体育会系とヤクザ系
中学時代はヘタクソながらサッカー部に所属していた。
高校でもサッカー部に入ったが、夏休みを待たずに辞めた。
ヘタッピーすぎるからとクビになるようなご立派なクラブではない。
中学より格段に厳しい「先輩・後輩」の人間関係が苦手だった。
学年がひとつ違うだけで待遇や態度がまるで変わる。
それもまたケジメであるという考え方も否定しないが、
ただ下級生であるというだけで理不尽な要求をされたりするのは
(おう1年、タバコ買ってこい…とかね)まっぴらだと思ったし、
自分が上級生になったときのことを想像するのもゾッとした。
社会に出てからも、もちろん礼儀として年長者はたてている。
が、理不尽な要求に応える理由はなにもないのは同じことだ。
実は過去に某写真家団体を辞めたのもそれが原因だった。
もちまわりの面倒な委員を、年長のカメラマンが
「俺は忙しいんだ」とやらずに逃げた。でも、忙しいのはお互いさま。
「じゃあ、始末書でも書いておわびしてください」といったら
「俺に書類を書かせたらいくらだと思っているんだ」だって(苦笑)。
始末書に原稿料を払う馬鹿がどこにいるのやら。
それでアホらしくなって、その団体は抜けた。
ということで、僕はいろいろな意味で「フリーランス」を通している。
でも先日は、フリーなのに親分子分を公称する人がいてびっくり。
そういうのが好きな人には、心地よい関係なのかな。
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