カメラのマニュアルを読みましょう
初めての一眼レフを買ったとき、カメラ屋の親父に
「とにかくマニュアルを何度も読みなさい」とアドバイスされた。
素直な高校生だった僕は、その通りにマニュアルを熟読した。
その後も、マニュアルを読むのは嫌いじゃなかった。
でも最近は読まなくなったなあ、特にカメラとか携帯電話は。
余計な機能がたくさんつきすぎているから、
自分の使う基本機能だけわかればそれでいいやという感じ。
最初のデジタル一眼であるEOS20Dのマニュアルは読んだ。
でも次に使ったEOS50Dのマニュアルはあまり読まなかった。
それでも不自由なしに使えたから、それで十分だったのだ。
が、いつも不満だったのがライブビューのピントが合わないこと。
これはEOS20Dにはなかった機能なのだが、よく調べなかった。
で、同じカメラを持っている編集者と「ぜんぜん合わねえよな」と。
「最初にファインダーをのぞいてピントを合わせておくとマシかな」
とか、そんな程度でたまにごまかしながら使っていた。
その程度の完成度の機能だと思っていたのだ。
ところがある日、別のキヤノンユーザー同士が
「ライブビューって、ピントいいよね」と話しているのを聞いた。
うお?そうなのか?僕はなんか設定を間違えているのか?
さらに2ヶ月もたってから、ようやくマニュアルを確認した。
「おお、ライブビューって、こうやってピント合わせるのか~」と。
このカメラはシャッター半押しでは駄目だったのだ。
で、次のカメラでは、もうマニュアル読まなくても大丈夫だと(爆)。
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