ステップとしてのスキッド
大型のベル412ヘリコプター。スキッドに横棒が渡してある。
乗り降りするときには、ここに足をかけて階段のように使える。
地上だけでなく上空でドアを開けて空撮するようなときも
こういうステップがあるととても心強い。
ロビンソンR22は途中の横棒なしのスキッド。
小さいせいもあるけど、非力だから余計なもんつけたくないんだね。
空撮のときには、場合によってはやはりこれをステップとして使う。
R22を大型化したR44も似たような感じだけど、
スキッドを支えるストラットにフェアリングがついているのが高級感。
が、これがなかなか厄介モノなのだ。
後部ドアを開けて足を降ろしたいあたりにストラットがある。
ところがフェアリングにはたいした強度が与えられていない。
地上ではともかく、ボーボー風で脳みそもスッ飛んでる上空では…
実は昔、空撮中に曲げちゃったことがある。
その仕事を依頼したクライアントが修理代も出してくれたけど、
S谷さん、あらためてごめんなさい。
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