臨場感
ガラスごしに写真を撮るときには、
できるだけガラス面に垂直にカメラを構えた方がいい。
厚さ1cmのガラスを垂直に通る光は1cmを透過するだけだが
45度の角度をもつと1.4cmのガラスを透過することになる。
それだけガラスの影響を受けて画質が低下してしまうからだ。
<ガラスに色がついていると、その影響の差が顕著にわかる>
とはいえ、いつもそういい条件で撮れるとは限らない。
たとえば旅客機から翼を撮ったりするようなときに、
ちょうど具合のいい席に座れる確率というのはあまり高くない。
<黒い部分は窓枠>
後ろの人、前のオッサンが振り返ってカメラ構えたらイヤだろうね。
それが若い女性の場合、特に誤解されないように撮らないと。
<こちらは前のお客さんの窓を拝借して撮影>
いずれも決して「きれいな写真」ではないけど、それでも撮る。
普通に撮るよりも妙に臨場感がある、と強がってみる。
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