物はみんな屋内に避難させている。
夏の酷暑ではかなりダメージを受けてしまった鉢もあるが
冬は例年になくぬくぬくとすごしている。

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2011/02/09

飛行機は軽く作られているけど

F111tire
<航空機らしい繊細さの感じられないF-111のメインタイヤ>
まるで大型トラックのようだが、実際にはそれどころではない。
これで45トンを越えるF-111の最大離陸重量を支えるのだ。
トラックのタイヤひとつあたりの制限荷重は5トンにすぎないから、
それと比べてもごつくなるのも無理はない。

そう考えると、華奢に見えるF-15のタイヤもあなどれない。
30トンを越える最大離陸重量を支えるから、
やはりトラックのタイヤどころではないはずだが。

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2011/02/08

Tレックスを見たかもしれないアンモナイト

僕は宝石とかにはぜんぜん興味はないのだけど、
キラキラ光る石はきれいだと思う。安ければ、買ってしまうことも。
Ammonite
<真珠層のあるアンモナイト化石。約1億年前、白亜紀のもの>
最大長は約10cmもあって重い。
化石の価格相場は知らないけど910円はお買い得だったと思う。
ティラノサウルスとかと、同じ時代に生きていたヤツだ。
海中からじゃ、あんまり陸上の様子は見えなかったかな。
じゃあ、首長竜のエラスモサウルスとかでもいいけど。

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2011/02/07

飛行機の免許を取ったら

こんな風に車にステッカーでも貼ってみたいですか?
Kiss_a_pilot
<パイロットにキスしよう。そして違いを楽しんでね>
違いを楽しむためには、
他にもいろいろ知らなければならないわけですが…。

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2011/02/06

北欧の木製家具

Vantaa5_029_1
ヘルシンキのバンター国際空港ターミナルビルは、
床や天井にふんだんに木が使われて暖かな印象がある。
やっぱ北欧の木製品はいいなあとかしみじみ思うけど、
したり顔で臭いことをいう人たちがほめちぎっているのを見ると
だんだん嫌いになってしまうのがネック(苦笑)。
Finland_atc
<古い管制卓のストリップ(運航票)置き場も木製。素敵だ>

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2011/02/05

横風離陸

Kz747f_001
<離陸する747を正面から狙った…のではない>
滑走路横で待ってたんだけど、横風が強かったので正面カットに。
風上に機首を向けないと、どんどん流されちゃうのだ。
ちなみに、こっちの離陸写真(↓)を撮ったときも強い横風だった。
Ba744_009_1
<右翼のエルロンとスポイラーがしっかりと立ち上がっている>

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2011/02/04

アクセス解析でわかったこと

僕個人はまだスマートフォンに乗り換えるのは尚早と思っている。
そして似たようなオッサンはたくさんいるんじゃないかと思うけど
現行携帯電話もほとんど通話とメールくらいにしか使っていない。
あとは成田の往復でスカイライナーの予約を取ったりするくらい。
メカに弱いというよりは「携帯は高い」という刷り込みがあるので、
通信料とかがかかりそうなサービスはほとんど無視しているし、
タダより高いものはなんとやらで無料というアプリも使ってない。
だから「かぜたん」の画面右下にバーコードがある携帯サイトにも
ずっとアクセスしたことがなかった。
だいたい、これがPC用とは違うサイトだということも知らなかった。
ところがアクセス数にPCサイトと携帯サイトの2通りあるのを発見。
なんだこれ?…といまさらながら、おそるおそる見てみたですよ。
Binocular
<別にどーってことなかったけど(笑)>

ところで僕はブログのアクセス解析というものが
どのように活用できるものなのかがよくわかっていない。
毎日どのくらいのアクセス数があって
どんな検索語でやってきているのかとかいうことはわかるけど
「だから何だっていうのさ」って感じ。
ただし、ときどき「へえ~」と思うことはある。
たとえば最近、増えている検索語が「全国学生保障援助会」。
Howareyou
<おお、今年もくさい商売、はじめたんだなと(笑)>

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2011/02/03

無駄に贅をつくす

Matsumoto_ap_1
<信州まつもと空港ターミナル前の道路>
アスファルト塗装ではなく石畳のようなブロックになっており
車線や横断歩道、案内表示は白いブロックで表現している。
地方空港が無駄に贅を尽くした時代の名残かと思ったけど
「冬に標識がスパイクに削られて見えなくなるのを防いだのかな」
と気づいた。昔は雪国の道路はスパイクタイヤでズタズタだった。
とすると、これは実用性を重視したものなのかもしれない。

で、ちょいと気になって調べてみたのだが、
長野県の管轄道路でスパイクタイヤが禁止されたのは1991年。
松本空港のターミナルが新しくオープンしたのが1994年だった。
もうスパイクタイヤはとっくに禁止になっていたのだ。
ちなみに、バブル崩壊もかなり深刻化している時期でもあった。
やっぱ、無駄に贅を尽くしただけだったんだね(苦笑)。

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2011/02/02

ガラスの中の空

Glass_block
ガラスブロックというのは、フタのない箱のようなガラスを
二つ合わせて加熱溶着して作るのだそうだ。
こいつが冷えたあとは中は0.3気圧くらいになってしまうらしい。
だいたい、高度1万メートルあたりと同じだね。

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2011/02/01

アンチバランスタブかダブルヒンジドラダーか

DC-10のラダーは二段階に折れ曲がるようになっていた。
垂直尾翼を串刺しにした第2エンジンのおかげでラダーが小さい。
それでも大きな効果が得られるようにという配慮である。
ダブル・ヒンジド・ラダーとか呼ばれていたような気がする。
Anti_balance_tab_003
似たようなラダーは727にもついていたけど、
こちらの後縁側可動部はアンチ・バランス・タブと呼ばれている。
狙いとしてはよく似ているのだけど、ちょっと気になる名前の違い。
単にメーカーごとに名前を変えているだけなのかなあ。

そういえば777にもアンチ・バランス・タブがついていた
777は767と比べてエンジン推力が大幅に大きくなったため、
片発停止時のアンバランスが激しい。
それを抑えるためにラダーもより強力にする必要があったのかな。
で、気になるのが747-8のラダーだ。
D_hinged_rudder
もともと747のラダーは上下に分割されていたが、
747-8では下側のラダーだけダブルヒンジ式に変更されている。
これも推力増加に対応した片発停止時への対策だろうと聞いたが
名前までは聞きそびれた。
やっぱボーイングだから、「あっちの名前」だろうね。

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