よき友三つあり
一つには物くるゝ友、だそうだ(吉田兼好「徒然草」より)。
大学時代の友人の実家には松茸のとれる山がある。
そこに生える松茸は山の持ち主のものということになるのだろうが
やはりこっそり盗っていく人が後を絶たないそうだ。
そこである日、友人の親父さんはワナを仕掛けたらしい。
松茸の採れるあたりに行くために、どうしても通る険しい道。
そこを登るために手をかけたくなるような木の枝をトリガーに
上から大きな石がゴロゴロと落ちてくるという仕掛けだ。
「で、次の日に見にいったら石が落ちちょった(笑)」
幸い、近くに死体が転がっているということはなかったそうだが。
I村、ありがとー。うまかったぞ。
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